最近、ストレスが溜まっていたので、気分転換に映画を観に行った。

先日は「ロケットマン」を観て涙を流し、学生時代に良く聴いたエルトンを再びききだしている。


涙を流すのもストレス解消にいいらしいが、ゲラゲラと単純に笑いたくなった。
自分には笑う方が合っていると思う。スイッチが入ると止まらなくなる。それが一日経っても、1週間経っても、思い出し笑いをしてしまうほど。

困るのは電車やバスに乗っている時に、思い出して笑い出してしまうこと。
急に笑い出して、おかしな人と思われるだろう。
口をハンカチで抑えて、誤魔化す。

笑いのツボにはまり、どこでスイッチが入るかわからない。どこがおかしいの?と思われるかもしれない様な、何気ない会話でスイッチが入る時もある。
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笑いの感覚は、人それぞれで、面白いと思うツボが同じ人とは生まれつき何かが同じなんだろう。

で、三谷幸喜監督の「記憶にございません」を選んだ。

前半のぶっ飛ばし方が凄くて、始まりから笑いが止まらなくなった。他の人も笑ったが、場面も変わって皆黙っているのに私はスイッチが入ったままで、笑いが止められない。

口を押えて、声とひきつる息を抑えるのが大変だった。

くくくっ、とか、はははっとか、どうしても声がでてしまう。抑えるのが苦しい。

笑うシーンなら思いっきり皆でどどっと笑えるが、シーンとしているとどうも気を使う。

内容は、現政権に対する皮肉を上手く笑いで描いているなと感じた。流石だ。

毎回思うが、映画を観る前と観た後の気分の違いは明らか。

レイトショーとかクーポンで安く観られるからこそなのだが、これ位は楽しまないと自由で勝手な夫に比べれば我慢するのは馬鹿馬鹿しい。

来月も、観たい映画がある。そうやって気を紛らす事が自分を守る為にできるささやかな楽しみだ。

友人から誘われる時があるが、残念ながら全く映画の好みが違うので、映画は1人で好きなものを気楽に観たい方。
隣に人がいると気になって集中できない。家族は別だが、若い時からデートで映画に行っても楽しめず、いつも後から後悔していた。
自分のそんなところ、可愛げがなくて変わっているかなと思う。