母親は家庭の中では太陽みたいな存在と良く言われる。
母になると、自然にそうなってしまうのかなと感じる。
その逆もあるだろうし、
夫婦共、太陽みたいならさぞ楽しい家庭だろう。
家庭内で、一番声が良く聞こえる、
家族間のつなぎ役になる。
もめ事の仲裁役になる。
家族の為に動く。
普段は当たり前な日常になっていて、
目立たない存在なのだが、
いざ存在が無くなると、途端に家族内がギクシャクしてくる。
家庭の顔になり、人が来れば笑顔で歓迎し
沈黙が続けば、話題をふり、場を盛り上げる。
奥さんというのはそういう役目になっていくのでは。
いなくなって初めて、
あの人は太陽だった、大事な存在だったと思い知る。

実家から自宅に帰宅してしばらくは
毎日爆睡していた私。
意識してなかったけど、疲れていた様だ。
母を看取った徹夜明けの後も
全く動かない父に食事を作ったり、家事をしながら
葬儀などの準備や、来客の準備に追われた。
(それをやらせた後、邪魔だ、余計なことをしたと追い出した鬼父(笑))
疲れも感じず、ハイだったのだろう。
しっかりやってね、後はよろしくと母に頼まれていたと言う事もあった。
今思えば、老害父、無口な弟と嫁、私が揃った時、
気まずい雰囲気が流れ、誰も気を使う事も無くしーんとなった。
葬儀だからでなく、お祝いの時もいつもそう。
これまでは、母が1人動いて、場を盛り上げていた。
いつも岩の様に座ったら動かない嫁さんは、ぶすっとしているだけ。
母が、雰囲気を良くしようと、
色々お喋りをすると、
後から「全くお喋りなんだから」と言うお嫁さん。
あなたが、ぶすっとしているからよと誰も言い返さない。
で、今回は、私がいつのまにか母の役目をやらざるを得ない状況に。
シーンと気まずい、いつもの雰囲気。
いつのまにか、私が色々話題をふり、場を持たせていた。
それが、一番の疲労の原因かもしれない。
何故か、父は弟に直接聞かず、いつも私に間接的に聞いて来た。
私が、父と弟との懸け橋?だった。
(今思えば馬鹿らしい)
人がいる時は無口な父は、
私といる時だけは、お喋りを始めると止まらない。
私と二人でいる間は、良く話しかけられた。
寂しいのだろう、話し相手がほしいのだろうと、
どれだけ、父の話相手になってきたかな。
その分、暴言も私だけが被害にあっている。
今頃、私を追い出したことを後悔すればいいと思う。
DV人間だから、後悔なんてしないだろうけど。
私のことより、母が太陽だったことを
父にはうんと思い知ってほしい。