りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

2021年06月


昨日の事故の件。

亡くなった小学2年生と3年生のお子さんの可愛らしい写真をニュースで見ると
本当に胸が締め付けられる。

飲酒運転をした運転手への怒りが収まらない。

怒りはそれだけではない。
学校のPTAからガードレールを整備を何度も要望されていたのに
工事が実施されていなかったというではないか。

今後はスクールバスで送迎するとのことだが、
もっと早くにそうすれば良かったのだ。

自分も危険な通学路の整備の訴えをした経験はあるが、未だに改善されていない。
幸い、酷い事故が無いから良いものの、
マスコミが問題提起して話題にしたり、
人の命が犠牲にならないと動かないのは何故なのだ?


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最近特に感じるのは、
日本という国は、子ども達の命、生活を後回しにしているということ。
子ども達の幸せ、健康、命を守ることを
何より最優先にしてほしい。

今だけ、自分だけ、自分の利益だけしか考えない大人が
若い人達の未来を暗くしているのではないかと思ってしまう。

守られたかもしれない命を思うと本当に悔しい。







千葉の八街市で、小学生の列にトラックが突っ込んだ痛ましい事故。
このような事故が起きると
いつも、何故よりによって子ども達の列に?と腹が立つ。

飲酒運転だなんて、怒りしかない。
事故するなら人を巻き込むな!だ。

高齢の寿命がきた親を看取った後でも
こんなに色々考えるのに、
もし、自分の子だったら?

まだ、小学校に入学したばかりの我が子が、朝出て行ったまま
こんな事に巻き込まれたら~と思うと
胸が張り裂けそうで、どうにかなりそうだ。

「諦められない。信じられない。何故我が子が?」
「あと何分か早くor遅く家を出ていたら、
休みの日だったら、助かったのに」
といくら問いても、答えは永遠にでない。

「あれが最後になるなんて、
もっとこうして置けば良かった、
叱らなければ良かった」
などなど、悔やんでばかりだろうし、
苦しい辛い思いばかりが襲うと思う。

親御さん達のお気持ちは察するに余りある。

テレビのニュースで現場の映像を見た。
通学路にするには、危険な気がした。

歩道もガードレールも無く、国道を車がスピードを出して次々通る。
とても子ども達を安全に歩かせる道とは思えない。
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私の家の近所も似た様な道がある。

狭い道が多く、車が通る時、身体が車に触れそうになる。

過去に何度か個人的に、市の方に通学路の安全を訴えた事もあった。
学校の役員をした時も、地域の危険な道路の改善をお願いした事もあった。

数年たって、一部は改善されたが、他の場所はそのままだ。

市に通学路の安全対策工事を、学校と地域が一緒になってお願いする機会があった。
近隣の住民や道路に接する土地の持ち主の承諾が必要なのだが、説明をしても、
「いじるな、ほっとけ、子どもがどうなろうが知った事じゃない。
毎年お願いにくるが、迷惑じゃ、二度と来るな」
と言う頑固な老人が何人かおられた事実にも、驚いた。

事故が起きて、犠牲者が出てから、慌ててその場所をどうにかするのは遅いのだ。
この現場も危険場所には含まれていなかったそうだ。
(いや、危険だろう。)

2人のお子さんのご冥福をお祈りします。
怪我をされた子どもさん達が、早く無事に回復されますように。





来たるコロナワクチン接種に備えて
食料、解熱剤をチェック。

一回目は、それほど副反応は無いらしいし
自分は若くないので、おそらく大丈夫だろうとは思う。

が、やはり打つまでは不安になる。

仮に、副反応がでても、数日で完全に治まるならまあいいかと思う。

知りあいの医療従事者は、熱と倦怠感がでて、
熱は2日で下がったが、倦怠感が長かったとか。

若い人だからそうなのかもしれないが
二回目を打つ時は、怖いなあ。

かといって、緊張して迷走神経反射で倒れたらだめだし
 呼吸を整え、リラックス。

そして、接種の日まで体調管理も大事。
そっちも疲れる。
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すぐには何ともなくても
数日後に急変する人もいると聞くと
接種してから数日間は油断できない。

