今更どうでもいい話。
以前は余裕がなかったせいか、物事に流され、
後になって、あれはそういうことだったのか、と気が付くことがある。

特に、夫と夫の母の言動。

普段、子どものお年玉もケチり、お金が必要な時期(入学時など)になると
音信不通になり、親としての愛情は皆無で、
異常にお金に執着し、かといってお金を大事にせず、
浪費する夫。

それは、母親の影響だなとわかってきた。
「孫にあうと、お小遣いをやらないといけないから、来ないでほしい。」
「孫の食事の世話をしたくないから、来ないでほしい」
と、私の母にも平気で言う姑だった。

若かった頃、お正月や夏に夫の実家に行こうとすると
居留守を使われたり、玄関先で、追い返された。
自分達は、うちに突然泊まりに来ていたが、
弟嫁と似ていて、自分が人をこき使うのは当然で、人の為に自分が動くのは嫌な人だった。

「だったら、義実家に行かなくていいんだな、ラッキー!」
と思って、堂々と縁を切る形になった。

夫は、母親に恥をかかされ、
最初は「無理につきあわなくていいよ」と
親離れした男の振りをして、カッコつけていたが、
時間が経つと、次第に母親をかばう事に必死になった。

妻子を守らず、母親を守る。
記憶を改竄し、嘘を真実にする。
「妻が僕の実家に行きたがらなくて困っている。僕の親は孫に会いたいのに」
と正反対の事を言い出した。
私だけでなく、義兄嫁は、もっとひどい意地悪をされており、
姑と夫から悪い嘘ばかり言い触らされていた。

関係ない夫が、意地悪な小姑みたいに姑と一緒になって
義兄嫁に意地悪をしていた。
虐められた義兄嫁は何回も実家に帰り、
離婚危機が続いていたが、もう今は落ち着いたと思う。
elly21515C1855_TP_V

夫の行動は、全て母親に気に入られたいが為。

今では、義兄夫婦との関係は悪くなっている。
夫は、そうやって、次々と大事な人を失っていく。
馬鹿だよなとしか言いようが無い。

姑は、夫が自分の言いなりになるので
「嫁も孫も来てくれない。会いたいのに」
と嘘を言って誤魔化した。
「そういうことにしておけ」と圧をかけて
息子は、「そうだよね、悪いのは妻子だということにしようね」となっていく。

夫は「実家に行きたくないんだろうけど、僕がうまく理由作って親に言い訳しといたから」
と、私に言って来た。
そうやって、この親子は事実を捻じ曲げ、人を陥れるんだなと知った。

自分の思いたい様に事実をネジ負けていく異常さに
「この人は変わらない、だめだ」とあきれたのを覚えている。

夫のケチぶりは、姑の行動を思い出すと納得がいく。

例えば、子の入学祝いを貰った時の出来事。

汚れて、破けたくしゃくしゃの茶封筒に(落書きあり)
くしゃくしゃのお札を入れて、普通郵便で送って来た。

一緒に、立派なのし袋が入っていた。
そっちが子どもの入学祝いかと思ったら、
夫への小遣いだった。○○様、と夫の名前があった。

「中を開けずにあの子に渡して!」とメモが入っていた。
そして、私が勝手に使いこまない様に、夫に姑が
電話を入れており、小遣いをちゃんと受けとったかとチェックまでされた。

孫の祝いはボロボロの袋、息子の小遣いは立派な袋に入れて金額も多かった。
要するに嫁や孫を甘やかすと調子に乗る、という事だろうか。
他にも、孫には汚れた古着をやたらと送って来た。
サイズが合わないからと、送らないように断った。

姑は買い物依存症で、浪費家だったが
絶対に孫にお小遣いも出したがらず、新品の物を買わないで、
ボロを送ってきたのは何だったのか。
自分には高給な服やネックレスを買い、孫には古着を。

夫もそのまま同じことをしている。
行動が似すぎていて、ぞっとした。

                     続く