早く完治して普通に歩きたい。まだ傷が塞がらず、内出血の跡が移動し凄く汚い色になっている。
血が溜まっている部分に違和感があるのと、まだ痛みもあり、傷をかばう為に力加減がおかしくなる。

だからおかしなところが痛くなってきたり、面倒臭い。

もう10日たつのに、傷が塞がらないし、痛みがあるのは、見た目より傷が深かったからだろう。

治療に通う病院の男性の看護師は、フフンと笑顔で「たいしたことない」と独り言。初日は「1週間かなあ」みたいな態度だった。ドジなおばさんが大げさにとでも思っているのかなと不快になったが我慢した。

女性の看護師は、こちらが何も言わなくても「骨の上なので傷が深くなりやすく、治りにくいんですよね。内出血も下に流れて行って別の場所にあざが広がりますよ。2週間はかかるかもしれませんね」と親切だ。

実際、2週間以上はかかりそうだ。

寝ていても、ズキズキと痛い時があり、何で今頃?と不安になったりする。

この程度で不安になるなら、もし車にはねられていたらどうなるのか。

痛いなんてものじゃないだろう。

今回骨折していたらどうなっていたことか。本当に気をつけなくてはと自分に言い聞かせる。
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そう言えば、数年前、お隣に朝、救急車が来たことがあった。
後から知った話では、隣の奥さんが洗濯物を干していて転倒、おかしな転び方をしたらしく立ち上がれなくて、本人は「やばい!骨折した」と感じたという。

その場に座り込んだまま、通りすがりの人に声をかけ、救急車を読んでもらったそうだ。

家の中は誰もいなくて、そのままにしては行けないから、声をかけた人に家に入ってもらい、鍵や携帯などを取ってきてもらったとか。

隣と言っても、距離があり叫んでも聞こえないので、目の前の通行人に気が付いてもらうしかなかったそうだ。


そのまま入院され、3か月ほどで帰宅された。

こういう事があるんだなあと、ゴミ捨てとか、ちょっと家の前まで出て事故にあうとか、何があるかわからない。

テレビをつけっぱなしだったり、窓もあけたまま、何かしたままで、それっきり家に入ることもなくなることもある。

もし自分がそうなった時、夫が喜んで帰宅してくる姿が浮かぶ。
そして家の中を荒さがしすることだろう。私のバッグの中や引き出しや、通帳とか探すことだろう。

表むきは、心配する夫のふりで、実は色んな計算をしながら家の中を滅茶苦茶にしそうな気がする。

お隣の奥さんは、ご主人に電話して後は全てご主人がやってくれたとのことだった。家の中の事も安心して任されたと。

いざという時に、頼れるご主人がいるのは羨ましいことだ。

私は、子ども達を頼ることになりそうだ。迷惑はかけたくないが、いてくれるだけでまだ救われる。
夫は、家族から逃げて遠い土地にいる。何かあったら誰を頼るつもりなのか。

いやいや、そういう事は考えない様にしよう。