つづき
マリーさんが結婚を申し込まれた時、ご主人はまだ既婚者だったという。
「彼はすでに離婚してると言っていた。僕と結婚すればお金を自由に使えるし、楽な生活をさせるって言ってた。全部嘘だった。」
前妻は、自分でカフェを経営しており、自立した生活を送っていた。
「浮気相手に子どもができたから、別れてほしい」と言われた前妻は、多額の慰謝料と養育費、財産分与を受け、笑顔で家を出て行ったそうだ。何故笑顔か、それは偽装離婚の様なものだったから。
御主人は、離婚後も前妻の家に頻繁に通っていた。
世間には離婚した事も言わず、前妻と夫婦として色んな行事にでており、普段も仲良くしていたので、誰もがマリーさんと再婚したとは思わなかった。見た目も親子で夫婦に見えなかった。
「旦那さんが離婚したのは形だけで、うちではまだ奥さんはあの人という扱いなの。私はただのおもちゃよ。奥さん扱いを誰もしてくれないの。」
マリーさんの結婚生活は、義理の両親と同居だった。
家事も何もかも義母が仕切っていた。
不動産業は、義親が経営しており、御主人はそこの社員扱いで、毎月親から小遣いをもらうだけ。給料をもらう事は無く、生活費は親が管理していた。
奥さんだからといって生活費を貰える事はなく、マリーさんもお小遣いを義親から貰う生活だった。

ご両親も、前妻と当時高校生の孫を大事にし、マリーさんには冷たかったという。
マリーさんとの赤ちゃんは、義親が預かると言って、子育てもあまりさせて貰えないという。
毎日1人で部屋でぼーっと過ごすしかなかった。
泣いてご主人に訴え、「フィリピンの親に相談する」と話したら、慌ててこのパートを勧めて来たというのだ。
自由になるお金が入るし、気も紛れるので働くことにしたとのこと。
「私はこの家の何なのだろう。お金も、○○を買いたいので△円下さいとお義母さんに言わないと貰えないの。まるで子供扱い。この家のお嫁さんは私じゃなくて前の奥さん。もし出ていくとしても、絶対子どもは渡してくれない。だから別れられない。」
と悲しそうな顔をした。
マリーさんが結婚を申し込まれた時、ご主人はまだ既婚者だったという。
「彼はすでに離婚してると言っていた。僕と結婚すればお金を自由に使えるし、楽な生活をさせるって言ってた。全部嘘だった。」
前妻は、自分でカフェを経営しており、自立した生活を送っていた。
「浮気相手に子どもができたから、別れてほしい」と言われた前妻は、多額の慰謝料と養育費、財産分与を受け、笑顔で家を出て行ったそうだ。何故笑顔か、それは偽装離婚の様なものだったから。
御主人は、離婚後も前妻の家に頻繁に通っていた。
世間には離婚した事も言わず、前妻と夫婦として色んな行事にでており、普段も仲良くしていたので、誰もがマリーさんと再婚したとは思わなかった。見た目も親子で夫婦に見えなかった。
「旦那さんが離婚したのは形だけで、うちではまだ奥さんはあの人という扱いなの。私はただのおもちゃよ。奥さん扱いを誰もしてくれないの。」
マリーさんの結婚生活は、義理の両親と同居だった。
家事も何もかも義母が仕切っていた。
不動産業は、義親が経営しており、御主人はそこの社員扱いで、毎月親から小遣いをもらうだけ。給料をもらう事は無く、生活費は親が管理していた。
奥さんだからといって生活費を貰える事はなく、マリーさんもお小遣いを義親から貰う生活だった。

ご両親も、前妻と当時高校生の孫を大事にし、マリーさんには冷たかったという。
マリーさんとの赤ちゃんは、義親が預かると言って、子育てもあまりさせて貰えないという。
毎日1人で部屋でぼーっと過ごすしかなかった。
泣いてご主人に訴え、「フィリピンの親に相談する」と話したら、慌ててこのパートを勧めて来たというのだ。
自由になるお金が入るし、気も紛れるので働くことにしたとのこと。
「私はこの家の何なのだろう。お金も、○○を買いたいので△円下さいとお義母さんに言わないと貰えないの。まるで子供扱い。この家のお嫁さんは私じゃなくて前の奥さん。もし出ていくとしても、絶対子どもは渡してくれない。だから別れられない。」
と悲しそうな顔をした。