これは、あくまでもある特定の人から聞いた話であり、遠い記憶を辿って書いており、話の内容は真実かどうかわかりません。その点をご理解願います。★

以前働いていた職場で、フィリピン出身の若いママ、マリーさんがパートで働いていた。

社長とマリーさんのご主人が友人で「妻が退屈しているから、ここでパートで働かせてくれないか?」と頼んできたらしい。

マリーさんのご主人は不動産業を営み、資産家でもあり裕福なお宅。
当時のマリーさんの年齢は、25歳、御主人は43歳だった。

お金持ちの御主人は、2度目の結婚でマリーさんは初婚。
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(セレブなのに奥さんを働かせるの?退屈なら習い事とか趣味のサークルとかに行かせてあげたら良いのでは?とか、まだ赤ちゃんが1歳で、子育てで忙しいはず?)と職場の人達は不思議に思っていた。

日本語がまだ片言で、友達も少ないマリーさんは、私に色々話しかけてくれた。

生きる為に働き、自分勝手な夫の尻拭いをしている自分に比べ、愛されてお金の心配もない彼女が羨ましいと思っていた。
だから素敵であろう彼女の話を聞かせてもらって、彼女といる時だけは現実を忘れようと思っていた。


ところが、マリーさんの口から出る言葉は、「不幸な結婚」「私は騙された」「子どもを奪われた」などなどの辛い生活ぶりを訴える話ばかりだった。