うまく噛めない人に、どろどろ状に作っているのか、
極柔らかく煮てある事は確かだ。
父が食べ物を噛む力が無く、
口に入れても、飲み込まずにだしてしまう。
嚥下もうまくできなくなっているかもしれない。
どろどろの物や液体、白飯は飲み込んでいる。
母が色々考えて料理をしているが、
父は全てを食べてくれる訳ではなく、栄養も不足し貧血になっている。
父も貧血で通院しているが
食事に関して特に指導は無い。
母が、父に対して理解しようとせず
文句ばかりを言う。
何年も何度も私が調理の仕方をアドバイスしたり、
「年齢的に仕方が無い事であり、
飲み込めるように、工夫するしかない、
父に罪はないのだ」と話してきた。
母なりに工夫をしているが、自分は普通に食べれるので
つい同じ状態の物をだしてしまうらしい。
母自身も、以前は食事制限があり、
色々メニューを考えるのが大変だった。
私が毎日作って食べさせた。
紙に調理法を書いて貼ってきたら喜んでいた。
弟夫婦はいっさい実家で家事をやらない。
私が帰った後も手伝う事も無かった。
近くにいる弟夫婦にはいっさい頼まず、
県外にいる私に何もかもやらせる母。
コロナで、行かない事が母の諦めになり良かったと思う。
誰も頼る人がいないならわかるけど
すぐそこに2人いる。
時間とお金に余裕のある息子夫婦が。
もう遠慮なんかしてる場合じゃない。
母にとっては脳のリハビリになるので
出来る間は、料理は頑張ってほしいと思う。

最近コロナのせいで、母のヒステリーがひどくなり
父に対して攻撃的になっている様だ。
私が母に拒否反応を示したせいか、
母は、弟しか話相手がいなくなり、
やっと弟に愚痴を言い出した。
普段なら私に言う事を弟にぶつけている。
弟はやっと、私のストレスが理解できた事だろう。
私は「介護食のレトルトがあるから
それを買って父に試してみて」とあえて弟に連絡した。
すると、すぐに買いに行った様だ。
(弟だけが動いて奥さんは相変わらず知らん顔だけど。)
問題は、父がその味を気に入るかということ。
脳の老化で味覚もおかしくなっていて、
どう反応するかわからない。
うまくいけば、母の負担は軽くなる。
まだ今のところは、どうだったか連絡が無い。
母からの電話も今のところ来ない。
弟が私の代わりになってくれれば、もう私は必要ないだろう。
コロナがなければ、
今頃は用事を言いつけられて、帰らせられ
弟がやるような力仕事や大掃除的な事を
やらされたことだろう。
でも、私も足が痛くなる時もあるし
今までみたいに動けない事は話そうと思う。
気候のせいか、少しコロナが落ち着いた様な感じだが
油断禁物。
早くワクチンが全ての希望者に打てるようになり、
いつ感染しても
かかりつけ医で適切な治療を受けられ、軽く済むようになってほしい。