ワクチンをうつだけで、この恐怖。

インド株が蔓延する前に早く打ちたい気持ちと、
国内製のワクチンが接種できるまで待ちたい気持ちもあり、複雑。
結局さっさと打つことになると思う。

父の留守の時にあわせて、実家に早く行きたい。
少しでも、精神的に自由になりたい。
人に感染させない為にも。

親族の人から
「コロナでなければ、お母さんは亡くならなかったかも」
と言われた。

そうかもしれない。
コロナで無ければ、ストレスは少なく、
父から言葉の暴力を受けても、
どこかに出かけたり、私も実家に顔を出したりすれば、
母の気分が楽になり、免疫力もついたかもしれないと思う。

何より、面会で毎日会えたはずだから
精神的に随分違っていたことだろう。
不安と孤独感が母を弱らせたのは確かだ。

寿命だったのかもしれないが
今年では無かったかもしれない。

それに、もっと治療の仕方があったのではないかと
今でも思う。
最初から、打つ手は無い、どうせ高齢だしという
医師の態度が気になった。
今更だが、母自身も納得しないままだった気がして。

父は、周りの心配とは反対に
元気に1人暮らしを楽しんでいる様子。
色々、寂しかったり、失ってわかる事もあるだろうが
それを認めないのが父の性格。

ワクチンも2回打ち終わり、
全く何ともなかったそうだ。

父は、心配されるとその人を攻撃するから
もう心配はしないことにしている。

あちこちで、老害をまき散らす父は、
少し元気が無い位が安心なのだが(笑)




お腹がかゆいなと思ったら、
ぷつっと赤いふくらみができていた。

ニキビみたいな物だろうと思い、
石鹸で、よく洗った。
ところが、それが良くなかった様で
翌日から真っ赤になり、ふくらみが大きくなった。

ばい菌が入ったのか、化膿してきた。

そう言えば、だいぶ前にも似た様な事があった。

あの時は背中だったので、鏡越しにしか見えなくて
見えないと益々不安になり、
痛みが強くなってきたので皮膚科に行った。

塗り薬が出され
様子を見て見ましょうとの事で
たいしたことはなく、すぐに治った。 

皮膚が弱いので、
ちょっとひっかくとこうなりやすい。

今回も、同じ出来物の気がするから
塗り薬で治す事にした。
防水の絆創膏も張った。

父は、背中にできた出来物を長い間放置していて
後に皮膚がんだとわかり、切除した。
予後の良いものだったので今は完治している。
すぐに治らないできものは病院に行った方が良いと思う。

子育て中は、子どもを病院に連れて行くことが多く、
自分のことは後回しになりがちなのは
どこの親でも同じだろう。
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自分の事だけを考えれば良い年齢になってくると
ちょっとした事が気になってしまう。

母の死が予想より早かったことも、その理由かもしれない。

”人はいつどうなるかわからない、
ある日、ちょっと異変を感じ、
とりあえず、病院に行ったらそのまま入院になり、
二度と生きて帰れなくなるかもしれない”

と思うようになった。

母も、元日に入院した時は
本人がそこまで体調の悪さを感じていなかったし、
2週間で帰宅できると思っていた様だ。

「(母の)部屋はそのままにしといて、退院したら私が片付けるから」
と何回も言っていた。
自分もそうなったら辛いし、そんなの嫌だ。

最近、自分にちょっとした不調があると
コロナ?悪い病気ではないかと不安になってしまう。

しかも、コロナは変異するし、なかなか収束しないし、
こんな時に、オリンピックなぞやって
インド株が蔓延したら日本はどうなるのだろうと不安が増している。

いつになったら、明るいすっきりした気分で
皆が自由に活動できて
ストレス発散ができて、
普通に過ごせる日がくるのだろう。




最近、疲れる夢を見て目が覚め、一日中頭が重い日がある。
夢の中で、必死で歩いているのに足が動かなかったり、
時間が無いのに、なかなかやりたい事ができないとか、
焦って頭も身体も疲労したところで目が覚める。

