飛び込んできた池江選手のニュース。
昨日まで元気一杯だった若い人が、突然発病したという話を良くきく。白血病。
私の知り合いにも、数人いた。どの人も若くて元気だった。私が高校生の時、同級生にもいたし、就職先の同僚のお姉さんもそうだった。
バリバリ銀行で働いて、役職も持っていた40代のママさんも。
壮絶な治療の後、自宅療養をしていた。ご主人は仕事を辞め、資産を全て奥さんの介護に充てて尽くされていた。
本人が一番辛いのは当然だが、家族も一緒に戦う事になる。
身近でみてきたので、自分の家族だっていつどうなるかわからないと、他人事には思えなかった。
今の幸せは、たまたまなだけ。感謝して一日を大事に生きて行こう、と思う。

テレビで桜田大臣の発言を見て、腹が立って仕方がない。
この人、前から大臣どころか、国会議員の資質が疑われるなと思っていたが、やっぱりだ。
自分が同じ目にあわないとわからないのだろうか、今までどんな生き方してきたのだろうか。
もし自分の子どもや孫が、同じ立場にたっても言えるか?
池江さんは、国の道具じゃないぞ。1人の人間だぞ。水泳でメダルとる事だけが彼女の人生じゃない。
マスコミの扱い方もおかしい。オリンピックなんかどーでもいい。
私が彼女の親なら、”何も考え無くていい。水泳が強い事だけが価値じゃない。産まれてきてくれただけで嬉しかったのだから。あなたが生きてくれているだけで素晴らしいことよ。”って言いたい。
そう、ここで「自分の人生は自分のもの。誰の物でもない」
「貴方の人生は国のものでも国民のものでもないよ」といってあげたい。
病気になろうが関係なく、全ての選手に言いたい。
マスコミにはそっとしてあげてほしい。オリンピックなんてどーでもいい。(2回目)
東北も熊本もオリンピックのせいで復興が進まず困っている。
熊本も東北同様、まだ仮設住宅に住んでいる人もいる上、県民が楽しみにしているラグビーのワールドカップの会場の工事が止まって困っているそうだ。
オリンピック工事が優先され、材料が不足しているらしい。そうやって国は、口だけは復興といい、実は足を引っ張っている。
腹がたって、テレビに向かってぶつぶつ文句を言っていたら、コメンテーターが全く同じ事を言ってくれてすっきりした。
朝から血圧が上がった。落ち着け私。