眼鏡のレンズに傷がついてしまった。
目の前が曇って気になるし
目が疲れる。

フレームが気に入っていたのに
また買い直しだ。

レンズの状態はよくても
フレームが歪んで、痛くなったり
色があせたり、

そんな事の繰り返しで、2年毎に作り直す。

安い眼鏡を作っても
近眼の度が強いので
レンズを薄くする加工料で
値段が上がる。

視力が弱いのも不経済だ。

長年のコンタクトレンズ使用をやめたのは
いつでも昼寝をしたいからという理由が大きい。
それと過敏症なのか
目が痛くなる。

眼鏡も長年使っているがいまだに慣れない。

近眼になったのは
中学卒業前。

夜勉強する時、机に置いた蛍光灯が暗く、
チラチラして目が疲れた。
その蛍光灯を消し、
部屋のライトをつけたら
父が入ってきて、
「部屋のライトをつけるな。
机の蛍光灯だけを使いなさい。電気代が無駄だ」と
怒った。
チラチラして目が疲れる毎日。

電球をかえてほしいと言えば良かったが、
おそらく「完全につかなくなるまで使え」
と言われそうだったし
いつも母が「父には何も文句を言うな。」
と脅していたので
何も言えなかった。

母に言ったところで
父の言う通りにしろと言うだけ。

気が付けば、その後どんどん視力が落ちた。
実家では、私だけがひどい近眼になった。

父も母も、考えがずれていた。

教育が大事と言って、
習い事を強制するのだが、
肝心の習い事の為の道具を買ってくれない。

先生が買うように母に話すのだが
母は、父に言わず、放置していた。

私は、先生と親との板挟みで
習い事に行くたび
「あなたは何の為にここにきてるの。
意味ないよ」と言われ
親からは
「もっと上達しろ」と言われた。
さぼることが多くなり
結局途中でやめることになる。

親は、私が期待に応えない根性の無い子だと思っていた。
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最近そういう嫌な思い出ばかり
浮かんでくる。
もし、我が子が私の事をそんな風に思っていたら
親としては辛い。
だから親の気持ちを思えば
いつまでも、昔の事を
愚痴っても仕方がない。

それでも、自分の生き方や性格に
家庭環境が影響していると思うので
分析したくなる。

おそらくうちの実家は
近所や親族からは
子育ての仕方が、
変わっていると言われていたと思う。

母が、私より視力の良い人を
「あの人、視力○○だって。ほとんど見えてないじゃない。
ひどい目をしてるよね」
と馬鹿にしていた。

「私は、そのより
もっとひどいわよ、視力○○よ」
と言ったら、ひきつった顔をして
そんなに悪いとは
知らなかったと驚いていた。
そうやって母が自分の無知を棚に上げ、
人を馬鹿にしたり
差別する事も嫌だった。

反面教師として
私は自分がされて嫌だったことは
我が子にはしないと決めていた。

でも、その足を引っ張ったのは
親にされて嫌だったことを
我が子に仕返しした夫である。

こんな人と結婚した自分の失敗が
本当に悔しい。