奥様は銀行の管理職、御主人も実業家で
別荘を何軒も持ち、
成人した子供さんには
マンションを買い与え、
悠々自適な生活をされている方がいた。

そんな中、当時まだ40代だった奥様が白血病になってしまった。


白血病は完治して退院はしたものの
治療薬の副作用で肺の機能がだめになり
酸素吸入が必要な寝たきりの生活に。

介護をする為、ご主人は仕事を辞め、
生活費や介護にかかる費用を工面する為に
別荘を売り、子どもさんの住むマンションも全て売り払った。

それまで想像もしていなかった生活に。

副作用で寝たきりになるなんて
何の為の治療だったのかと思ってしまう。

昨日、テレビでも
似た様な話題が取り上げられていた。
奥様が50代で若年性認知症になられ
御主人は、奥様の介護をする為に
仕事を辞め、ご夫婦で施設に入られた。

狭い部屋に夫婦二人の施設生活。
奥様に目が行き届くからいいと前向きに話すご主人。
愛があふれていた。

この2組のご夫婦のケースだが
いずれも、ご主人が高収入だったり、財産があったりで、
退職しても困らない家計状況であったと思われる。
そうでなくても、
ご主人の奥様への愛は深いので
この二人は、介護はきっちりされたと思う。


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もし、そうじゃない家庭の場合はどうなるのだろう。

まさに、我が家だったら。

夫が介護の必要な病気になったら。

間違いなく、妻子のところに帰るだろうし
世間もそれが当然と思うはず。
でも、無理だ。
経済的にも精神的にも無理。
夫が内緒で借金していたなら
目もあてられない。

もし離婚していても
子ども達に頼って行かれてしまう。

世の中には、「親子の縁をきりました。面倒見ません」
という親子関係がある。

そんな事がうちの子どもたちにできるだろうか。
初めから夫は妻子を利用するつもりだ。
自分は義務を果たさず、家族には自分への義務を負わす考え。

もし、私や、子ども達が重い病気になったら
夫はどうするか。
困った演技をし、世間には同情を貰い、
家族の病気を自分の利益の為に利用することしか考えず
介護も何もしないだろう。
保険を調べていくら入る?とそんな事しか頭にないだろう。
お金や責任を負うことは知らん顔だ。

悪いのは全て妻子のせいだと言うだろう。


だから、こういう立派なご主人たちを見ていると
夫がいかに人間としておかしいかがわかる。