りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

2023年01月


町内会の班長の役目も終わりが近づいてきた。
新区長さんが来て、次の班長を決める様に言われた。
昨年までは旧区長さんが決めていたので、
え?私がやるのと思わず言ってしまった。

他の班は、順番が決まっていて、
お願いして回らなくても、すんなり決まるそうだ。 
うちの班も以前は順番だったようだ。
この10年ほどで、転居や土地の売買も多く、
人の入れ替えが多くてごちゃごちゃになった。

でも、ほとんどの方が素直に引き受け、
長く住んでいるお宅は全員やっており、
何度もしているお宅もある。
転入して間もない人もいるし、世帯数も多いので
決めるのには苦労しないと思っていた。

長年住んでいるのに、一度も班長をしていないお宅が一軒ある。
自営で家におられる事が多い。
50代夫婦で、断わる理由も言わず、ただ嫌だと言うらしい。

普段から何かと私の耳に悪い評判が入ってくる。
そう言えば、台風の時、そのお宅の物置の屋根が割れて
一部、うちのベランダに飛んで来た。
人に当たれば怪我しただろうし、
壁や窓に当たったら、厄介だったが、運よく当たらなかった。
結構大きい破片で先が鋭利で危険だった。
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そのお宅から、うちのベランダは丸見えで、
1M以上の鋭利な破片が飛んでいたのも、見えていたと思う。
しばらくは、そのまま置いていたが、
何も言って来ないので、数日後に私が破片をごみ置き場まで運んだ。

壊れた物置の屋根は放置され、風が吹くたびバタバタと音がする。
台風が去った後、被害が無いか家を見て回ると思うのだが。
大きなお宅で、キャンピングカー、高級車、ボートも所有されている。
屋根が壊れた物置は外から丸見えだし、すぐに修理すると思っていた。

うちのベランダに飛んだのは知っていたと思うのだが。
仮に知らなかったとしても、
ごみ置き場に置いているのが見えないはずはない。
家の目の前だから。どこかの誰かが運んで来たのはわかるはず。
それでも、屋根はそのまま。

結局現在まで知らん顔されている。
今にも、また飛んでいきそうな壊れたままの物置の屋根。
バタバタと動いて音もする。
あの破片がまた飛んで来たら危ないし、怖い。
勘ぐりすぎかもしれないが、
謝りたくなくて、故意に気が付いていないふり?
もし、これから何か事故があったらどうするつもりなのだろう。




ちょっとでも天気が良いと安心する。
寒くて外が暗いと身体も疲れて、気分まで暗くなる。

コロナ禍が始まってからのこの3年間、
悲しいお別れが多すぎた。
親族だけでなく、知人も。8人も。

まさかの弟嫁の件で、益々病気が怖くなった。
風邪かなと最初に病院に行ってから2か月でこの世を去るなんて。

母の時に続き、
今回、また何かにつけ思う。
「先の事を考えても仕方が無い。し〇だら何もならない」
健康診断に行って、健康に気を付け、
歯科で歯を綺麗にしても、
全く予想しなかったことが原因で、ぷっつりと命がとだえたら
努力や治療は無意味になるじゃないか。

弟嫁も、今度、あそこに着ていく服を買おうとか、
髪をお洒落にしようとか、
まだまだ未来があると信じて、行動していたはず。

弟の話では、彼女は自分は治ると信じて居たそうだ。
重い病気だとは知らないと。
本人がわからない位、自覚症状が軽いなら
大丈夫なのではないか、と私は希望を持っていた。
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急変した時どんな事を思ったのだろう。
怖かったのかな、悲しかったかな、苦しいのは何故?と思ったかな。
そう思う前に、意識が無くなったのだろうか。

詳しく知らないので、想像するしかない。
母は、亡くなる直前まで気持ちを話してくれた。

母は、病気になる前は、あの世にいくのを怖がっていた。
あんなに怖がっていた母が、いざとなると、
周囲に感謝し、覚悟して逝った。

この世からの卒業と言う気がして来る。
無事、修行を終えて、やっと楽な世界に行けるみたいな。

どんな感じ?と聞いてみたい。
あの世に旅立つというのは、
誰にもわからない、体験した人に聞けない大きなイベント。

亡くなることは怖い事では無いのかもしれない。
自分が怖いのは、タイミングだ。
まだ、やり残したことがある、今は嫌だ、という無念。
それが怖い。

そして、残される家族の気持ちがわかるので、
ショックを与えず、迷惑をかけず、悲しませない様な
タイミングならいいとは思う。
結局、長生きして大往生するしかないってこと?


