続き


とにかく早くY氏と縁を切らせたかった。


私の体調は良くなく、薬で何とか生活している状態。そこへこんなトラブル。私の感は当たっていたのだが、どうみても夫の自業自得。


薬でぼーっとしていた私だったが、もう自棄になっていた。とにかくY氏と縁を切りたいと言う夫。

私に話す事は嘘だろう。Y氏に断ってなんかいないと思う。

誘われれば軽くOKと言い、後先考えず良い格好をする。今更もう付き合いませんなんて言ってないだろう。所詮意気地なし男だ。

夫は、いざとなると本当に器の小さい男である。自分の些細なミスも、「自分は悪くない」誰のせい、子のせい、妻のせいといつも人のせいにする。責任をとる器も気概も無い。


Y氏に対してもきっとそうなのだろうと思った。


私の前とY氏の前では真逆の事を言っているだろう。


とにかく私はY氏の会社に乗り込んで行った。夫も一緒に。