昨日は疲れたので
朝寝坊するくらい、ぐっすり眠れるかと思ったが
朝早く目が覚めてしまった。

あ~休みの日は、朝寝坊したい。

腰痛も頭痛も疲労感も取れて、目覚めは良かったから
まあいいか。

で、朝の涼しいうちに、外に出した段ボールを整理した。

昔、引っ越しで使った箱なので、箱の側面にマジックで
色々書いてある。
例えば「子ども部屋の押し入れ」
とか、「本」とか、中が分かる様に書いたものだ。

一個ずつ、畳んで重ねていると
(ん?何だこれ?どういう意味?)と思う言葉が。
夫の字で「誤楽」と書いてある。

もしかして「娯楽」の間違い?娯楽用品が入っていたのか。
2か所に「誤楽」と書いてあった。

漢字を間違ったり、忘れる事は誰でもあるし
文字を書く機会も減り、私も漢字は忘れている。

だから、間違えた事はどうでもいい。
(まあそれでも、誤楽は変)

夫が、いつも家族に向かって、何回も上から目線で言っていた内容が浮かび、
イラッとしたのだ。

「僕は、会社の中で、一番漢字を知っていて、歩く漢和辞典と言われているんだ。
皆、馬鹿ばっかでさ、漢字を知らないから、僕がいつも教えてあげるんだよ。」

「英語の教師もレベルが低いよね。発音間違う先生がいる。僕は外国人に話しかけられても平気だよ。
英語話せるから。」←嘘。

こういう自慢話を子どもの前でしていた。

でも、実際は簡単な漢字をよく間違うし、
英語の綴り、発音も間違っているし(子どもが中学の時、間違いを教えていた)
偉そうに言う割に、常識的なレベル以下だった気がする。

間違いを指摘すると「冗談だよ、わざと間違えたんだよ」とか
え?と言ったまま、知らん顔したりと
誤魔化すので、何もかわらない。
へたに間違いを教えると、陰湿な嫌がらせをされそうだったし、
かと言って、黙っていると間違いを子どもに教えてしまう。

こんな事まで神経使わされて、不快な事ばかりだった。

普段、自分で自分の自慢をしたり、人をけなしたりしていなければ
まだいいのだ。
しかも、自慢も嘘だし。

酷い時は、自分を良く見せようと焦って
「僕は、子どもの時、天才的だったから神童と言われていた」
「東大に軽く入れるほどの頭の良さだった」
とまでも言い出した。

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そんな事を言っても、逆効果だと思わないところも愚か。

夫を見ていて、そんな事は誰にも信じられない。

「それが真実なら今頃こんな事していないのでは?」
「頭の良さは仕事に活かしてないね」
「頭が良くても性格が悪ければ意味ないな」
と思われるだけの話だ。

夫の事は、義母から何度も聞いて知っていた。

「(夫)は、お兄ちゃんに比べて、出来が悪かったのよ。
高校も最下位だったし、大学も第一希望には落ちたし、
勉強もしないで、学校でも問題児で、ダメな子だった」と
聞きたくないのに、悪い話ばかり聞かされていた。

義母にとっては、世間体の悪い、手のかかる息子だったのだろう。
でも、地元では一番の進学校に入っていたし、
私は義母の理想が高すぎるのかもと思っていた。
が、そういう母親だから夫がこうなったと感じている。

「神童」とか「東大に入れる」と言われたとか、
自分でそこまで嘘を言う夫が情けないし、何より
人を馬鹿にするのが腹が立つ。

長く不在なのに、何かにつけて夫のこういう面が目に付く。

恥を外で沢山かいているのだろうが
本人は、自覚していないのだろうなあ。

「あいつ、いつも偉そうに自慢ばかりして、人を馬鹿にしているけど
あいつこそ馬鹿だぞ。」
と笑われている事だろう。

夫にすれば、自分の嘘が真実で
自分を評価しない人が、妄想や自分への嫉妬だと思い込んでいる。
そしてそれを口にする。

口にするからトラブルになる。

何故、いつも自分は報われないのだろうと現実から目をそむけて
常に何かのせいにして生きている人なのだ。

段ボールと一緒にこの腹立たしさも捨ててしまおう。