枕が高くて肩が凝ったり、
変な格好で寝ていたから頭痛がしたのか、
無呼吸になっているのか、理由は良くわからない。
 よくドラマなどで、悪夢を見ていて
ガバッと起き上がり、はあはあ…怖かった~みたいなシーンがあるが、
悪夢を見た時は、実際そうなる事が多い。

繰り返し、同じシーンの夢を見る事も多い。
最近では、
「今日も、またここに来たのか。」と慣れている自分がいる。
最近繰り返し出てくるのは、結婚する前の職場のビルとその周辺。

都会の1人暮らしをしている自分だったり、
そこを今の自分が訪ねて行くパターンだったり、ごちゃまぜだ。

現実よりずっと良い建物と環境。
必ず、同じビルが出てきて、必ずそこのエレベーターに乗る。

何階で降りるのか、わからないのに
とにかく乗りたくなる。

ビルの中をウロウロしていると
疲労してくる。
外は夜になり、
帰りたいけど、家がどこかわからない。

どこに帰れば?電車はどれ?駅は?
と迷子になる。
常に自分は孤独だ。

夢のストーリーはいつも同じ。
昨夜は、現在の自分が登場していた。

ビル前の広場を歩いていると、
母に良く似た人が歩いているのを見て、
母のはずがないけど、似ているから母だと思って見とこう。
とその人を遠くから見ている場面もあった。

いつもと同じビルに入り、エレベーターに乗った。

ビルの中のレストランやカフェに入ろうとするが
コロナで開いていない。

疲れてきて、外に出ると、足が動かない。
夜になり、帰り方が分からず、途方にくれるいつものパターン。

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これは、自己分析すると、私の無意識のストレスや悩みなど、心の問題が
夢に現れているのかもしれない。

夢の中では、いつも1人で行動し、孤独。
出て来る過去は、一番自分らしく生きていた時。
あの頃から、自分の生き方が変わったと思っているのか。

家が分からず、帰宅できないというのは、もう後戻りできない、
これからもどうなるのかわからない、という不安の表れ?

夢は自分にとって、大切なもの。
夢の中で、探し物を見つけたり、
考え事のヒントが出て来たり、
前日の行動で、あれは修正した方がいいよ、みたいな閃き?があって、
助かったことがある。

亡くなった親友の不思議な夢もあったし、
自分の脳から自分へのメッセージみたいなものかも。

ポールがイェスタディを夢の中で作ったというのも
理解できる。(全然レベルが違う!スミマセン(*`Д'))
自分ももっとレベルの高い夢をみたいものだ(笑)
それこそ、結婚前に「この相手はだめ」というメッセージがあったら良かったのに?と思ったり。

これからは楽しかった~と思える夢が増えます様に。

目が覚めた時、音楽がグルグル頭を流れている事も、たまにある。
リクエストできたら面白そう。



夫は、過去の失敗を成功の歴史に塗りかえていく。

クビになった事を、ヘッドハンティングされた、とか
この会社に未来は無い、すぐに倒産しそうだし、
自分の能力にあわないレベルが低い会社だから 辞めてやったとか、
世話になった事を感謝する事も、
自分が迷惑かけたことの反省も無く、真逆の理由を言う。

就職活動で、自己アピールするのは良いと思う。
プラス思考も良いと思う。
誰でも、就活で、わざわざ都合の悪いことや、本音は言わないだろう。

夫の場合、就職活動だけの事では無く、
本人が本当にそう思い込んでしまっている。

自分は悪いと思っていないから、また同じ事を繰り返す。

転職してしばらくすると
あんなに前の職場をけなしていたのに、
「前の会社はちゃんとしていた、前の会社は良かった。
今の会社はダメだから、自分が前いた会社のやり方を真似するべきだ」
と言い出す癖がある。

