りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

2021年05月







また飛行機内でのトラブルがあった。

今回の人は、コロナに感染して退院したばかりだと言う。 

コロナに感染したら、尚更周りに配慮しそうなものだが。
どうしてそこまで意地になって、マスクをしないのだろう。
何か訳があるのか。

例え、自分はコロナウイルス持ってない、
抗体があるから大丈夫と思っていても
周りの人の心情への配慮、飛行機に乗る為のルールを守ろうとする気持ちが
無いということになる。

ハンカチも持ってないと言い、紙ナフキンを渡しても
口にあてなかったという。

飛行機を遅延させ、乗客に迷惑をかけるのだから、
少しの間だけ我慢すれば良いと思うが。

体質的に無理な理由があった訳では無さそうだし、
マスクをするのがとにかく嫌だったということ?

夫は、この男性と似た様な世界にいるのだが、
小心者だし、表の顔はとても良いので、
そこまで意地ははらないと思う。

それは救われるところ。
変な意地をはって嫌がらせをするのは、相手が自分より弱い立場、
ターゲットにした相手に抵抗された場合などの時だけだろう。

自分の経験、学びによる信念のようなものが無く
人の受け売りや親に言われた事をそのまま自分の考えのように
演技で言うだけなので、
いざという時、相手を説得できる訳もない。
陰謀説も、単に世界の不幸を喜んでいるから。
歪んだ性格で無責任に面白がっているだけ。
信じる上で、確かな根拠も持っていない。

が、裏で、こそこそと
世の中は馬鹿な人間ばかりだ、
騙されている、自分達(陰謀論を支持する)のような優れた、
選ばれし人間だけが真実を知っているのだ。
皆騙されて、マスクをしている、馬鹿な連中だと
優越感に浸っている。
そうでないと生きていけない、情けないことだ。
Redsugar20207107_TP_V


おそらく、帰宅した場合、私たちとコロナの話題になっても
すぐには、本音を言わないだろう。

ふんふんと話を合わせながら、
後で、ニヤニヤしながら「お前たちは知らないだろうから教えてやろう」
と上から目線で、コロナは嘘だ。存在しない。
マスクもワクチンも害であり、無意味だと
ご指導(笑)をすることだろう。

夫とずっと同居していたら
誰かが悪い、世の中が悪いといつも言い訳を聞かされ、
ストレスにまみれ、逃げられない様に脅され、
今頃、自分は卑屈な人間になっていたに違いない。

離れていたからこそ、自分のままでいられる。だから戦える。

夫にターゲットにされた人は、搾取され、利用され
最後は捨てられるか、自分が離れる。

被害にあった経験が無い人は
見方を変えて仲良くすればいいと流す。

世の中には、人の心を蝕む人が本当に存在するのになあ。





昨日フェイスブックの話題を書いたが
書いた後、久しぶりに他の人の投稿を見てみた。

1人で楽しむのが好きなので、FB友は有名人ばかり(笑)。
お互い顔を知っている人は2人だけ。
他の知り合いには内緒。

自分の好きな情報の保管庫としてFBを利用しているので、
たまにしか更新しない自分の投稿は、
誰も興味持たないだろうし、反応もほとんどない。

なのに、いつも私の投稿を見てくださっていて
イイネをつけてくれる貴重な方がいる。

お会いした事もなく、
離れた土地で音楽関係の仕事をされている人。

男性で年齢はおそらく50代。

数年前、FBを始めた時に
この方は、高齢のお母様と二人暮らしで、
毎日、素晴らしい料理をお母様に作っておられた。

本当に料理が上手で
手抜きをしないし、仕事も熱心で、
人脈も広くファンが多い方だった。

お母様が亡くなられた後、
郊外に家を買って引っ越しをされた。

DIYも得意、庭作りも、何でも起用にこなす人だった。

引っ越し先でもすぐに仲間を作られ、
あっという間に友人を増やしておられた。

CAT9V9A9145_TP_V

久し振りに、どうされているかなと覗いて見た。

すると、亡くなっておられたのだ。

まだ若いのに。何故?