 


以前、ご近所の高齢の未亡人に会う度に
いつも言われていたことがある。
「ご主人を大事にしてね。あんな奴嫌いだ、と思っていても
いざいなくなるととても寂しいものよ。もっと大事にすれば良かったと
後悔するわよ。遺族年金で暮らしていけるのは旦那様のお陰、と感謝しているの」

この方のご主人は、とてもまともな方だったのだろう。

うちもそういう夫であれば、その話を少しは気に留めたと思う。

(前提が違うのよ。)
と内心思っても、いちいち説明する必要もないし、
わからない人には、あなたの我慢が足りない、と
お説教されるのも嫌だし、
黙って、ハイと答えていた。

「コノヤローと思っていても、いざとなると、そんな気持ちは消える」
普通のまともな夫婦関係ならそうだろう。

コノヤローの意味が違う。

家族を不幸にする夫を大事にしたら、もっと被害が広がる。

年金もわずかで、全然助けにはならないだろうし、
夫のお陰、と感謝するようなものは何も思い浮かばない。
子どものことは別。
逆に後始末をさせられ、迷惑をかけられると思う。
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夫のように、嘘の薄っぺらな優しさで、誤魔化されるよりも、
愛想が無くてもいい、やるべき事さえきちんと
やる人ならそれでいい。
信頼が基本にあってこその感謝だ。お互いに。

義務も責任からも逃げ、平然と好き放題やっている人が
いなくなっても何も感じないと思う。
むしろ、心が解放されるだろう。

世間には、「夫婦はこうあるべきだ。」
「お互いに我慢し、感謝しあおう」とか、
うまくいくコツをご指導する人がいる。

それは、二人共、きちんとやるべきことをやっているのが前提。
そうじゃない夫婦にいくら指導しても意味が無い。
逆に、どちらかが更に被害に遭い、事態が悪化する。

虐待を受けている子どもも同じ。
「親に感謝しましょう。親孝行しましょう。」
みたいな事が学校で指導されてきた。
益々、子どもは被害を訴えにくくなり、事態は悪化する。

昔から私はこういう親孝行や感謝の強制には抵抗を感じていた。







夫の話を思い出すと、
成功している友人を、自分の箔付けには利用する。
が、必ず「あいつは自分より出来が悪かった。きっと親のコネだ」
「自分にも大手企業から誘いがあったが、俺様には物足りないと思ったから、
断わり、あいつに譲ってやったんだ」
などと、言い訳していた。

真面目に努力し、働いてきた夫の友人等は、高収入を得、
家族をきちんと養い、守り、
悠々自適な老後が待っている。
夫は、そんな友人とも自分を同一視している様で、
「そろそろ、引退してゆっくり過ごそうかな」
と私に言って来たことがあった。

引退?遊んで暮らせるの?
借金も返さないまま、退職金も貯金もお金もまともな年金も無いのに?

我が子の学費すら出さない父親で、経済的DVしてきたのに?
それとも、誰かのお金をあてにしている?
まさか、自分の生き様まで頭の中で改竄している?

他人に見栄を張って、ほらをふいているうちに
そうだと思い込んだ?
そんな事を私に言う神経がおかしい。

まさか、私にまたどうにかさせるつもり?
私が言いなりになると思ってるのか、
脅迫したり、モラハラで言いなりになると?
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即、それは無理だろうと、当時は返事したが
妻はもうコントロールできない、と我に返ったようで、
また次の作戦を考えて居ることだろう。

と言っても、中身は幼児なので、
嫌がらせや脅しをどうするかレベルのものだろう。

こういった人格の歪みはおそらく母親の影響が大きいと思う。

義母は「他の母親は無知で、私だけが一番賢い、
私のいう事だけ聞いていればよい」と言いながら育てたという。
育て方は、長男だけを溺愛し、
下の子がどんなに頑張っても認めず、
夫は愛に飢えて育ち、自信を持てないまま、
自分が何者かわからないまま、大人になったのでは
と想像する。

愛されない、自信の無い自分を認めるのが怖くて
母親を客観視できないのだろう。
母が正しい、と思う事で、自分を慰めるしかないのだろう。
と、いくら私が想像しても、
夫本人は、全くそんなことまで深く考えない。
物事を深く考える能力がない。

