断捨離は続く~
ビデオテープ関係は整理できた。
他にどこかに埋もれていないことを祈る。

記憶にあるテープが見当たらないのは
過去に捨てたのだろうか。
自分がした事なのに、覚えていない。

そして、かび臭いのでなかなか開けない物置の中をざっと見たら
過去に、何度か中の物を全部出して、整理したはずなのに
奥の方の段ボールが何であるかわからない。
そもそも置いた記憶が無い。

で、手前の段ボールを開けてみたら 
古い手紙や手帳が入っていた。

捨てたと思っていたのに、何故ここにある?
自分のした事が益々わからなくなった。

とりあえず、手紙類を取りだし、中身をチェック。
今は亡き祖父、祖母からの手紙、結婚の連絡をくれた友人からの手紙、
そう言う物は捨てられない。

私が生きている間は、大事に保管しておこう。
もしかして、以前もそう思ったからここに置いたのかな?

でも、もう捨てていいだろうと思える物も沢山ある。
学生時代、初社会人になった時、結婚したばかりの頃の手帳が沢山。
日記かわりに、メモがしてある。
見ると、当時の行動が甦ってくる。
ELL89_huruicard20140405_TP_V

以前整理した時は、保管しておこうと思ったのだろうな。
今は、もういらない。
過去の自分と今の自分は違う。

自分がいなくなった後に、子ども達に見られることを意識して
残す物は選ぶ。

作業の続きは、アレルギーを起こしたくないので
晴れた日の涼しい時間にやることにした。

とにかく自分の物は、できるだけ減らしたい。

思い出だけの書類関係は、目を通さないといけないから面倒だ。
なるべく残さない様にしたい。

押し入れは、子ども達の物で溢れて来た。
その中にひょこっと私の物が紛れていたりするので
良く見ないといけない。

良く考えれば、以前は引っ越しが多かったから
その都度、家の中の物を片付けられた訳だ。

今では、夫との別居のおかげで
引っ越しが無くなり、家中の物を動かす事が無かった。

片付けていたとしても、記憶していない自分は間抜けだ。

何度も同じ事を繰り返す事になる。
でも、それが意外と良かった。

過去の自分と今の自分が変わっていることで
過去のこだわりを捨て、更に整理ができる。
心の断捨離。

親との別れを体験して、物への執着が無くなった。

人間、どうせいつかはこの世からいなくなる。
こんな物持っていても、いつかはゴミになるだけ。
「どうせいつかは、」という思いが頭に浮かぶようになった。

歳をとったということだな。
今を楽しむ事だけ考えよう。