多くのファンの方が悲しみのコメントを寄せていた。

詳しくはわからないが、今年の2月に亡くなった様だ。

以前、軽い脳梗塞を発症されたが、
早期発見で、後遺症も何もなく
元気で通院はされていたのは知っていた。
その後、次第に体調を崩されていた様だ。

入院することもなく、
自宅で1人暮らしをしておられた様子。

昨年末、食欲が無い、食べられない、
体重が10キロ以上減ったという投稿があった。

母もそうだったが、
重大な病が身体を蝕み始めると、
食欲が無くなる、食べられなくなる、脳が食べる事を拒否し始める様だ。

母は、腫瘍が十二指腸を塞ぎ、
入院した日から、食べ物を口にすることはできなくなった。

最後は、水も通らなくなった。

食欲が消えていたとはいえ、
そういう状況になったことは辛かったと思う。

点滴ではなく、何か食べ物を身体に入れていれば内臓が動くので、
ひどい便秘とお腹の張りによる強い痛みに苦しむことは少ない。

癌末期になると、便秘に苦しむケースが多い様だ。

母は、夜になるとお腹が張り、唸るほど苦しんでいた。
全く胃腸を使わないのが原因だという。

お腹の痛みが始まってから、急に弱ったと思う。

人は、普段何気なく、食べているけれど
どれがどれだけ、大事な事か、
内臓が動くことがどんなに生きる事に必要か
当たり前の事だけど、ひしひしと感じている。

それにしても、昨年とそして今年も、
どうしてこんなに、悲しいお別れが続くのだろう。



 


昨日、フェイスブックの友人から
「投稿記事が消えてるよ。2年前の分から」
と連絡があった。

もともと、あまり更新せず、投稿も少なかったので
気が付いていなかった。

見てみると、本当に2年前の記事から今日まですっぽりと消えている。

アクティビティログやゴミ箱をみても
画面がバグって、見る事ができない。

うちのネット状況が悪いのか、
フェイスブックそのものの問題か、わからないので
とりあえず、パスワードを変えて様子を見た。

パスワードは何度か変えて来たし、最近も変更したばかり。
ログイン履歴をみても、
不正ログインの可能性は無いと思う。

あえて個人情報もほとんど入れていない。

 フェイスブックは、情報の保管庫として使っている。
どちらかというとツイッターの方が、活用しやすい。
使い方は個人の好みで、色々あるだろう。

で、今日、フェイスブックを再度チェック。

アクティビティログには、投稿の履歴は何も残っておらず、
バグっていたゴミ箱は、今日はすぐに見れた。

何という事でしょう。
ごっそり、ゴミ箱に移動されていた。


大事な情報の倉庫として使っているのに
自分で2年分もゴミ箱にいれるはずもなく、
いったい誰がこんな事を。
すぐに、復元させて確認。
元に戻った。
domain458A0768_TP_V

ググると、フェイスブックは、色んな不具合が結構ある様だ。

あと、フェイスブック社が問題ありと判断すれば、削除される場合もあるらしい。

私は、そんなレベルの情報は投稿していないし、
2年分を一度にゴミ箱に移動するなんて、フェイスブック社はやらないだろう。

何かの不具合かな。
それにしても気持ち悪い。
解決するまでは、気分が悪かった。

一応、フェイスブック社に、
問題報告とどういう理由が考えられるのかをメールで問い合わせた。
返事がくるかどうかもわからないけど。

人によっては、政権批判をしていたら
勝手に記事が削除されたとか、
ロックかけられたとか言う人もいたが、
どこまでが会社の操作か、それとも不具合なのか
よくわからない。

ツイッター社は、あからさまに
理不尽な凍結をすることがある。

この人を凍結するなら。あの人の方が先に凍結するべきだろう
と思えるような、ちぐはぐな事もある。

とにかく、ネットというものは、信用できない。
が、今の時代、ネットがないと生きていけない?
無くてはならないものになった。

常に怖がりながらやる方が、自分には向いている。
分からないことは、若い人に教えてもらいながら
どうにか楽しんでいる。



世の中には、DV被害者や虐めの被害者に対して

「気にし過ぎでは」「加害者にも事情があるから許してあげて」、
「あなたが我慢すればうまくいく」「仲良くしないといけない」
「いつまでも、怒らないで」「もう忘れなさい」「黙っておきなさい」

などなど、被害者の心に二次被害を与える人は多くいる。
根本に差別意識がある。
性被害者に対するセカンドレイプもまだまだ多い。

私が両親の毒親的部分について弟に話すと、
弟は(大事にされ、今日まで甘やかされて来たから)
他人事に感じるようで、
わかったふりはするが、無神経な言葉で
更に人を傷つけ、2次被害を与えてくる。

