久し振りに、古い知り合い=B氏のSNS投稿が目に入って来た。
正直言って、何もかも順調そうな様子なのが信じられなかった。

B氏は、友人の紹介で、ちょっと会って話しただけの人で、
もう10年以上会っていないし、思い出す事もなかった。
 
当時、B氏と友人が揉めて、相談に乗ったことがあり、
彼の印象はかなり悪く、友人と共に縁を切った関係だ。

当時のB氏の情報は、
〇会社の経営者。
〇病気持ち。
〇人付き合い、遊びが派手。
〇だらしない。
〇親が何もかもお膳立てし、会社も親の会社で、仕事をしないで遊んで暮らす。
〇女性への差別意識がある

悪い事しか思い出せない。良い面も沢山あるのだろうが
もうどうでも良いこと。

最初、本人が自己紹介で、
「苦労して今の地位を築いた、経営者として頑張っている」
と言う話だったので、若いのに凄いな、努力家で、
苦労したのだろうなと、評価し、応援していた。

友人はB氏とは、遠慮のない友人関係だった様だ。

B氏は、毎日寝てるか酒びたりか、遊んでいる生活で
昼に会社から電話が来ても、
「主張中だ」とか「商談中」とメールを返して、
放置し、家でごろごろしていた事を自慢していたという。

仕事はほとんどせず、実質は親が会社を仕切っていた。
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家族経営の小さな会社だが、
付き合いは派手で、パーティなどには、社長オーラを出して積極的に参加していた。

20代前半の頃から、ゴルフ、海外旅行、高級クラブなどに夢中になっていて、
SNSにその様子をよく挙げていた。

会社と言っても、プレハブの事務所1個なのだが、
とてもそうは思わせない羽振りの良さだっだ。

ある意味、それが営業になり、仕事に活かせる部分もあったろうが、
従業員には「勘違い社長」「馬鹿息子」と評判は悪かった。

悪評が耳に入ると、
B氏は「僕は病気なんだ」「仕事のストレスで不眠で、精神科にかかっている」
「このまま、いなくなってしまうかも」と言い出す。

どこまで真実なのかわからないが、
通院していたのは確かで、薬も飲んでいたし、
何だかの精神疾患の診断は受けていたと言う。

だから、病気のせいなんだと、言いたかったのだろうが、
派手な遊びとその病気とのイメージがかけ離れていた。

                           続く