友人に新年の挨拶メールをしたら、年末にお母さんがお風呂で亡くなっておられたと聞いて驚いた。
介護の必要な1人暮らしのお母さんを、友人は時々訪ねてはお世話していた。
年末に帰省して、風呂場で冷たくなったお母さんを発見したそうだ。
お風呂はデイサービスでしか入らない事にしていたはずなのに、なぜかお風呂に入ろうとしておられたそう。
裸のままで冷たくなっておられ、友人は可哀想だと毛布をかけてから救急車を呼んだ。
孤独死は必ず警察が調べに来る。
友人はただでさえショックな中、警察の対応が冷たくそれをきっかけに鬱状態になった。
毛布をかけた事をきつく叱責されたらしい。
警察よ!そんな事言ったって、それは仕方のない事だろう!私だってそうする。裸の母親を色んな人に見せたくないし、真冬の寒い場所で可哀想だと思うのは当然だし、そうしない方がむしろおかしい位だ。
毛布をかけただけで、身体をいじったわけではない。
なのに、「亡くなった時刻がわからなくなるのに余計な事を!」と言われたそうだ。
遺族にとっては初めての事。しかもショッキングな事。
そんな専門的な事わからないし、そんな冷静になれるわけがない。
最近、周りにこういう事が連続している。
私の伯母もトイレで倒れていた。
孤独死、突然死をよく耳にする。
私の親もいつどうなるか、いや私だっていつどうなるか。
普通に正月を迎えられるという事がどんなに幸せか、噛みしめた。