弟も奥さんからDV被害に遭っていると思っていたが、
違ったのか?自覚が無く、共依存になっているのか。
よくわからない。
でも、長く家庭のストレスで心を病んだ事があるし、
最近も顔面麻痺になった。

原因は、意地でも家庭だと認めないというか
家庭の話題をしたがらない。

我慢して現実逃避するから病むのではないか。
これからの弟の健康が心配になる。

弟と話していると
問題のとらえ方が私とは違う。

人格障害についても、DVやモラハラについても無知。
話題にしても、自分には関係ない、興味ないと言う態度。

母が父にモラハラされていたこと
私の差別的扱いも全く知らないと言い続ける。
母がずっと訴えてきたことだから
知っているはずだが、
おそらく、母の我儘、思い過ごし、母に原因があると
母の訴えを信じていなかったのだと思う。
私の話も、信じていないなと
母へと同じ様に軽くあしらってるなと感じる。
elly134091024_TP_V

自分が無知な事は、無いものとするわけだ。
だから、丁寧に、資料を見せて、
DVとは、モラハラとは、人格障害とは、
と、まず、そういう事が存在することから知ってもらわないと
話ができない。
弟自身の事も考えると、自分の事に置き換えて
知ってもらいたい。

事なかれ主義の教師みたいに、
被害者が我慢して、気にしない様にして
仲直りするのが、解決法だと信じている。

「逃げる」
「離れる」
「毒親には心で復讐する」
「無理して付き合わない」
ことは、悪いことだと思っている。

まさか、そんな解決法があるなんて知らないだろう。

虐待されている子どもや
虐待されて育ち、PTSDで大人になっても苦しみから逃れられない人にとって、
「許してあげては」「親孝行すべき」「子は親を扶養する義務がある」
という古い価値観の押し付けが
どれだけ残酷なことか。

弟は父は嫌いだ、とか仕方なく付き合っているとか
私の味方だと言う。
が、いざとなると違う。

視点が加害者側なのだ。
本人はそれがわからない。

でも、そうだからあの奥さんと暮らしていけるのだろう。

「あなたの気持ちはわかるよ、でも」
と「でも」がついて
加害者の言い分だけを信じ、弱い方、言いやすい方に圧力をかけてくる。


同じ親で育ちながら、こうも性質が違うものかと
親の子への接し方は「わけへだてなく」「差別しないで」
育てないと、こうなるという例かもしれない。
なかなか、それも難しいとは思うが、子はちゃんと見ているから
親の心に、全ての子どもに無償の愛があれば伝わると信じたい。



仕事帰りにいつも立ち寄るショッピングセンターで買い物しようと
思ったが、遅くなりそうなので、営業時間を調べてみた。

時短営業の可能性もあるので、ホームページを空けて見た。

すると、えっ?
「当店の従業員に、陽性者が出ました」とある。

消毒はきちんとしています。
みたいな事が書いてあるだけで、広い店内のどの売り場なのかはわからない。

店はいつも通り営業。

検査結果は、昨日でたもの。
ということは、濃厚接触者とか、
同じ部署の人とか、検査結果待ち?

従業員の出社日、休んだ日が書いてあったが
どの売り場かわからないことにはなあ。

自分はよく行くので、その人とどこかで接触した可能性はある。

食品レジなら、不安になる。

買物に行って大丈夫だろうか。

具体的に、売り場を教えてくれた方が良さそうだけど。
わからない方が、不安になって
客が減るのではないかなと思う。

生鮮食品だったら、そういう訳にはいかないのかなあ。

drtftgyuhij_TP_V

不特定多数の人と接する仕事は
陽性者がでたと公にされ、影響を受けるので神経を使うことだろう。

お店へのダメージもだけど、職場での居心地も悪くなりそうだ。
どの職場でもそうだろうが、
気を付けていても、なる時はなる。
先日、感染して職場に迷惑をかけたと
命を絶った女性がいた。
悲しすぎる。

コロナは風邪だ、マスクもいらないなどと
迷惑をまき散らす人もいるというのに。

自分は、買物中は、手の消毒は何度も店内でやっている。
それとマスクだけで、本当に大丈夫だろうか。
最近は、花粉症なのか、よくくしゃみをしている人がいる。
通りすがりにやられると、心配になる。

今日は、他の店に行こうかなあ。

まだまだ、こんな状態の日本で、オリンピックを絶対に開くと言うIOC.

