最近年金の話題が何だかんだと話題になっているが、我が家はとうの昔から年金については不安材料である。

友人らは、旦那さんの愚痴を言いながらお互い「我慢すればいずれ遺族年金が入るわよ」と冗談で言ったりしている。

うちは、遺族年金どころかそれまでの年金もあてにならない。だからあてにする気も無いし夫が自分の年金を私に使わせるはずもない。私には老後を夫婦で一緒に暮すことは頭に無い。
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夫が転職を繰り返し、厚生年金に加入した期間が短いこと(無計画な自営業の繰り返しで)と、収入が少なくその納付金額も少なかったこと、国民年金もまともに払っていない時期が多かったから少ないのは当然だ。

当時からきちんと払うように言っていたのだが、夫は上から目線で年金制度を否定していた。
無計画、無責任な性格で、その場のお金が欲しかっただけ。困っても誰かに何とかしてもらえると思っていた様だ。義務は果たさず、扶助は受けようとする。

そんな事は本人はすっかり記憶から消している。

先日帰宅した時、生命保険の更新の話になり、夫は「無駄だから解約」と言い出した。


笑ったのは「保険なんかかけなくても、何も困らないだろう。僕の充分な年金があるだろう。」と言ったこと。何かあっても、遺族年金が沢山でると思っている。

え?

「死亡保険をかけなくてよくなる人は、きちんと退職金がでて、貯金もあって、年金がきちんとでる人でしょ。うちはどうなの。どれも無いよね。もし、あなたに何かあっても、お葬式代もそっちに行く旅費、滞在費も無いよ。」と言ってあげた(笑)。


それくらい、本人が一番わかっているだろうが。と腹がたった。

するとムキになり
「俺の年金が沢山あるはずだ。しかも3階建てでかけていたぞ。嘘つくな」と怒った。


自分は、払いたくないだの年金制度なんてあてにならないだのと言って、払わなかったのに、何を「他の人より多いはずだ。3階建てだからな」と威張って言うのだろう。


やっぱりこの人おかしい。

私が年金ネットで確認した夫のデータを教えた。
3階だてだと威張っていたが、転職しているのにずっとかけている訳がない。企業年金は、2年で退職していたから2年しかかけていない。

なのに自分は3階建てだ。と威張っている。

そもそも、収めた保険料と期間に応じているんだから、払ってなければまともに貰えるはずがないと説明してあげた(笑)


この年齢で、こんな事がわからない人っておかしい。それで人を教育するだの、指導するだの、自分を見習えだのと世間で威張っているのだから。

バツが悪くなると、話題をそらしたり、「そんなはずがない」とキレる。
「年金定期便で見た時は、もっと多かったぞ。おかしい。」と誤魔化す。

そして悪いのは、自分ではなく、政府だと言い出す。

それはあるとしても、夫は自業自得。自分の失敗まで国のせいにする(笑)
こんな言動を、世間でもやっているんだろうなあ。
周りは呆れているんだろうなあ。

しかも、最初は、私が嫌がらせで嘘を言っているとか、夫の年金をネコババするつもりで嘘を言っていると思っている様だった。
自分がそういう人間だから、人をそんな風に見るのだろう。

嘘の笑顔を作り、自分は心の大きい人間だと奇妙なパフォーマンスをする。

普通の顔、普通の話し方、普通の自然の夫ってどんな人なのかがわからない。全てが演技で仮面。
表情がくるくる変わる。それも醜く見えてしまう。

今は夫は働いていてまだ年金のお世話にはなっていないが、いざ年金しかあてがなくなればどうするのか。

その時こそ、大もめするだろう。
誰かに寄生する気だろう。
夫の生き方は「寄生」と「言い訳」だ。
それも相手を転々と変えていく。

私は今のうちにこつこつ貯金をしようと節約生活をしている。もちろん、1人で生きていくために。