友人から、ラインがきた。
別の友人に、二人目のお孫さんが生まれたとのこと。
その文の中に
「内孫で長男がやっと産まれたらしいよ」
という言葉があった。
このラインをくれた人は私よりも若いのに、古臭い表現をしていて驚いた。
この時代に、内孫、外孫、長男がやっと生まれたとか、
(すでに上に女の子の孫がいる)
そんな事を気にする人がいるんだと驚いた。
おそらく、当事者もこの人も同じ感覚の持ち主なのだろう。
内孫、外孫という言葉は、
私が最初に出産した時に、両親が何度か口にしていたが、
すぐに言わなくなった。
世間とは真逆の対応をしていたせいかもしれない。
内孫は、跡取りの子、親と同じ名字の子。自分の家の子。
外孫は、娘の子、よその家の子、ということ。
結婚は、男女同等であり、男女、順番関係なく親の相続人である。
はるか昔の法律と今とは違う。
古い考えに執着している人がまだ存在する。
私が見て来た中では、
内孫は自分の家の子だから、遠慮しない。
外孫は、娘の旦那さんに気を使い、丁寧に扱う、みたいな
娘の家族はお客様、みたいな対応の家が多かった。
うちの親は、真逆で
私の事を、口では、嫁に出したからよそ者と言いながら、
使用人の様に遠慮なく扱う。
息子の方は、自分の家の人間と言いながら
お客様扱いしていた。

外孫であるはずの私の子に向かって、
「あんたたちは娘の子だから、軽く扱っていい。息子の子はお客様だ」
と平気で言っていたのだから大きな矛盾があった。
いつしか内孫だの外孫だのと、我が親は、一切言わなくなった。
可愛さはどっちも同じ、関係ない、と言えばいいだけの事。
差別しようとするからそうなる。
母は、亡くなる直前には、そう言った行動は無意味だったと
後悔していた。物事の本質が見えた様だった。
それだけでも、私は救われた。
話を戻し、若いのに友人達が古臭い言葉を使うのは、
そんな男尊女卑的な考えを持っているからなのだろうか。
そういう環境で育ったからかな。
私みたいに、いじけたりせず、幸せで、
素直に受け入れてきた人なのだろう。
かなり前に、孫が生まれる度に「男の子でないと駄目だ」とか、
「また女か」と平気で言うお爺さんが近親者にいた。
腹が立って仕方が無かった。
「こんな大変な時に、無事に産まれてきて本当に良かった!」
それでいいよね。それで充分だと思う。