これで、オリンピックが開催されて、
とんでもない事になったら、誰がどう責任とるの?

おまけに地震、水害、台風と
これから自然災害も増える時期なのに、
人災まで起こされたら、
日本は終わってしまうのでは。

コロナ禍になってから、
病む人が増えたのではないか。
芸能人を見てもそう。
色んなところで、悩み、困っている人が増えている。

「どげんかせんといかん。」という懐かしい言葉を思い出した。
このままじゃいけないよ。
どうにかしないといけないよね。


断捨離しようと、以前から物を処分しているが
なかなか進まない。

物置は、自分の物は殆どなく、
子ども達の物ばかり。

自分達で、整理してと前から言っているが
なかなか進まない。

以前、何度か整理したが、
どこまでやったか、忘れてしまった。

自分のいらない物は残っていないか
早起きして、物置をチェックしてみた。

捨てるつもりだった古いビデオテープがまだ残っていた。

DVDに移して、処分したはずだったが
あれから時間が経っているので忘れていた。

その中に、祖母の米寿の祝いの動画があった。

DVDに移しながら見ていると
今の自分の年齢に近い、両親の姿、親族が大勢いる。

皆若い。そして、ほとんどの人がもういない。

宴会は盛り上がり、皆笑顔で楽しそう。

両親の楽しそうな姿を見つけた。

母は自分の親族なので、久しぶりに会えてはしゃいでいる。
皆とても幸せそうだ。
KMajisainohanataba_TP_V

母が笑顔で嬉しそうにしている姿を見て
いつもの悲しさは消えた。

そうだ、こんな幸せな時間もあったんだ。
やっぱり、私よりずっと母は家族に恵まれていた。
私にはこんな場所は無い。
夫婦であんな風に親族の宴会に笑顔で参加なんて
私にはありえない。

子どもたちと賑やかにすごす時だけかな。

今頃、母はあの世で、動画の中の人たちと
一緒にこうやって楽しく宴会をしている事だろう。 

亡くなる1週間前、祖母が夢に出てくると言っていた。
お迎え現象と言われているが
どうして、亡くなる前の人に、共通してそういう事がおきるのだろう。

脳の働きが弱って、幻覚が見えるなどと言われているが
そうなのだろうか。

あの世があって、お迎えにくるのではないの?
心の準備をさせる為に。と思いたい。

うつらうつらすると、すぐに祖母が鮮明に出て来ると言っていた。
夢と言ったが、実は幻覚だったのか?
それとも?
人間には、説明のできない不思議なことが起こるものだ。

さて、ビデオを処分したら、次は服の断捨離をしようかなあ。




母が一番仲良くしていた伯母が亡くなったと
弟から連絡がきた。
長い間、施設で寝たきり状態だった。
母はいつも気にかけて、お見舞いに行っていたし、
まさか、叔母より自分が先に逝くなんて、全く想像もしていなかった。
誰もが、まさかと思える結果になった。

実は、母が危篤の時に、叔母が緊急搬送されたと電話が入った。
姉妹仲良く天国に逝くのかなと思っていたら、
伯母は頑張り、なんと叔母の夫の方が、翌日に亡くなったのである。

だから、母と伯父の不幸が重なった。
親族はショックが大きかった事だろう。

これで、母方の親族が、今年前半だけで3人旅立った事になる。

今頃、あの世で皆で再会し、賑やかな事だろう。

母の事を思うと、あの世の方が楽しいに違いない。
父の顔色を伺わず、自由でのびのびと
先に逝っていた親兄弟達と、素の自分のままで
天真爛漫に過ごしている事だろう。

母の為に、あの世があってほしいと強く思う。
あの世があれば、また自分も会える。
RED2020906031_TP_V

若い頃、伯母と母は良く一緒に外出していた。
姉のいない自分には、何人も姉がいる母が羨ましかった。

伯母と母が楽しそうに過ごしていた姿を
思い出すとほっとする。
忘れかけていた子どもの頃の記憶。

気が付くと、涙が出ている。

母の人生は幸せだったのだろうかと
つい考えてしまう。
私に比べて、母は幸せな奥さんだと思っていた。
夫に比べて、頼りがいのある父。
安心して暮せる事が、一番の幸せだと思った。

