今年の年末は何だか違う。
コロナのせいもあるが
無事に1年を終えられることが本当に嬉しい。
おせちの準備など、これまでは面倒に感じていたのが
今年もいつも通りにできるという事が
とても有り難いのだ。
誰もお客様は来ないし
おせちは、子ども達と食べるだけなのだが
楽しみにしてくれる間は
自己流、手抜きだけど
作ろうと思う。
お正月の準備ができることの幸せ、
家があり暖房のきいた部屋で過ごせることが
いかに幸せなことか。
コロナで解雇され、住む所もお金も無くなり
この寒い中、どう年を越そうか悩む人の多い事。
コロナでなくても、年末になると
路上生活者の事が頭をよぎる。
よぎるだけで、何もしない自分が情けなくなる。
自分ももしかしたら、路上生活者になっていても
おかしくないのだと
夫と関わってから、ずっと思ってきた。
他人事に思えない。
2年前だったか、
母が足の手術後、退院して間もない大晦日に
父が突然体調を崩し、救急車で病院へ運ばれた。
バタバタだった実家の正月。
母から連絡がきたのは
全て解決してからだったので
行かずに済んだが
あの時の弟夫婦の態度もひどかった。
自分も油断はできないが
とりあえず、今日まで無事に過ごせたことを
こんなに有り難く感じた年は無い。
今年もありがとうございました。
来年こそは、コロナが収束し、
良い年になります様に、お祈りいたします。