夫の場合、
もし、離婚調停~裁判となった場合、
「自分は被害者。妻にずっとDV、モラハラを受けていた」
と言い出す可能性がある。

「自分は、家族に為に必死で頑張ってきたが、
妻は理解が無く、生活費を必要以上に請求し
自分がどんなに仕事に恵まれず、経済的に困窮していても
お金の請求を止めなかった。
送りたくても、送れない自分の苦しさを全く理解しない妻に
その都度、馬鹿にされ、自分の精神状態は悪化した。」

などなど、妄想で作り話をし、自分を可哀想な人だと
うっとりしながら説明することだろう。
自分の嘘を自分で信じる。嘘が真実になる。
そして、その嘘を指摘され、事実を暴露されると、
妻の妄想、作り話だと言い出す事だろう。

証拠として、私からのメールを見せたりするだろうが
それは、証拠にはならないと思うし、逆に自分の悪徳の証拠になると思う。

父親の自覚を持ってほしい、
子どもの将来を心配する気持ちは無いのか、

などの、過去の私からの訴えのメールを 1部切りとり、
私からのモラハラの証拠とするだろうが、
どこがモラハラなのか?やればいいと思う。

今では夫にはなるべく接触せず、
期待する事は何も言わないことにしている。
メールも用件以外は打たない。

1人で子育てが大変だった時に、あまりの無責任さをメールで訴えた時、
その都度夫は「今のメール、証拠にとっておく」と言い、
これを使って、お前の悪口を言い触らすぞ的な脅しで黙らせようとした。

どうぞ。何も困らないよと返事した。
それは効果的だった。

脅せば相手が黙ると思っているのも幼稚だ。

私が「そういう脅しはやめてほしい」と言った事があった。
すると「そんな事を言ってくる方が脅しだ」と返って来た。

何を言ってるのか。そうやっていつも相手を責める言い方で
はぐらかしてくる。話にならない。
それが、自己愛の特徴なのだ。
話すだけ無駄。

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ナルシストの夫の若い頃は、

「いつか俺様は、大物トップになる。
俺様に多くの人が魅了されてついてくるはずだ。
生れながらにしてそういう才能と人徳を持っている。
今、俺様にあれこれ文句言ってくる奴等に
その時こそ、お金をちらつかせて、ギャフンと言わせてやる。
妻子も、お金さえちらつかせれば、態度が変わるはずだ。
全ては地位と金さえあれば解決する」

と思って生きて来た。
(何度も、そういう事を口走っていた)

だが、そんな事は実現する訳もなく
ホラを吹き続けても、すぐに嘘がばれ、
現実に能力も人徳も無いので、
歳をとってきた今、焦り始め、不安になっているはずだ。

大金を稼ぐトップの人間どころか、
まともな家庭すら築けず、子育てもせず、
まともに扶養もせず、転職の連続、浪費癖で貯金も無く
夫に残ったのは、人の恨みと借金だけかもしれない。

何故そうなったのか、と自問自答しているだろうか。

認めたくない現実が見えてきて、
自分を守ることばかり妄想している事だろう。

残っているものがあるとすれば
形だけの家族。

最終的には家族を利用するかもしれない。
そんな勝手な事、やらせない。
そう私から拒否されることは予想できているはず。

そこで、妻から突然離婚を言い出された時、
自分が不利にならないよう、
被害者を演じるということを考える。

誰がどう見ても、夫の言い訳も通じず、勝ち目も無いのだが
想像しただけでうんざりしてくる。

虐待されて、親から逃げた子どもさんが
法的に親子の縁をきることができないので
親子の縁を切れるようにしてほしいと、
父親からストーカーされて苦しんでいると
訴える人もいる。

配偶者だけでなく、子も親と法的に縁を切れるものなら
どんなに良いことだろう。