夫を騙すのは簡単だ。
褒めちぎってあげればいい。

あきらかにお世辞とわかる褒め言葉も
夫は真実だと自分で言うし(笑)信じたいのだろう。

反面、忠告はきかない。
だから、腹黒い人を好み、善人を排除していく。

夫は自分を責められることに耐えられない。
反論できなかったり、
自分の知らなかった事や言葉を言われて
恥をかいたりした後は、ずっとそれを根にもち、
その後、どこかで関係のない誰かに復讐する。

復讐を受けた相手は、とんだ迷惑を受ける訳だが

不快な顔をする相手を見て、
言われた時の自分を投影する。

例えば、「無責任だ」と言われたら
それをずっと根にもち
関係のない他人に絡み、
「無責任だ」と怒る。
相手が戸惑っていると
得意気な顔で、ニヤニヤしている。


だから、夫の人格を知る人は
「それはお前の事だろう。お前が言うか」
と思う訳だ。

夫は、大好きな母親からされた理不尽なことを
自分の子どもにむけて復讐し
「お袋はいつも正しいから、真似をしただけ。」
と自己弁護している。
いや、自分がされた事の何倍も酷い事をしているぞ。

夫は、復讐に夢中になり
気がついたら親もいなくなり
妻子の心はすっかり離れている。
最近、少しその事実に気が付いてきているんじゃないかと
期待している。

そんな生き方を勝手に選んできたのは
夫自身。
家族は無理やり押し付けられただけ。
これだけは誰のせいにもさせない。

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老後はおそらく孤独になるであろう夫。
今更同居は、1人の気楽さが染み込んだ夫自身にとっても無理だと思う。

なのに、孤独感を家族のせいにするのは目に見えている。
冷たいだの、恩知らずだのと。

そんな事は、絶対言わせない。
あなたが選んだ生き方だ。
孤独になりたかったんでしょう。

思いがかなって、良かったね。
孤独を楽しんでねと。
笑顔で言う日が来る事を願う。

ちょっと考えれば、
そうなることはわかりきっているのに
想像力の無さが全て。
無計画なその場の欲だけで動いて来た結末。

自分を見つめないで
現実から逃げてばかりの人生。

自分を騙し
都合よく思い込むからこうなるのだ。
その自惚れはどこからくるのか。

男であること、父親であること、夫であること
それだけで、偉いと思っている。

何をしようが、無責任であろうが
女と子どもは、奴隷だと思っている。
それは、義母の教えだと言う。

そうやって、負の連鎖が受け継がれていく。

悪い連鎖は、ここで切ってしまおう。