だから、想像力にかけ、平気でばれる嘘をつく。

夫は、自分を天才、成功者の位置に置き、
それは母親の育て方が良かったからだ、と
今でも自慢する。
そこからして、異常な感じがする。
私の前では、母親から自立している演技をしていたが
亡くなった途端、カルトの教祖扱いみたいになってきた。

こんな夫が「俺様とうちの親を見習え」と、
偉そうに誰にでも言うなんて、信じられないと思う。
そんなありえない行動をするのが夫なのだ。

こんな人とずっと一緒にいたら、じわじわと洗脳され、
感覚がおかしくなっていき、嫌な事ばかりが続いたと思う。

結婚相手は、一緒にいて、自分の良さが引き出される相手を選ぼう。
嫌な事が続いたり、周りに嫉妬したり、
何か自分の意志でやろうとする時、
相手の嫌がる顔が浮かぶ様なら、その人とは離れた方がよい。







トヨタの社長交代のニュースを見て思った。
夫はこのニュースを見て「本来なら自分が社長になるはずだった」と
思うだろう。会社がトヨタでなくてもどこであっても。
嘘みたいな話だけど、そういう人なのだ。
大企業の社長と自分を同一化する。

若い時は、誰にでも憧れや目標があって、
あれが自分だったらなあとか、
いつかああなりたい、と想像してみることはある。
それはとても良いこと。

夫の場合は、似ている様で違う。
あんな風になりたい、では無い。
「本当は、自分がああなるべき、なるはずだった」
と、嫉妬し、世の中を恨む。
憧れをもったとしても、努力をする事は無い。

自分が努力してそうなりたい、と言う考えではなく、
自分は何もしなくても、周囲が持ち上げ、上に立たせるべきだ。
そうなっていないのは、周囲が悪い、世の中が悪いと
陰謀論に逃げている。

自分が無いので、簡単に儲かるという詐欺にすぐ騙される。
おだてられたら、この人は自分の事をわかっていると気持ち良くなり、
すぐ騙される。が、信念もないので、それもうまくいかなくなり、
逃げる。騙されたとは思っていないし、
反省もしないので、また騙される。騙す人間なのに、騙される。
正しさや本質を見抜く目や感が無く、
自分と同類の世界に寄っていく。注意してくれる人を敵視する。
そして失敗、でも反省しない。

自分に正しい忠告をしてくれる人を疑い、
ちやほやして騙そうとする人には、喜んでついていく。

自分を慰める為、どうでも良いことに浪費し、
本当に必要なことには使わない。
子どもに使う位なら、自分をちやほやする人に
何かご馳走していい格好する方がいい、という価値観の人。
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幼児期なら、まだ自己が確立されていなくて
何でもできそうな万能感があり、
世界は自分を中心に回っていると思ってもおかしくない。

人は、成長するにつれ、自分はヒーローでも天才でもないと、
現実がわかってきて、
世界の中心にはいない事がわかってくる。

その過程が無く(自我の成長未発達)内面は幼児のままで大人になり、
「何故、自分を誰も尊敬しないのだろう」
と納得しないまま本心を隠し、演技をして生きて来たのだと思う。

俺様を特別扱いにしろ、
俺様を誰だと思っているんだ。
お前らより、俺様の方が凄いんだぞ、

など本心を言ってしまうと嫌われるから
ぐっと我慢し、努力をするでもなく、
裏では人生を順調に歩む友人達を妬んできた。

就職して、仕事に慣れて来ると、
それまでの謙虚な演技をやめ、本性を出す。
態度が偉そうになる割には、ミスが多く、
責任感も無く、人間関係のトラブルで解雇される。

豹変ぶりが酷くて、会社側は騙された感が強くなる。
注意しても、何が悪いと開き直る。
それを繰り返してきたが、その都度、自分は正しい、
全て自分への嫉妬が原因だと被害者ぶり、
自分を切った人の悪口を周囲に言いふらす。

夫の被害にあった人は、沢山いる。
私がもし、その人達と会って話せば、
あんな人と何で結婚したのと言われるだろう。
実際、言われた事があった。



昨夜は重苦しい気分だった。
母の時とは全く違う。 
予想もしない突然の別れはショックが大きい。

こんな時にこの寒さ、気候、コロナ禍、
外が暗いと、心まで落ち込む。

自分には直接影響のない人であっても、
父、弟には何だかの心境の変化が起きるのでは、と
嫌な予感がする。

遠くで呑気に自分勝手に過ごしている夫を思うと
益々怒りが増してくる。
連絡しても不快になるだけ。口先だけ驚いて、
かといって、他人事で、1円の香典も出すはずもなく、
人の不幸を喜ぶ人だから、今は連絡はしない。

