断捨離は続く~
ビデオテープ関係は整理できた。
他にどこかに埋もれていないことを祈る。
記憶にあるテープが見当たらないのは
過去に捨てたのだろうか。
自分がした事なのに、覚えていない。
そして、かび臭いのでなかなか開けない物置の中をざっと見たら
過去に、何度か中の物を全部出して、整理したはずなのに
奥の方の段ボールが何であるかわからない。
そもそも置いた記憶が無い。
で、手前の段ボールを開けてみたら
古い手紙や手帳が入っていた。
捨てたと思っていたのに、何故ここにある?
自分のした事が益々わからなくなった。
とりあえず、手紙類を取りだし、中身をチェック。
今は亡き祖父、祖母からの手紙、結婚の連絡をくれた友人からの手紙、
そう言う物は捨てられない。
私が生きている間は、大事に保管しておこう。
もしかして、以前もそう思ったからここに置いたのかな?
でも、もう捨てていいだろうと思える物も沢山ある。
学生時代、初社会人になった時、結婚したばかりの頃の手帳が沢山。
日記かわりに、メモがしてある。
見ると、当時の行動が甦ってくる。
以前整理した時は、保管しておこうと思ったのだろうな。
今は、もういらない。
過去の自分と今の自分は違う。
自分がいなくなった後に、子ども達に見られることを意識して
残す物は選ぶ。
作業の続きは、アレルギーを起こしたくないので
晴れた日の涼しい時間にやることにした。
とにかく自分の物は、できるだけ減らしたい。
思い出だけの書類関係は、目を通さないといけないから面倒だ。
なるべく残さない様にしたい。
押し入れは、子ども達の物で溢れて来た。
その中にひょこっと私の物が紛れていたりするので
良く見ないといけない。
良く考えれば、以前は引っ越しが多かったから
その都度、家の中の物を片付けられた訳だ。
今では、夫との別居のおかげで
引っ越しが無くなり、家中の物を動かす事が無かった。
片付けていたとしても、記憶していない自分は間抜けだ。
何度も同じ事を繰り返す事になる。
でも、それが意外と良かった。
過去の自分と今の自分が変わっていることで
過去のこだわりを捨て、更に整理ができる。
心の断捨離。
親との別れを体験して、物への執着が無くなった。
人間、どうせいつかはこの世からいなくなる。
こんな物持っていても、いつかはゴミになるだけ。
「どうせいつかは、」という思いが頭に浮かぶようになった。
歳をとったということだな。
今を楽しむ事だけ考えよう。