伊藤詩織さんの民事の判決がでた時、思わず拍手した。良かった。

でも、これからまだ安心できない。敵の後ろには権力がついている可能性がある。
最近の判決結果には、納得のいかないものが多いので、この国の司法はどうなっているのかといらつく。

山口氏(氏はつけたくないが)と伊藤さんの記者会見をすべて見た。

山口氏の英語を聞いて、まず?と言う感じ。そして質問する記者、特に女性記者に対してのマウントをとる様な強気な言い方に不快感。どうしてあんなに偉そうに話すのか。
何を偉そうに言ったところで、家庭持ちのいい歳した男が、泥酔して具合の悪い女性をホテルに連れ込む事自体が罪だ。それだけでも世間に顔を出すのは恥な話。

この男の元奥さんや子どもさんも被害者だ。
縁を切ったとしても一生この人のせいで苦しむ事だろう。

それを、「俺様は間違っていない、何が悪い」みたいな、ふてぶてしい開き直りには反吐がでる。

自分の行動を恥とも思わず、自分は悪くない、とよく言えるものだ。
元々の性質に加え、その強気な態度は権力で自分は守られるからと安心しているからだと思う。

ああいう輩は、実は弱虫。権力側への助けてメールの誤送信で、それが感じられた。
私の予想では、この人は切り捨てられる気がする。
あの籠池さんの様に。

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もっと腹がたつのは、性被害者の女性に対してのセカンドレイプをした女性国会議員とその仲間たち。

本当にどうしてそこまで醜くなれるのか、こんな人達が世の中にいる事に驚き、怒りと失望を覚える。


権力が後ろについてるという安心感から、人間としての本性を露わにする人達。

伊藤さんから訴えられると聞いて、今頃慌てているのも見苦しい。

本当に類は友を呼ぶ。同じ類の中で勘違いしている。今の権力なんていつ破滅するかわからないのに。

破滅しなくてもいつ切られるかわからないのに。

こういう時に、夫ならどう思うのかと考えてみる。


山口氏を擁護することは無いと思うし、おそらく許せない!男としてとんでもないと批判するだろう。

世間の人に対してはそこで終わる。

私は騙されない。

本質的に、夫は山口氏と同じタイプだと思う。

言い訳の仕方や、女性に対する差別的な思いこみが似ている。
(似ているのはそこだけで、他は全然違う。山口氏ほど能力も人脈も無いから。)

夫は、自分より能力のある若い女性が自分の上司になると「所詮女だからね」と同僚や私に何回も言っていた。

「女の武器を使って、社長に取り入ったに決まってる。女はいいなあ、色気で出世できるから」と言った。

夫より実力者で誰もが認める女性なのに、そんな事を言うのは負け組の夫だけ。ただの妬み。そんな事を言えば、自分が惨めになるだけなのに、わかっていない。