その時の反応は、聞いていないふりをするか、お前が金をもっと稼がないからだとか、自分は本当は凄い人間なんだ、それを知らないだけだ。とか、どうみても父親失格の行動しかしていなのだが、自分を正当化するだけ。
最近は、そういう話もしなくなり、こちらも相手にしなくなっていた。
先日、久しぶりに子どもの話題をだしたからか、夫の自分自慢に拍車がかかってきた(笑)
ブログで、自慢ばかり書いてはいたが、ついに「成功するまでの自分の歴史」みたく、これまでの自分の”素晴らしい生き方”を書き始める様子。
普通の事を自分だけが特別であるかのように、そして親も天才を育てた特別な人みたく書いている。そして、その話はこれまで夫がターゲットを見つけた時に、相手を騙すいつものトークそのままだ。
聞き飽きている私は、また同じ事を言っているわ。と呆れるだけ。恥ずかしくて焦る。
嘘をついているうちに自分の中で真実になっている。虚言癖?
どこが天才で、人徳者で成功者なのだろう。自分でそれを言う?
少なくても、夫を知っている人は笑う事だろう。被害にあって恨んでいる人は私と同じ気持ちになるだろう。
匿名で、趣味のブログであれば嘘でも良いかもしれない。
実名で、しかも仕事用のブログなのだ。だからこの神経には驚く。
自分で自分の偉人伝を書いて、うっとりしている。
このブログを読む人は、仕事上の連絡や資料として覗いているはずだ。
「僕がどうやってここまでやってこれたか、皆さん知りたいよね?僕みたいになりたい、どうしたら成功できるか、こんな立派な人間になれるか興味あるよね。まあ、皆さんとは、家柄が違うから無理だと思うけど、僕がどういう生き方をしてきたか、教えてあげよう」
そう思っているようだ。読んでいると、呆れると同時に、失礼すぎて腹がたってくる。

もしかしたら、
「子どもに馬鹿にされない、立派な親になるという事は、自分は立派だといえばいいこと」と思っているのかもしれない。
誰でも、「行動をする」ことだと思う事を夫は「そうだと相手に思わせればいい」と思うのだろう。
自分が天才で頭がいいと思い込んで、世の中を馬鹿にしている人には、何を言っても通じない。
家族から逃げて、最低の父親だという事を、どう嘘で誤魔化すのか、これからが楽しみだ。
もう夫のブログなんて誰も読んでいないのではないか。
読んでいるとしても、そんな事を書くから「こいつ行動と正反対の嘘ばっかり。よくこんな事書けるよなあ」と顧客からも同僚かれも、馬鹿にされるだろう。
で、本人はそんな人の気持ちなんか想像できない。
「僕に嫉妬したかな?」位に思うだけだろう。
ある人が
『人生失敗した人とかは、ある日突然「俺は、高貴な家の生まれなのだ。世が世なら殿様だ」とか言い出す。』と書いていた。
まさしく夫がそうだ。
夫の母親もそう言い続けて文句や他人を妬んで悪口ばかり子どもに言い聞かせてきた人だった。親から精神的自立をせず、今も親に執着している幼児、それが夫なのだと思う。