夫は、勝手に家族から逃げだしたんだから
黙っとけばいいものの、わざわざ嫌がらせをしてきて、
家族が嫌な思いをしないと気が済まないのだろうかと思う。

そもそも、贅沢で浪費家なのは姑の方だった。
舅の退職金を全て占い師につぎこみ、
毎日デパートに出かけ買物三昧。
家は物であふれかえっていた。

それでいつも「お金が無い」と言い
孫にも人にもお金を使うことを嫌がった。
それをいいねと褒める夫。
姑が教祖みたいな家庭。

一時期、私と一緒に居る時は
親を客観的に見始めたふりはしていた。
今思えば、あれも嘘だった。

別居後は、義母への教祖化は強くなった。
亡くなった後は、更に美化が酷くなっている。
親を想う気持ちは美しいかもしれないし
自由だが、夫の場合は歪んでいるし
被害者を出している。

親に反発する事も無く、
親が全て正しいと信じる子どものまま歳をとり、
母親が喜びそうな事をしてきたのだろう。

義実家とつきあわなくていい、と
私に言ったのも
思いやっているふりをして
実は自分の嘘がばれるのが嫌だったからだろう。
私の前、親の前、どちらにも嘘をついていた。

私を怒らせて、私から縁を切れば
借金もうやむやになり、全て解決だと
計画していたのだろう。
私から離婚を言い出せば、
自分は有責にならず
1円も払わずに縁をきれると。

妻に裏切られた憐れな夫を演じることだろう。
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私を脅す時は
いつも「お袋がそう言ったんだぞ。」
と付け加えていた。
だから何?
と答える私に「お袋の言うことがきけないのか」
とわめいた夫。
このあたりから更に夫が気持ち悪くなり、
「脅せば(モラハラすれば)
女はいう事をきく」と思い込んでいる。
こういう人間に限って
フェミニストのふりをする。

そうは簡単にいかないぞと
私は抵抗することにした。

抵抗するたび
自惚れの強い夫は
私が自分に執着している、惚れているとでも
思ったのか、調子に乗ってきた。

そんな夫が許せなくなった。
過去に1度だけ、試しに夫に言ったことがある。

「もし、私が離婚したいと言ったらどうする?」