転職をそうやって何回も繰り返す。

自分がどんなに嫌っていた人も
どんな失敗も、けなしていた事も、
過去の事になると、美談に変える。

だから、夫の口癖は「昔が良かった」だ。

現実に満足できず、常に不満を持ち、
かと言って、努力はしない。
周りが変わる事ばかり、期待している。

前が良かったと言い続けているうちに
今では、一番最初の会社が良かったと、一周回って最初に戻った様子(笑)


人生では、子どもの時が良かった、という事に落ち着いている(笑)

人を利用し、搾取し、責任を押し付けてきた人だから、
失敗から学ばず、何が幸せなのかわからず、
自分の事しか大事にしてこなかったから
何も残っていない。
それでも、「そのうち、いつか」と言い続け
自分は人の上に立ち、大金持ちになれると思っている。

子どもの頃なら、責任も無く、親に頼れば良かったから
それが一番夫にとって、良い時期だったのだろう。

口先では、
「責任とは」「子育てとは」「仕事で成功するとは」とか、
他人に説教をするのだから、信じられない。
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そういえば、子どもが小学生の時、
クラスメイトの中に、お母さんに先生へのクレームを毎日言わせる子がいた。

その子は、先生が嫌いだから学校に行きたくないと
毎日、先生の粗を探して、お母さんに言うのだ。

お母さんは、先生に「我が子が不登校になったら
あなたのせいよ、訴えてやる」と言い、
我が子を特別扱いする様に、要求していた。

クレームの内容は
「先生のおはようの言い方が雑だった」とか、
「もっと自分に丁寧に接しろ」とかのレベル。

家では、お母さんは子どもの奴隷状態だったそうだ。

先生は神経を使って接していて、学年が変わると
強気のベテランの先生が担任になった。

担任が変わっても、この先生は嫌だ、おかしいと
親子の異常さはかわらない。

その代わり「前の先生は良かった」と言い出す。
あんなに嫌っていたはずの前の担任に
連絡をし、親子で食事に誘ったりしていた。
まるで、過去のクレームを無かったことにするかのように。

「うちの子、離れると、前の先生が好きと言い出すの。
いつも、今の先生が嫌いになるみたい」
とお母さんは笑って話していた。

子どもの場合は、親子関係に問題ありかもしれないが
”現在の状況が常に不満で、過ぎたことは美化する”という点では夫に似ている。

そんな人は
気が付いたら、文句ばかり言う生活を繰り返し、
楽しい思い出、幸せを感じた記憶も残らず、寂しい人生で終わってしまいそうだ。





 


私の質問に対して、ミカさんは、
「あれ?その話?私が喋ったかな?へへっ」
と笑って誤魔化していた。

(話はそれるが、大変な事が起きた!とか、遂に!とか、もうダメだ!みたいな
派手なタイトルのブログが、実は何でもない内容で、やられた~と思ってしまう時がある)
それとミカさんの言動が似ていた。

PTAの会合の帰り道、ミカさんと一緒に歩いていたら、
パンチパーマ、ジャージに雪駄といういかにもという感じ?のお兄さんとすれ違った。

知らない人だし、怖い感じがして
お兄さんを避けて歩いた。

するとお兄さんは「あれ?ミカちゃんじゃねえか?」と
ミカさんに声をかけてきた。

は?知りあいだったの?と内心驚く私の顔をみて
ミカさんは、顔をひきつらせ、知らん顔をしかけていたが
「何気取ってんだよ久し振りィ!元気だった?」
とお兄さんに引き留められ、誤魔化せなくなった。