もう夫は、自ら他人という位置になっている。
自分が得をする時、人を利用する時のみ、身内面する。
あまりにバレバレな演技をするので、
もううんざり。期待することも本人に注意するのもやめた。

言いたい事は山ほどある。
言えばいうほど空回りで傷つくので言わない事がまたストレス。

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縁を切りたくない弟夫婦の縁が切れてしまい、
縁を切りたい我が夫婦の縁が切れないなんておかしいと思ってしまう。

弟嫁と同じ年齢かそれより若くして急死した知り合いは多い。
ここ数年の間に続いている。
また?もう嫌だ、と思う。

そして、明日は我が身。
父より先に私や弟がいなくなる可能性もある。
私より夫が長生きしたら、どんな迷惑をかけてくるかわからない。

子ども達のことがまた心配になってくる。
戸籍上の親子の縁をきることが可能なら、
心配事は消えて、今すぐきっぱり縁を切るのに。

配偶者との別れに悲しむ弟、
別れたいのに別れられないと嘆く私。
立場が逆だったら良かったのに。



先日、弟の奥さんの夢を見た話をしたが、
亡くなってしまった。

調子は良かったらしいが、鼻血からの誤嚥性肺炎で急変。
さきほど息をひきとった、と弟からラインがきた。

苦しまずに、そして夫(弟)と子に見守られて
やすらかだったそうで、それだけでも弟の気持ちは救われた様だ。

私は夫が身代わりになればいいと本気で思っていた。

あまりにあっけなくて、まだ信じられない。
あの夢は、挨拶だったのだろうか、
母の時も、似たようなことがあった。

弟が母の時よりも疲れ、弱っている気がする。
母の後、すぐに奥さんがいなくなるなんて、
ショックすぎる。
私と違い、仲が悪かった訳でもなく、ずっと一緒にいた訳だし、
これから老後を2人で、と思っていたのだろうし。

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母と奥さん、弟が甘えて支えていた2人がいなくなった。

可愛い1人っ子を支えに生きていくだろう。
大人になっても自立せず、頼りない子だけど
これからは、しっかり父親(弟)を支えて、安心させてほしい。
そうは言っても、母親を若くして失ったわけで(しかも何もかも甘えさせてくれた母親)
可哀想になってくる。
これから、何かにつけ、じわじわと寂しさ、悲しさが増してくるはずだ。
その点、自分は親が長生きだったので、
幸せだったと思う。まだ、父がいる。

むこうで、親子で簡単に葬儀をするそうだ。
自宅に帰ってから、何かのお別れ会をするのかもしれない。

今は、まだ、私の出番はない。
連絡がきたら、帰省して動くことになるだろう。

こちらの用事と重ならなければよいのだが。
父の世話もしなきゃいけないし、コロナもかかりたくない。

もう2度と弟の奥さんに会えないなんて、まだ信じられない。
私まで何もする気が出ない。気が重い。




ネットで宝くじをたまに買う。

ロト6ばかり。ジャンボも買ったり買わなかったり。
気が向いた時に、2口しか買わない。
400円で夢が買える。??

ほとんど当たらないけど、
不思議なことに、定期的に1万ほど当たる。
なので、少し赤字か、損得0かというところで 損はしていないようだ。

わざわざ買いにいかなくてもいいし、
くじの紙を手にしないので、気楽。
しかも、ポイントがたまる。

もし、高額当選したら、ショックで倒れるかも?
黙っていられるかな、いや、子どもたちには話さざるを得ないだろう。
人生がおかしくなってしまわないかな、
夫にばれたら、態度豹変して、すりよってくるか、
弱ったふりして、嘘の涙を流し、すがってきそうだ。
拒否したら、嫌われた理由を全てお金のせいにして、
私の事を家族より金を選んだ金の亡者だのと騒いで
見苦しい事ばかりすると思う。
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以前住んでいた土地で、近所に1億円当たった人がいた。
つきあいもない、よく知らない人だったが、
本人が話したので近所に噂が広がった。

何も関係ない人なのに、夫は嫉妬し、執着していた。
その人は、当選金で家を建て直した。
すると頻繁に家を見に行っていた。
出来あがった家をけなし、
その人の不幸を期待する様な事まで言っていた。