事実そうだったに違いない。
が、亡くなる前までの、父の冷酷さが
母の幸せな過去の記憶を消してしまった。

父は、施設にいたこの伯母に対しても、
非人間的な酷い事を言っていた。

私のこれまでの父の良い印象は壊れてしまった。
人生の終わりに父は、大事に築き上げた自分の人生をぶち壊した。

最後が大事なのだなとつくづく思う。


母自身、元日に入院した時、
3か月後に亡くなるなんて思ってもいなかった。
直ぐに帰れると思っていた。
服も着替えしたまま、ぽんと置いてあり
「退院したら自分で片付けるからそのままにしといて」
と言っていた。

だるさは、コロナ禍で運動不足になったせいと
思っていた様だ。

入院前は、
「来年のお正月を迎える事ができるだろうか。
今年が最後かもしれない。そんな気がする。
コロナのせいで、急に体力が落ちた」
と言っていた。

予感はしていたのだろうか。
断捨離をしたいとずっと言っていて、
弟には頼まず、私に作業をさせると言っていた。

コロナで帰れないし、何できつい仕事だけいつも私にさせるのか、
という不満もあって、私から弟に手伝う様に頼んだ。

一度だけ、弟に頼んで物置を整理したらしい。

結局、母の衣類や愛用品は片付けないまま、
この世を去ってしまった。

面会する為に、実家に帰った約1カ月の間、
母の許可を得て、母の服や私物を一部だけ片付けた。
「貴重品や欲しい物は持って帰って」と言われていた。

「絶対に他の人に触らせたくない」と言っていた。

自分のお気に入りの物、大事にしていた物は娘に渡したいと。

弟夫婦や父は、価値が分からず捨ててしまうと。

母の好きな着物は、以前から私に渡されていた。

母の衣類はとても多く、
私が着れそうな物があればと思ったが、
サイズが違うのと、やはり高齢者の服は
自分が同じ歳になるまでは、着れないのでそのままにした。

靴も、サイズが同じなら
新品で歩きやすそうな履きたい物があったが、残念だ。
NKJ52_reikokkukuraimingrose_TP_V4

父は、母の残した物を「邪魔だ。物が多すぎる」と言い出している。

まだ、母の臭いがして、母の存在した証がそこにあるのに
それを見て「こんな沢山の物を買いやがって」
「捨てないと邪魔でしかたがない」
と文句を言っていた。

母の生前には、全く関心も持たず、
何も見ていなかったのに、今更何を言うのか。
信じられない。

もしかしたら、さっさと全て捨てられてしまうのではないかと思い、
葬儀の後、父から追い出された時に、とり急ぎ、形見に欲しい物、
母の愛用品などをまとめて持ち帰った。
私や私の子が、プレゼントしたものを
「勿体なくて使えない」と大事に保管してあったのも見つけ、
涙が出た。

父に追い出された時、母の形見と一緒に、私の事を心配して
母もついて来た気がした。

他にも沢山置いて来た母の物…気になっている。

父がいない時に、ゆっくり片付けをやりたいが、
どう考えても、今は無理だ。
父が捨ててしまわなければ急がないのだが。
弟は、口では私に話を合わせているが
父の言いなりだ。

もう、温厚だった昔の父はいない。
私にとっては、両親を一度に失ったような気持ちになっている。

 


相変わらず、家で洋画を観ている。

洋画の中では、どの部屋も綺麗な家具とカーテン、
広くてお洒落なキッチン、
ふかふかのベッド、
食事のシーンは、ナイフとフォークで、お洒落。

そういうシーンが好きで、うっとり。
美しい物を見て、ストレス発散。

若い頃、いつかあんな家に住みたいなあと
夢を持っていた。

僕と結婚すれば、すぐに実現するよ、
と、大ホラふいていた人に捕まった。
ダメな自分。他の人には鋭く違和感感じるのに
何故、夫には抵抗なかったのかが不思議だ。

現実は、家を買うどころか、人のお金をあてにする人だった。

自分は、食べたい物をお腹一杯食べ、浪費するが、
自分以外の、例え我が子でさえお金は出さない人だった。

何をしても、自分に都合のよい理由が用意されている。

「お金をケチっているのではない。」
「だせないのだ」
「出せない理由があるから、自分は苦労人で、努力している」
「今我慢すれば、すぐに大金を稼ぎ、お金持ちになれる」
「夫が困った時に、我慢して支えるのが妻というもの」
と、訳のわからない理由を永遠と言い続け、自分だけが納得している。