少し離れた所で、お兄さんとミカさんは何か話していた。
その口調は、いつものミカさんとは別人だった。

私の所に戻ったミカさんは、
「昔の知り合いで。」
と言うだけで、黙っていた。

人を見た目で判断してはいけないし、
誰がどんな人と付き合おうが、自分には関係ないので
こちらも何も聞かなかった。
ミカさんに、表と裏の顔があるのは、確かなのだろう。
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一見、子どもを可愛がっている様に見えたが
ある時、子どもさんに、日常的に暴言、暴力をふるっていると本人から聞いた。
当たり前の様に、自慢気に話すので、
私は絶対にやめるようにと何度も言った。
ミカさんはうつむいて「わかってる…」と言っていた。

その後、子ども達は、クラスが変わり、
違う学校に進学し、ほとんど会う事も無くなり、
親同士も自然に会わなくなった。

こちらから全く連絡をしなくなったので
私に嫌われたと感じたのかもしれない。

魅力的な部分があり、
羨ましいところも沢山あったし、嫌った訳ではないが、
彼女と親しくすると、いつのまにか洗脳されそうな
自分が自分で無くなるような、恐怖心があった。

そんな私の気持ちを彼女は察したのかもしれない。

彼女に聞いてみたことがある。
どうして、他の人には、突然怒ったり、
はっきり文句言ったりするのに、私にはいつも気を使ってくれるの?と。

彼女の返事は
「りんごさんには、馬鹿にされたくないの。軽蔑されたくないって凄く思うの。
りんごさんが本気で怒ったら、私、立ち直れない位、落ち込みそうで怖いの。
いつも好かれていたいと思ってしまう」

何故、自分なんかに、そんな風に思うのか、
その時の彼女の気持ちは理解できなかった。
私の中に、ミカさんと似た何かがあって、
それは彼女にしかわからない感覚だったのか?

でも、本当にそうだったとしたら
自然に縁が切れたのは、良かったと思う。

悪く考えると、私は彼女のターゲットになっていたのかもしれない。

彼女には、他にも沢山の知り合い、遊び仲間がいた。
私と縁がきれたところで何も困らないし、
またすぐに、次々と誰かと仲良くなって
どたばたして、の繰り返しなのだろうと予想している。

今ではどこかに引っ越してしまい、
誰も、どこでどうしているか知らないという。



 


ミカさんに、説明会に出る様に言われたから急遽行ったけど
説明以外の特別な話は無く、行く必要は無かったこと。
ミカさんが、来ていなかった事。
などを電話で話した。

すると、へへっと笑って
「行きたかったんだけど、下の子がお腹壊しちゃって~」
と言うだけのミカさん。
その反応を見て、あの電話は嘘だったんだなと思った。

「だって、うちはイベントに出ないし、説明会行っても意味ないし。
別にどうでもいい。行かなくて正解だったわ。はは。」
と、嘘を真に受けて真面目に学校に行った私を笑っているようだった。

そして、この人、簡単に人を信じるんだなと思った事だろう。

ミカさんには、気を付けた方が良さそうと感じ、距離を置く事にした。

が、子ども同士が仲良しなので、当時はそうもいかなかった。

電話がくると、普通に話はしていたが、
彼女の嘘に乗せられないよう、気を付けた。

他のママ友、Wさんと話す機会があり
「ミカさんて、電話かけてきたら一方的に話してきて
なかなか切ってくれないから困るのよね。
この前も、クラスの連絡網でミカさんから電話がきて、
次の人に早く回したいのに、1時間も一方的に喋られて困ったわ。
あの人、苦手だわ。」
と愚痴を聞いた。

Wさんと、ミカさんは仲良しではない。
むしろ、仲が悪い。なのに?と少し不思議だったし、
Wさんも、ミカさんの長電話に違和感を感じた様だった。
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そこで、思い出した。

