デイズニー+配信のドラマ、”LOST”の最終話は、未だに修正されていない。
何故、時間がかかるのだろう。

吹き替えは、もしかして録音できなかったのかもという事を
配慮したとしても、字幕のずれは簡単に修正できるのでは?
いや、それはありえないなあ。
お金を受け取って配信するのだから、
最後まで、きちんと整えてから配信するか、
もしそのまま流すなら、御詫びのコメントでもつけててほしい。

ストーリーも複雑になっていたから忘れそうだし、
面白さの絶頂でラストを見たかったのに、
待っても待っても改善されていないので興ざめした。

仕方が無いので、英語のまま字幕も英語にして見る事にした。

会話なので、英文が短いし、何となくわかる。

観終わったら、最初の期待とはずいぶん違っていた。

(以下ネタバレ)
飛行機が墜落して、島に生き残った乗客らのサバイバル生活。
SFだったり、スリラー、暴力的、コメディな面もあり、
次第に内容が複雑になってくる。

途中から、島の生活と、別の人生のストーリが並行していく。
乗客らは、墜落前の人生では、それぞれに悩みや問題を抱えていたが、
もう一つのストーリーは、皆幸せで、順調な人生を送っている。
島の事は記憶にない。

次第に、それぞれが、幸せな方の人生で、島での生活を思い出し、
乗客同士がこの世界での再会に感動する。島で亡くなった人も生きている。

ラストは、主人公が島で命を落とすシーンと並行して、
幸せな方の世界で、乗客だったメンバーが教会に集合し、
皆で天国へ出発する(と想像される風景で終る)。
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よく意味がわからないラストだと言えそう。

どっちが真実の世界だろうとか、
島の生活は夢だったのかとか、
本当は全員墜落で亡くなったのかとか。

個人の自由な考えで楽しめばいいということかな。

人は亡くなったら、成仏する前に、
あの世でもう一つの自分の理想の人生を体験するのだろうか。
そういう宗教的な教えでもあるのだろうか。

”LOST”のその手法を見て、日本のあるドラマを思い出した。

15年位前に放送された銭ゲバ”だ。
松山ケンイチが主人公を演じた。
昭和の古い漫画を実写化したもので、
DVの父に苦しめられた悲惨な母子生活の末、
本来優しい子だった少年が、お金の為なら何でもする悪党になっていく。

ラストは、自爆するという悲惨な終わり方だった。
最終回では、もし父親がまともな優しい人だったら、
主人公の人生はこうだったことだろう~と、
彼の幸せなもう一つの人生を、並行して流した。

現実の最悪な彼と、本来ならこんな人生だったはずなのにという
二つのストーリーを並行させる手法。

自分があの世に行くと予感した時、
もし、あの時、こうしなかったら、ともう一つの自分の人生を
思い描くことはあるだろう。
後悔しなかったはずの理想の人生を。

母が、もし父と出会ってなければ~
本当なら、こうなるはずだった、
と突然言い出した事を思いだした。

言葉もしっかりしていて、頭はしっかりしている感じはしたが、
あの時は、お迎え現象が始まり、半分あの世と行き来して居る様な状態だったと思う。

私みたいに、後悔する事があったり、
こうなるはずじゃなかったと思っていると
いざ、この世を去る時には、もう一つの人生に思いを馳せることはありそうだ。

あの世にいってから、もう一つの理想の人生を体験して、
それから成仏し、生まれ変わる準備に入るのかな、とか
この"LOST"では、宗教色もでていたかもしれないが
それはそれで、いいなと思う。

母には、また別の幸せな人生をあの世で体験してもらいたい。

そして私も、後悔しないよう、これからの生き方を考え直す時だと感じた。