先日、週刊誌の見出しで
「悪性ナルシシズム」という言葉を知った。
自己愛性人格障害に加え、パラノイア(妄想性人格障害)
の性質も備わったタイプらしい。

この人格を持った人の多くは、関わる組織をだめにし、
関係する人々の人間性を奪ってしまうらしいとある。

夫の性質は、色々調べるとあれもこれもとあてはまる点があり、
病的なのだが、表では全くそう見えないのが困る。

これまで、転職する度、最初の自己アピールとは大違いで、
トラブルを起こすだけで、
裏切られたと失望する社長に対して、
反省せず開き直り喧嘩する、の繰り返し。

その失敗の歴史を、今では、成功の歴史のように美しく作り直して
謙虚な言葉を並べ、いかにも誠実な人間のように
日々アピールしている。
これまでも、ターゲットをそうやって探してきたのだろう。

「人から学んで来た歴史」だの、
「すべての経験を成功への糧にした」だの、
「出会った素晴らしいスタッフから学んできた」だの
事実とは程遠い。

「素晴らしいスタッフから学んだ」の話にしても、
実は、確かに素晴らしいスタッフがいたのだが
夫は大先輩であるその人達を馬鹿にし、
仕事上のアドバイスを無視して、否定し、自分勝手にやり、
いつも喧嘩になっていた。

そのうち、スタッフ全員が
夫はろくに仕事をしないのに
偉そうな態度で、ミスをし、不利益ばかりである。
むしろいない方が会社の為に良いので
どうにかしてほしいと
社長に直訴したのである。
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で、夫はくびになったのだが
その時も、スタッフたちのことを
「学歴が俺様より低いから彼等にはもっと教育が必要だ。
俺様の話が理解できないレベルの低さだ。
嫉妬して足を引っ張られた。」
と、色んな人に言いふらしていた。

私は、最初からそうなりそうな嫌な予感かあって、
夫に忠告していたのだが
無視され、脅しやモラハラで返された。

周囲からの忠告も自分への嫌がらせだと言い、
人間関係のトラブルも他人の嫉妬、
意地悪をされたと言う。
常に自分を被害者にするのだ。

何も知らない人には、自分の謙虚さ、誠実さで
人間関係を良好にしてきて
ステップアップしてきたと大嘘を言っている。

子どもすらまともに育てる責任感も愛情も無い人なのに、
自分は人徳者で成功者だと、
自分の歴史を見習えと
まるで自叙伝の如く、作り変えた嘘の話ばかり。
自分で自分を騙し、自己陶酔している。

仮に被害者から嘘を指摘されても、
嘘つきはこちら被害者の方で、
事実を歪めて自分を陥れようとしていると言い出す始末。
私は何度もそう言われた。

きちんとコロナに気を付けている人が感染し、
苦しんでいるというのに、
こういう嘘つきで、関わる人を不幸にするような人間が
元気にのほほんとしているのが
どうしても納得いかない。