なので、1円でも誰かに使うと
「俺様がお金を出してやるのは、貴重なことだ。感謝しろ」となる。
誰かを利用しようと企んでいる時は、
自分を信用させる為に、お金を使う。

一見、魅力的で、人懐っこいが、
本質がでてしまうと、途端に敵だらけとなる。

敵が出来ると、その土地から逃げる。
本人は、自分は被害者であり、常に正しいと思い込んでいる。
PPO_akaibaratogurasu_TP_V

人格障害の人には、あなたは障害よと言ってはいけない様だ。
人によっては、それを利用することもあるらしい。
開き直って、自分は障害だから、と言い訳をし、
仕事をしなくなったり、態度を悪化させたりするという。

夫は、そのタイプだと思う。

とにかく、いつどうやって、
どういうタイミングで、縁を切るかだ。

むこうは、どうせ縁をきるなら
自分に有利になることしか考えないだろう。

条件をだしてきて、それをのまなければ、別れないと言うだろう。
わざと裁判にまで引き延ばして、
私が苛立つのを楽しむかもしれない。

モラハラ、DVの人は、
自分がDV被害者だと言う人もいる。

自分の都合よく、話を作り変え、妄想もあるので
どんなストーリーを作られるかわからない。

それを、いちいち否定していくのも
想像しただけで滅入ってくる。

知りあいの御主人が
3つの願い事をお願いするとしたら
「家族がお金に困らないこと」
「家族が健康であること」
「家族が幸せであること」
と言ったそうだ。

夫の様な人を見るまでは、誰でもそれが当たり前の気持ちだと思っていたが
今では、まさかのその逆を願う様な
そんな悪魔みたいな人と縁があったなんて…後悔だらけだ。

もしかしたら、嘘つきの夫は
別居先では、家族の幸せが願いだとか何とか、言っていて
良い御主人だと思われているかも?
おそらく口では、かなりの良い格好をしている事だろう。



今日、お昼前に用事で外に出たら
凄い車の渋滞、お店の駐車場はどこも満車、
え?コロナ禍だよね?

何故こんなに混んでるの?

と不思議だった。

そういう自分も外に出ている訳だが、
頼まれて、急ぎで届けないといけない用事があり
行きたく無い?店で買い物をし、急いで届けた。 

今日、何かイベントあったっけ?というほどの人出。

コロナも2年目、IOCも国も、オリパラをする意志しか感じない。
医療崩壊と言われている中、無策の上に、何を考えて居るのだろう。
そんな国の姿勢も、国民にコロナ疲れを与えている。

このままワクチンが行きわたらないまま、
インド変異株が蔓延したらどうなるのだろう。

鳥取県知事の記者会見の動画を見た。

県が聖火ランナーのタレントに
辞退するように求めたとの説明は虚偽であったと謝罪。
実は大会組織委員会が誤りの情報を流したと説明した。
&タレント事務所のお偉方から、県職員への恫喝などがあったなど、
の説明をした。

長い会見で、コロナ対策についてのさまざまな説明を
きちんとされた後にこの話をされていた。

原稿など一切見ず、全て自分の言葉で、
分かりやすく、誠実に話されていた。

こういう地方のトップの方が、国のトップより
よっぽどまともに見える。
PKASXZdasdfa_TP_V

聖火ランナーのユニフォームについても、
高齢者や身体の弱い方などが、
寒くて中にセーターを着ていたら、
ユニフォームの形が崩れるからと、ぬがされたとか、
上着を着て走ることもできないそうである。

オリンピックの為に、何で健康を害してまで
国民が尽くさないといけないのだろうか?
鳥取県が流された虚偽の情報といい、
オリンピックの組織委員会は、そんなに偉いのか?
何様ですか?と言いたい。

誰の為にやるのかわからなくなってきた。

「メダルをとらないと」というプレッシャーに
追い詰められるオリパラ選手たちを見ていると
国の為にとか、まるで戦争にいく兵隊さんみたいに見えた。

確かにこれまでは、応援する楽しみ、メダルをとってくれる感動を
与えてもらえて、世界の国の運動会みたいでいいなと思っていた。

が、コロナによって、色んな事が透けて見えてきて
4年に1度とか、税金を使って新しい施設を作るとか、
もうオリンピックは無くても良い気がしてきた。

国がもっと早くに延長や中止を決めて、
国民第一に世界の先頭をきってどんどん対策をやっていたら
オリパラなんて無くていいなんて思う事は無かったと思う。


↑このページのトップヘ