ここんとこ、急激に母の声が弱々しくなってきた。

昨日から何度か電話がきて
泣き声で「もうここにいたくない。家に帰りたい」と言う。


まるで小さい子供が「お母さんに会いたい。お家に帰りたい」
と言っている様に聞こえる。


ちょっと前まで、あんなに元気だったのに。
みるみるうちに精神状態が弱っている。

これを放置すると認知症になるんじゃないか。

元気で、回復する事を信じ、
しっかり話していたのに、あっけなくこんなに弱気になるなんて。

最初に心配していた通りになってきた。

元気でまだまだ生きていけるのに
年齢だけで判断し、
どうせ高齢だから、どうせ先がないのだからと
母にはまだ早い?合わないケアをされているのだろう。

歩けるし、寝込むのが怖いから
何とか、トイレまで歩いたり、努力していた母だが
危ないからと車椅子に乗せられたり、

まだ熟睡している朝6時半に
トイレに起こされるのも苦痛のようだ。
自分でトイレにいけるし
行きたい時にいかせてもらえない。

この事務的なルーティンが、重病で余命短い人のように扱われている様な気になるらしい。

確かに重病で、もう回復の見込みは無いと言われたが
無理やり、そうなる様に仕向けている気もしてくる。

母自身は、身体に不調を感じていないし
頭もしっかりしている。
リンパ腫以外に持病は無い。

先が無いなんてとても感じられない。

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「高齢だから」と何かにつけて看護師さんから
言われるらしい。
「高齢だから仕方ない、もう終わりだ」と
周りが自分を見放している、
自分だけが何も知らされていない。

などと不安が強くなっている。

面会もなく2か月近く
食事もせず、点滴だけの生活。

牢獄に入っている様なものだろう。
誰だっておかしくなってくる。

携帯電話で話せることが救いだ。

これが、電話もできなかったらと思うと怖くなる。

色々話を聞いて、受け止めて
あと少しの辛抱だと、
転院すればいいとそこは今よりずっと居心地がいいはずと
いつも同じ事を繰り返すしかない。

自分が、いつかこんな風になった時
母の気持ちが良くわかるだろうか、
今の自分の対応で良いのだろうか、
もし、我が子に自分と同じ対応をされた時、

あの時、もっとこう言えば良かった
こんなに辛いものか、母はどう思ったのかなと後悔するだろうか。


色々考えてしまう。


コロナが大きな悪影響を与えている。

面会が出来ない事、
いつでも帰省できない事。
家に居た時から、コロナで制限され
高齢者の認知症や体力の衰えが心配されていた。

自分も活動量が減り、良くないと思っている。

ましてや、だ。

もう少ししたら、検査キットを使って
空いてる車両を選んで、新幹線で帰省しよう。