以前、自分には変な偶然がよく起こる話を書いた。
(本当に凄い確率の事なので、またいつか、詳しく書きたい。)
先日もまたそんな事があった。
夕方、知人と近所のファミレスに行った時のこと。
平日で夕食には早い時間帯だったので、お客はほとんどいなくて空いていた。
注文した物がテーブルに運ばれてくる頃に
段々客が増えて来た。
隣の席に店員さんが二人連れの客を案内してきた。
その一人をちらっと見て、一瞬、あれ?似ているなと思ったが、
平日のこんな時間、こんな場所にいる訳ないと思ったし、
あまりジロジロみれないので、勘違いと思って気にしなかった。
食事をしていると、隣から声が聞こえてくる。
特徴のある声。やっぱり我が子だ。
仕事している時間だし、住所や職場からも遠いのに
何故、ここにいるの?と思ったが、
もし、そっくりな他人なら迷惑だろうし、
いや、我が子でも、仕事の打ち合わせとか
大事な相手だったら、親が顔をだして邪魔したらまずい。
このまま知らん顔しとこうかなと思った。

で、しばらくとぼけていたのだが、
隣から会話の声が聞こえてくる。
相手の人はどうやら、仲良しのお友達で、
仕事じゃなさそう。
深刻な話をしている風でもないし、楽しそうにしている。
なら、大丈夫かなと、とりあえず、ラインを送った。
向こうは全くこちらに気が付いていない。
「もしかして、今○○にいる?」
と送信した。
「そうだけど、どうして?」
「隣を見て」
えーっ!と言う顔で、凄い偶然だねと笑った。
友人の手伝いで、近くに用があったとかで、
本当は、昨日の予定だったけど、今日に変更になったとのこと。
昨日だったら会えなかった。
どうでもよい、面白い偶然が私と子には良く起こる。
これが夫なら憂鬱な内容の偶然ばかり。
夫がそばにいないという事と、
我が家の笑えるどうでもいい偶然がいつも自分を幸せにしてくれている。