その時の事を、ミカさんから聞いていた。
こんな風に。
「昨日、連絡網をWさんに回したのよ。早く次に回してほしいのに
Wさん、1人で喋りまくって、なかなかきってくれないの。あんなにお喋りだったなんて、
びっくりしたわ。
しかも、その内容は、あなたの話題よ。安心して。悪い話じゃなかったから」

私の噂話をしていたわよと言うのも嘘かもしれないし、
噂通りのトラブルメーカーなら、
こうやって、人間関係をかき回すのかも?と気をつけていた。

Wさんから聞いた話では、私の話題はミカさんの方からしていたし、
一方的に話して電話をきらなかったのはミカさんだったし、また嘘をついていた。
あの人何歳か知ってる?とか、私をどう思っているのかをWさんに聞き、かまをかけた様だ。

少しでも、マイナスな事をWさんが口走ったら、
それを大げさに私に伝えて、二人を喧嘩させようとしているのが
すぐにわかった。幼稚すぎて驚いた。

私はWさんとは仲良し。
ミカさんは、私を自分の味方にする為に、
自分から離れない様に、Wさんと私を引き離そうとしたらしい。
私を孤立させて、自分から離れない様にしようとしたのか。

Wさんも良くわかっており、その手に乗るはずもない。
うまく流し、お互い誤解されないよう、私に教えてくれた。

ミカさんは、人と人をもめさせようと他でも色々企んでいた。

普段付き合いの無い人から、突然「うちの主人の名刺をお渡ししますので、
何かありましたら、連絡くださいね」と名刺を渡されたことがあった。

自営業をされていたので、営業?仕事が大変なのかなと思ったが
意味不明で、??と言う感じだった。

もしやこれもミカさんが何かした?のかと

他の人に聞くと、そうだった。
ミカさんが、このお宅のご主人が、仕事もせずに遊んでいると嘘を言いふらしていた。
このお宅は立派な家で、ミカさんはそれが気に入らず、ここの奥さんを嫌っていた。

もしかすると、ミカさんが当時、私と仲良くしていたので
ここの奥さんが、私を通じてミカさんに否定してほしかったのかなと思った。

で、ミカさんに、
名刺を貰ったこと、このお宅のご主人は仕事をされていること、
誰が、ご主人が働いていないと言いふらしたのか、
と話してみた。
とにかく、嘘は言わないでほしい。人の個人情報を話題にしないほうがいい。
私を巻き込まないでほしい、みたいな事もはっきり言ったと思う。

他の人たちは、ミカさんを怖がっていたが、
私は、年上だったこともあり、どちらかというと
私の方がミカさんより強かったと思う。
ミカさんは、どこかで私を怖がっていた。

                          続く







これまで、仲良くなった友人達は、皆尊敬できるところがあり、
大人で素敵な人ばかり。


今になるまで残った友人は、学校の同級生と独身時の職場の人、ママ友、最近の職場の人など。

いつのまにか、縁が切れた人も多数。

その中で、今思えば、(自然と縁が切れて良かったのかも)と思えるママ友、ミカさんがいる。

当時、ミカさんから毎日の様に電話が来ていた。
子ども同士が仲良しで、学校の情報を教えて貰ったり、
お喋りの相手として、その当時は楽しかった。

彼女は自分の育った環境がいかに過酷だったかを何回も話した。
苦労したが、頑張って生きてきて、今は一流企業の高収入の人と結婚して幸せだと話していた。

かと思えば、故郷の親や親族から、結婚以来ずっとお金の無心をされ続けていると悩んでいた。
彼女と親族が共依存関係のように思えた。

そんな悩みを隠し、普段は社交的で、
第一印象は、大人しそうで聡明な感じがした。

つきあってみると、人の好き嫌いがはっきりしており、
虫の好かない相手には、理不尽に喧嘩をふっかける癖があった。
言葉使いまで、がらっと変わった。
「恐い人だから気を付けて」と噂も流れ、周囲の人は彼女を避けていた。

