夫から聞いた家を売りつける会社の名前を聞いた。
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会社というより、建設関係の小さい業者の様だった。
夫の仕事には関連性は無さそうだが、誰かの紹介なのか、どこかで知り合ったのか、わからない。

夫は、誰にでも愛想がよく、初対面でも場違いに馴れ馴れしくする。失礼になったり、気持ち悪いと思われる相手もいると思う。

かと言って人を疑わないというような純粋さがある訳では無い。演技だ。自己満足の。


信じるべき人を疑い、疑うべき相手を信じる。何が自分の為になるのか、誰が自分の事を思ってくれているのかの判断ができない。誠実に、信頼関係を積み上げる人間関係が作れない。

何が大事なのかがわからないのだ。子どもの存在より、目の前のお世辞を言う他人の方が大事になる。


それをふまえて、夫の行動には注意しないと、悪い事に引きずり込まれてしまう。というより、自分から寄っていく、似た人に。


聞いた名前で、調べてみよう。口を出させたくない夫は何も教えない。例え話しても、どこまで真実かわからない。どうにかして情報を得たい。ホームページとかあるだろう。

夫の反応は、半々と言った様子。おいしそうな転職話だけが欲しいのだ。家はいらないはずだ。


家を買わないと、絶対転職できない。でも、家族と暮らさず、お金も使わず、家を買えないか、とそんな勝手な事を考えている様子。

無理だろう。そもそもその話が詐欺かもしれないのに。疑う事なく、とにかく甘い話に乗りたくてうずうずしている。そして、私にその事を自慢している。私に家を買う事を押し付けようとしている。


自分には、役員で引き抜こうとしてくれる人もいるのだ、それほど評価されているのだと。

評価じゃなくて、馬鹿にされているという事はわかっていない様だった。