夫は、自分のそんな醜い行為を、私が覚えている事も忘れているだろう。

だから、もし高額当選したら、
夫には絶対にばれないようにして、
さっさと縁を切ることができるだろうか、なんて無駄な心配をしたりしてる。

あれこれ思いを巡らせる間が楽しいので、
ネットで結果「ハズレ、0円」の文字を見た時、
あれこれ心配したり、夢見た自分が馬鹿みたいに思えて来る。
それでも、ささやかな楽しみの一つなのでやめられない。


また夢の話。
初めて弟の奥さんの夢を見た。
どうってことのない会話をする夢だったけど、
彼女の声がまだ頭に残っている。
容態を気にしているからだろうなあ。 

他にも、盛沢山な夢だった。
弟と奥さん、何故か夫もいて、我が子もいた。
我が子が幼い子のままで、
愛想のよい夫に何か話しかけられていた。

私は、掃除をしていたり、
1人でばたばたしていて、やりたい事ができない夢。

自分の中の意識がそんな夢を見させたのだろう。

まさか彼女、急変していないよね、と心配になってきた。
弟は、よっぽどのことがないと連絡してこないと思う。

奥さんの兄弟から、様子を頻繁に色々聞かれているだろうし、
慣れない土地で、疲れ切っていると思う。
私に連絡する気力もないのだろう。

かと言って、こちらからわざわざ様子を聞くことはしない。
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夢に出て来たのは、私が容態を気にしているからだろう。
それとも、退院して自宅療養ができそうとか
少しでも明るい変化なら良いけれど。
2か月近く入院しているという事で、
肺が弱っているから、あまり動けないだろうし、
ベッドに寝ている時間が長い訳で、
それだけでも体力、足腰、脳も弱っていくのでは。と心配になる。

弟もこれからどうなるのかわからない不安もあるだろう。
自宅に一緒に帰りたいだろう。

母が入院した時からそうだったが、
逃げる様に、長く何度も旅行に出る彼女に対して、
もし、むこうでコロナに感染して、重症化したらどうするのだろう、と
不安を感じていたのは、私だけだ。

まさかコロナではなく、別の病気でそうなるなんて
予想もしなかった。

じわじわと、恐怖とショックが襲い始めている。
自分もいつ同じ病気になるかわからない。
明日は我が身、いつ、病院に行ったらそのまま入院となるのか、
突然、健康な自分で無くなるのかわからないのだ。





”うまく人を騙す人がいる。うまく責任を逃れる人がいる。
そういう人たちはその時「うまくいった」と思うだろう。
しかしその時にその人は心の中の借金が増えたのである。
心の中で負債を背負った。”   
 Twitterの 加藤諦三bot より~

↑の文は、わかってくれる人がいる、と感じて嬉しくなった。
そのまま夫にあてはまる。

先を考えず、その日暮らしの考えで、目先を誤魔化し、
自分さえ守られたらいい、誰かがどうにかする、
自分は悪くないから、誰かが後始末するべき。
と、常に誰かをあてにして生きている。
建前だけの計画性、責任感を表現する演技で騙し、裏切る。

長年、現実から逃げて来た夫は、
その積み重ねが大きな心の負債となっているのは明らかだ。

まともな人ならわかることだ。
普段の行動の積み重ねが大事だということを。
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「自分の為に犠牲になってでも尽くす人がいて当然、
自分にはそれだけの魅力と能力がある」と、かつて
夫は自分で言っていた。
「え?本気で言ってるの?」
と赤面するようなことを堂々と言う。
資産家のぼんぼんだと嘘を言っていたり、
信じて裏切られた人は何人もいた。

深層心理では、わかっているかもしれない。
認めてしまうと自分が潰れてしまうから
自分の都合よく、記憶をぬりかえている。

なので、困った時は平然と、騙した相手に弱った演技で
何とかしてもらおうとする。
誰が助けるか、調子いいな、と拒否されると
あいつは悪人だ、と被害者面して悪口を言い回り、
そもそもの問題もその人のせいにして責任をすりかえる。

反して、有り難いことに、自分は心の宝物が沢山増え続けている。
子ども達と過ごした歴史だ。沢山の幸せな思い出がある。
そして現在進行形で、宝は増え続けている。

夫は親の責任から逃げ、親としての能力に欠けていた。
私には親としてやるべきことはやったので、何も怖くない。
言い訳したり、色々わめかれても、夫にそれだけは、強く言える。
子育てに関しては、もう結論は出ている。

自分で背負って来た心の負債の重さにやがて潰される日がくればいい。



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