そのツイートとは、
「最近、ワクチン接種者に会うと頭痛、吐き気がしてくる。
接種者が周囲に毒をまき散らしている。」
というもの。
ツイートへの返信には、同意する内容が続く。
「私も同じ。ワクチンを打った人と接触した場所に湿疹ができた。」
「最近、ニキビが増えた。ワクチンを打った人のせい」
「害になるマスクもワクチンもしていないのに、熱が出たり、喉が痛い。
体調を崩しているのは、ワクチン接種者のせい」
「ワクチンを打った人の体臭がきつい。マスクをしないで電車に乗っているから苦しい」
「ワクチン接種した祖母に会った後、子どもが鼻血を出した」
などなど。
「解毒をしている」という人も。解毒って…?
どうやら、ワクチン接種開始後
「接種者の呼気や汗から排出された抗原が他者に感染する」と言う情報が流れている様だ。
ファイザーは否定している。
国も「デマに惑わされないで」と注意喚起した。
この件に関わらず、信じている人には、何を言っても聞き入れられない事だろう。

確かにワクチンの副反応は怖い。
知りあいに、親子で心臓が苦しくなったと言う人もいたし、
我が子も高熱で寝込んだ。
もう打たせたくないし、自分も打ちたくない。
でも、コロナに感染する可能性がここまで迫ってきた今、
感染する方が怖い。
理由があってのワクチン拒否はまだわかるが(上の説は別として)
反マスクは困る。
コロナはただの風邪と信じ、本人は感染しても平気かもしれないが、
誰かにうつす事は考えないのだろうか。
ただの風邪だったとしても、
風邪がこんなに流行っているのだから、マスクはしてほしいと思う。
喉が痛い、熱が出たと言うなら、
コロナに感染しているかもしれないし、
花粉症や、アレルギー症状かもしれないのに
全てをワクチン接種者のせいにする人たち。
”コロナウイルスの存在を信じ、ワクチンを打つ人”を敵視し
”あいつら騙されてる”と馬鹿にする。
オウム真理教の事件で、カルトの恐怖、信じる方向を間違う事の怖さを知った。
陰謀論を信じる人達の心理って不可解。
ネットに流れる情報を鵜呑みにしない様にしたい。
夫も陰謀論を信じているが、他の人達も
夫みたいなタイプの人達なのだろうか。
ワクチンの中に、マイクロチップが入っているとか、
人工削減計画だとか、本気で信じ、SNSでアピールしていた夫。
「自分は世界の裏側の秘密計画を知っている。賢いから騙されない。
世間の人間は愚かだから教えてやらねば」と思っている。
つくづく、別居で良かったと思う事が連続していて
自分は何かに守って貰えているのかなと感謝する。
でも、本当に守られているなら
夫とは結婚していないよな~(笑)