子ども時代は、父の転勤は数年から10年単位だったので
記憶に残るのは2回?
昔は単身赴任する人も少なく
家族で引っ越ししていた。
現役時代の父は、引っ越し先が家族にとって良い環境かどうかを
第一に考えていた。
夫の場合は、自分のことしか頭に無い。
口では「仕事の都合で引っ越し」「単身赴任」
だのと嘘ばかりついてきた。
仕事で転勤なんか一度も無かった。
夫が次々と仕事で失敗し、トラブルを起こし、
転職する為にその土地に居れなくなったり、
社宅を追い出されたり、
引っ越し先も、勝手に決められていた。
失業するたび、引っ越しをさせられたと言える。
しかも引っ越し費用は、私にださせていた。
いい加減にしてと私が怒ると
義実家に泣きつき、
義父からお金を借りていた様だが
裏では私が何も協力しないと、
お金は全て妻子の贅沢に消えて
お金が無いんだと嘘をついていた。
息子に騙されて「たまには嫁や嫁の実家からも助けて貰え」などと
義実家から言われていた様だ。
全くの真逆な話だった。
これについては、夫の嘘を説明したので解決済。
それでも、義実家は息子をかばっていたが。
で、夫が転職するたび、
子は転校もするし、私も仕事を辞めなくてはいけなくなった。
経済的にも精神的にも家族にどれだけ負担になるのか
言い訳ばかりで正当化する夫は知らん顔していた。
仕事を辞めさせといて
妻に働け、稼いで夫を支えろと言う夫。
全く現実からはずれたモラハラ。
夫のやってることは妻子の足を引っ張り、
弱い立場に追い込みながら
更に、自分の奴隷になることを当然のように言う。
私が、体調を崩したり、義実家に訴えたり
共依存にならない様に戦い始めたら夫は逃げた。

子どもが小さいうちは同居していたので、
家にお金を入れており、まだ何とかなっていたのだが
子が学校に入って、色々親の責任が重くなり
お金も必要になってくると
本質をむき出しにして来た。
転職してすぐは、社長にペコペコして
温厚で優秀で誠実さを演技でアピールした後、裏切るのだ。
信用して雇った方の失望感は相当なものだろう。
職場で夫を救っていたのは、我々妻子の存在だった。
夫は妻子を利用していた。
くびになりかけると
「僕の家族の生活はどうなるんです?」という脅しや泣きつきで、
誤魔化そうとしていた。
もし、夫が独身だったら
もっと厳しい辞めさせられ方をしたと思う。
「こんな人の家族だなんて可哀想だなあ」と
同情されたこともある。
自分も同類だと思われるのは
絶対嫌だった。
夫と関わると必ず、嫌な目にあう。
良い思い出は何も無い。
文句を言われたり、同情されたりしかない。
借金の取り立てもきた。
友人が多く、人に好かれていると自分で言う夫。
親のしつけが良かったから?
立派な人徳のある自分を見習えと言うのだ。
それは、表面だけの演技の付き合いか、
相手が同類なのか、仕事上我慢しているかだろう。
肩書のある人を見つけては
親しげに近づき、友達になる。
自分の嘘アピールをして
その人を利用する。
でも、すぐ本質がばれるから
いつしか縁が切れていく。
浅い広い人間関係は、すぐに消える。
深い長い関係の人がいるとしたら
完全に騙され、逃げられなくなっているのだろう。
妻子とは、他人より浅い関係。
このまま永遠に0の関係になれたらなあ。