私は何故かミカさんに懐かれてしまった。

時間が経ち、気が付くと自分が振り回されている事に気が付いた。
例えば~
電話で「大変よ!緊急事態が起きたの。でも、内緒なの」と言ってくる。
内緒と言いながら、勝手に話し始める。

内容は、緊急事態でも無いどうでもいい、人の噂話。
口の軽い面があるし、物事を大袈裟に話す癖もあるなあと感じ始めた。

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ある日、学校で、自由参加のイベントがあり、
参加する人は説明会があったが
我が子は参加しないので、欠席する予定だった。

するとその数日前、彼女から電話がきて
「説明会には全員出席しないといけないみたいよ。
ここだけの話だけど、イベントの説明の他に、深刻な話を先生がするらしいわ。
だから私は出席することにしたわ。あなたも出た方がいいわよ。大事な話らしいから」
と教えてくれた。

どんな話があるのだろうと、説明会に参加した。

「イベントに参加しない人は、教室の外で待っててください」と言われ
廊下で終わるのを待った。
説明会が終わり、さて、どんな大事な話かと思ったら、
特に何も無かったのだ。

え?と思い、他のお母さんに聞いたが、誰もそんな話があるとは聞いていないと言う。
何故来たの?と言われてしまった。

で、ミカさんが来ていなかった。
あんなに、出るように言っていたのに、自分は欠席?
何かあったのかと思い、帰宅してから、彼女に電話をした。

                                続く


昨日、久しぶりに実家の夢を見た。

父の留守の時(父は定期的に自分の実家の掃除にいく)に
母の形見や自分の忘れ物などを取りに行かなきゃと気にしているからかな。

父(弟も)が勝手に処分したりどこかにしまい込む前に。

行けるとしたら、夏休みあたり?

オリンピックもあるし、ワクチンもうち終わる頃。
その頃は、インド株が広がり始めているかも?

タイミングが難しい。

そんな事を心配しているからだろう。

夢の中では、一瞬で実家に移動していた。

何故か、父も弟もいた。
母の形見を取りにいく夢だから、母はいないはずだが、
夢の中にでてきたような?曖昧だ。

母が生きているうちは
実家の夢をよく見た。
いつも両親は若く、昔のままの実家だった。

昨日の夢は、現実そのままの夢。

母が亡くなる5日前、
「5分置きにふーっと眠くなる。すぐに鮮明な夢を見る。
いつも自分の実家にいる。亡くなった母親や姉が出て来る。
目が覚めると5分しか経っていないのよ。その繰り返し。」
と、キョトンとした顔で話していた。

あまり嬉しそうでは無い母の表情が印象的だった。

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もしかしたら、お迎えだと気が付いていて、
まだ来ないでほしかったのかも。

私は、夢の中で母に会いたいと思う。
いつか、私の最期に迎えに来てくれるのは母だろう。

お迎え現象や臨死体験は、脳の機能の衰え、脳に組み込まれたプログラムなどと言われるが
血流も悪化し、機能が衰えた状態で
そんな力が残っているのだろうか。

あの世があるかどうかは、誰にもわからないが
不思議な事が起こるのは何故だろう。

過去の事だが、我が子が事故に遭い、奇跡的に軽傷で済んだ時、
不思議な体験をしたと話していた。
またいつか、その話題もしたいと思う。

自分の不思議な体験と言えば、
最初の出産後、医師の処置が悪く、子宮内感染を起こした私は
夜中、突然の腹痛に耐えられず、家で気を失ったことがある。

目が覚めた時、再び腹痛が襲ったが、
しばらくすると落ち着いた。
気を失うまでの行動の記憶が無く、どの位の時間倒れていたのかもわからず、
覚えているのは、ものすごい数の人が倒れている私の周りに立っていて
私をどうするか?についてがやがやと話をしていたこと。

あれは何だったのだろう。
気を失っていた時に見た夢?
臨死体験?
未だに良くわからない。

とにかく、二度とあの体験はしたくない。


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