ネットフリックスで、「事故物件 怖い間取り」という映画を観た。
事故物件に住み続ける芸人、松原タニシさんの
恐い体験を書いたベストセラーの映画化。
ホラー映画で、主人公を亀梨和也が演じ、他にも有名な俳優が出演していた。
内容の割に、俳優が贅沢。
「まさかそんな」
「嘘だよねえ」
と思ってしまう内容だったが、
豪華な俳優陣の演技で、B級映画にならずにすんでる感じ。
事故物件は、紹介時には、そうだという事を説明しないといけないらしいが、
1度誰かが住んでしまうと、その後は事故物件である説明は消え、わからなくなるとのこと。
知らなかった。怖いなあ。
エンドロールで、本物の写真が出ていたが、
血痕やら、ロープの様な物やら、事件事故の跡を残したまま
部屋を貸すとは。
冬にぞっとするものを見てしまった。
失敗した。後味悪し。
仕事の為に危険を冒して?事故物件に住み続ける。
その為に悪霊が見えるようになり、つけ回され、
あげくは取りつかれ、周囲の人まで不幸になるという内容。
興味本位で、そう言った事に立ち入ると、
とんでもない事になるという警告でもある。
どこまで真実かわからないし、
映画向けに脚色も多かったと思う。
娯楽としてホラー好きな人には面白いかもしれない。
自分はホラーは好きではないが、
事故物件について関心があったから、我慢して観た。
自分は、相当な数の引っ越しを繰り返しており、
住居探しには、気を付けている。
前に住んでいた人の残像を感じることが多く、
どんな人が住んでいて、何故引越したのか、
聞ける範囲で聞いてから、決めていた。
不動産屋さんの知り合いから、
「誰が入居しても、離婚して出ていく家がある。
家を探す時は、前に住んでいた人が出て行った理由を
聞いた方がいいよ」
と言われた事がある。
他の不動産屋さんからも、似た様な事を言われた。
良い事も、悪い事も、
住居によって連鎖するみたいだよと。

今の土地に来てから、長く移動していないので、
最近は家探しはしていない。
昔の話で、たまたまそうだったのかもしれないし、
そんな事は偶然だよと言われるかもしれない。
でも、自分は、残像を感じることがあったので、
全く無いとは思えない。気にしなければ良い事だけど。
選ぶ時は、色んな条件をクリアしたら、最後は直感で決めるしかない。
住んでみないと分からないことも多い。
家が良くても、周囲に変な人が住んでいたり、
防犯面で良くないとか、
知らない土地での家探しは、賭けだ。
夫みたいな不幸を呼ぶ人間に、家探しを頼むと
とんでもない物件を見つけて来る。
心の邪悪な人間には、悪いものが寄ってくるのか?
本人が自分から寄っていく様にも見える。
今の住居は、自分でしっかり選んだ物件でもあり、
結果的に、これまでで一番長く、落ち着いて暮らせている。
しかも、不幸の種を持つ?夫は、ここにはいない。
今になれば、この家が追い出してくれたのか?とさえ思ってしまう。
古くて壊れそうだけど、この家に守って貰えて感謝する。
悪霊退散してくれる家だと信じて、
幸せと温かさと笑顔の染みついた家にしていきたいと思う。
ホッとする雰囲気、癒されるパワーで満ちた空間にしたい。
ただ自分が感じただけの話だけど、家の「気」は大事。
住む人がその「気」を作るということだろう。