毎朝早すぎる目覚めで、老化したなと思っていたら
久し振りに、今朝は寝坊した。

いつも暗いうちに目が覚めてしまい
二度寝も困るので、暖房をつけお湯を沸かし、
そのまま活動を始めている。
早起きが当たり前になると
朝のゆっくりした時間が楽しくなってくる。

まだ、周りが寝ているであろう暗い時間にゴミ出しをして
コーヒーを飲んで、見たい映画を見たりする。

今朝は焦った。
窓の外は明るくなっており、
車の通る音も聞こえる。

何故、目が覚めなかったのだろう。
疲れていた?何もしていないのに。

まあ、眠れないよりはずっと良いし、
頭もすっきり。若返った気分。

朝のバタバタは、ストレス。

若い時はそのバタバタが好きだった。今はストレス。

カーテンを開け、コーヒーを飲みトーストを食べ、
焦りながら化粧をし、服を着て、
髪は適当に整え、駅まで走り、満員電車に乗ったあの日。
はるか昔。

その後、母になり、眠いのを堪え、早起きし、朝ご飯の準備、
子どもの荷物をつめて保育園に連れて行った後、出勤したあの頃。
いつも疲れていた。疲れ切っていた。

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バタバタが当たり前の日々は終わった。

今まさにその真っただ中におられる方、
大変な時だけど、今しかできない事でもあるし、
後からキラキラした思い出に変わるので
頑張ってねとエールを送りたい。

今はあんな頑張りはもう無理。
体力が持たない。

当時は、あんなに早く楽になりたいと思っていたのに
いざ楽になると、老化がどんどん進む感じ。

別の土地に引越して、狭いアパートで(ただし眺めの良い所)1人暮らしをしたいという
夢は持っている。
内容はささやかでも、夢を持てる間は、大丈夫な気がする。

結婚したての頃は、
「子育てが終わったら、夫婦でよく頑張ったねと労いあい、
眺めの良い部屋を借りて、仲良く二人で老後を送りたい」
と思っていた。
夫が豹変するまでは、
自然にそうなると思い込んでいた。

違和感はあったが、夫の逃亡とあの身勝手さは、予想外だった。
家族への責任から逃避し、孤独死予備軍を選ぶとは。
馬鹿だよなあ。

計画性も無く、自分の思い通りになると自惚れていた夫。
今では、計算が狂ったことをどう自分で誤魔化しているのか。
夫には何も残っていない事、自分から幸せと宝物を捨ててしまった失敗を悔いてほしい。

私は、自分の幸せだけを考えていく。
夫に悪妻と言われようが、どうでもいい。
家族を捨てた夫に何も言う資格は無い。

昨日は熟睡した。
本当に懐かしい眠りだった。
懐かしい眠り、って歌のタイトルみたいだ(笑)


冬になると鬱っぽくなるし、
朝の寝起きが憂鬱になっていた。
何故だろう、何が悲しいのだろうって
朝から嫌だった。

でも、今朝はそれが無かった。
こんな日がもっと続きますように。