個人のやり取りは少なく、殆どが企業からのメール。
案内などは、見たらすぐに削除する様にしているが、それでもかなりの数のメールが残ったまま。放置しても良いのだが、性格的にどうも気になり不要なものは削除する事にした。
送信済の分を選別していたら、(これ、私がうったのか?)思えるメールがあった。
それを見て(今の自分ならこんな文では送らないなあ、ひどいなあ)と思った。
ある企業への意見を書いた文だったが、もっと丁寧に謙虚に書けば良かったと今更後悔。
後悔するという事は、今の自分は少し前の自分に比べて変化しているという事か。
反省するという事は良い事だと自己満足をして?削除した。
こうやって後に残る物は、見て反省したりできるけれど、記録に残らないものはどうしようもない。

若気の至りというが、本当に今思い出すと自分の若い頃は失敗だらけだ。人間として幼過ぎた。
無神経な事を言ったり、我儘で色んな人を傷つけたことだろう。
それでも、友人でいてくれた人は本当に心が広い人だ。
当時は気が付かなかった自分の未熟さ。今歳をとって、やっと気が付くなんて。
それでも、当時の自分にはっきり言ってくれる友人はいた。
その時、ハッとして(自分では気がついていないけど、人から見ればそうなんだ。教えてもらえてありがたい)と思った記憶はある。
でも、なかなか行動を変えるという事はできなかった。
信頼関係がないと、人に注意なんてできない。
へたすれば友人関係が終わってしまう。
はっきり私に言ってくれた人は今でも友人でいてくれる。
今では、子どもからも注意される様になった。
遠慮のない言い方にぐさっとくるが、有り難いと思う。誰も注意してくれなかったら逆に困る。
「メールの様に、過去の失敗も削除できたらな。」と思った。
想像してみた。タイムマシン物のSF映画が出来そうだなと思った。映画の見過ぎだな(*´Д`*)
そんな映画があれば見てみたい。
ラストは、「自分の過去の失敗を消しても、何も変わらないのだ。」という教訓で終わそうな予感?(笑)