りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

2020年04月

家に居る時間が多いと、ついコーヒーを飲み過ぎてしまう。

私はコーヒーが好きで、精神安定剤かわりに飲んでいるけど、1日3杯が限度。

飲み過ぎるとお腹が痛くなってしまう。

今、コロナでストレスが溜まっているのがわかる。ついお代わりしたくなるのをぐっと我慢。

タバコを吸う人はこんな感じなのかな。

コーヒーは我慢できるけど、タバコは依存症になる、身体には害になる、経済的に負担なのが違うな。

精神安定剤になるという点だけは似た様な感じだろう。
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大きな災害が起きて、避難生活になり、停電や断水になって食事もまともにとれなくなった時、コーヒーの香りを嗅いだら、それだけで日頃いかに平和で幸せだったかを噛みしめることだろう。

避難所に、色んな人が差し入れしたり、炊き出ししてくれたりするけれど、あれは絶対嬉しい事だ。

私なら、あったかいコーヒーを1杯頂けたら、辛い事も忘れるかもしれない。

失ってわかる日常の幸せ。

そんな事を考えて居ると、まだまだ甘いなと自分に言い聞かせる。
家でコーヒーを飲み過ぎる心配なんて贅沢だ。とんでもない我儘だ。

さて、仕事に戻ろう。昼には少し歩こう。誰もいない道を。

昨日、ゆっくり散歩したら、太ももの痛みも軽く、歩けた。歩き方を変えてみたのが良かった。

モデル歩きが良いと聞いたが、できる訳もなく、でも何となく意識して歩くと確かに痛くなく、楽だった。でも、恥かしい。”何を気取ってんの、あのおばさん”と笑われそうだ。


コロナに関係なく、運動不足解消を意識していたが、最近また運動しなくなった自分。

歩いて買い物に行っていたが、帰りに買った物を両手にさげて歩くので(それも3日分位を買いだめするので重くなる)後日、変なところが痛くなり、足を引きずる様になってしまった。

もうお婆さんだ(´;ω;`)。
両手に荷物を抱えて、長く歩くとおかしな姿勢になる為か、ポンコツな身体にはすぐ影響が出る。

今も、右足の太ももと内側の筋か何かを傷めたのか、少し歩くとひきつり痛い。

歩き方が悪いのだと思う。

筋肉の疲労なら良いが、骨に異常がでるとこんなコロナの時、病院には行きたくない。
股関節を傷めて手術になる友人も結構いる。そんな事を考えると、痛いのを我慢して長く歩くのも今はやめようかなとか、意志が弱くなる。

かと言って、じっとしていてもどんどん筋力が落ちるし。

ほどほどに気を付けながら動くしかない。

運動不足にならない様に意識はして、身体をまめに動かす様にしよう。
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今、予算委員会を見ながら書いている。

志位さんが、「文化、芸術、スポーツは人間が生きていく上で無くてはならないもの。どうかこの危機に特別の補償をして頂きたい」と訴えている。

[Go to キャンペーン]の予算には呆れている。それより先に使い道があるだろう。

マスクの怪しい件といい、何をやってもずれていて、モタモタしている国。

気分転換にプライムビデオで映画をみたり、DVDをみて過ごそうかなあ。

昨年見た、映画”Yesterday"

もし、この世にビートルズが存在しなくなっていたら?という映画。ビートルズファン向け?の楽しい映画だった。
今日は、そのDVDを観て気分を変えよう。(無くなったのは、ビートルズだけではなく、タバコ、コーラ、ハリーポッターも存在しなくなっていた)

シンデレラ役をした女優さん(リリージェームズ)が、恋人役ででていて、とても可愛いのと彼女の演技力で映画をより盛り上げており、音楽の良さも快感で、ほのぼのとした気持ちになる良作。


遠くにいる友人に、手紙を出した。

手紙を書くなんて久し振りだ。便せんを目の前にして緊張する。

いかに字を書かなくなったのかを感じる。漢字も忘れるし、文字が汚くなる。

メールやラインも便利だが、たまには手紙もいいんじゃないかと思った。

で、あえて手紙という遊び。お互い独身時代はよく手紙をやりとりしていた。
相手の字に個性を感じ、封筒が届いた時のワクワク感も今では忘れてしまっていた。


自分の字は、汚くなってきたけど、久しぶりに私の字を見て、「ああ、彼女の字だ。懐かしい」と思って貰えたら嬉しい。

コロナでどう過ごしているかも聞きたかったし、自分の様子も教えたかった。

電話やラインなら即終わるのに、あえて時間をかけて連絡するのもなかなか良いもの。

急ぎでなければ私はそういうやりとりが好きだ。肉筆に相手の体温を感じる。


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ただ、手紙は、自分の書いた物が相手に残るという事が欠点なのだ。


若い頃、何も考えず、書きたい事を自由に書いてやりとりしていた。
送った相手は私の手紙を捨ててくれてるだろうか。心配だ。

母から「押し入れを片付けたら、友達からの手紙が出て来たけど、どうする?」と連絡がきた。

高校生の頃、転校した友人とやり取りした手紙みたいだ。引っ越し時にいつのまにか処分されたと思っていたが、まだ残っていた様だ。

こういう事がある様に、どこかで私の若き頃のつまらない手紙が発見されて、読まれて笑われているかもしれない('A`|||)

なので、今回の手紙は誰に読まれても良い様に、気を付けて書いた。(笑)

テレビも再放送が多く、ニュースもコロナ、コロナで本当にストレスが溜まる。

ずっと休校の子どもたちは、もっとストレスだろうな。大事な成長期、なんだか心配になってくる。


あと2~3か月で収束するとわかれば、まだ頑張る気持ちにもなるが、今の検査数の少なさや、保健所に電話してもなかなかつながらないとか、医療崩壊とか、不安だけがつのる。

皆が我慢して自粛しても、全く気にしないで出歩く人がいる事が信じられない。

私も1人暮らしならそこまで神経質にならないが、家族にうつす訳にはいかないとそれだけでストレスになる。ずっと家に籠りたくなる。でも、そういう訳にもいかず。


買物するのも怖い。人と話すのも怖い。人が皆感染者に見えるし、自分ももしやと一日に一回は不安になる。

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両親が「怖い」と言って毎日不安な様子でいるが、高齢者は本当に恐怖だろう。

家族が感染しても、付き添えない、顔も見れない、手も握れない、世話ができない、こんな残酷なウイルスだなんて最初は思っていなかった。大したことないみたいに専門家の誰かが言っていなかった?

コロナのせいで、人間の嘘や行動が暴かれている。

まるで人間社会のリセット?

毎日こんな事しか書けないのが辛い。もっと楽しい事を書きたい。

知り合いのシングルマザーが、会社がコロナが原因で倒産する様で、解雇されたとのこと。

ある学生さんは、母子家庭の方で、お母さんからの仕送りがとまり、アルバイトも無くなり、途方に暮れている。お母さんの仕事も無くなったそうだ。

国は何をやっているのだ。ここまでダメだとは思わなかった。

絶対に、忘れてはいけない。今起きていることを。

先日からぴたっと返信が来なくなった夫。

都合悪くなるといつもそう。だから別居はやめられないんだろうなあ。


自分の支払いも家族に押し付け、忘れた頃に「ご主人様のお帰りだぞ」と突然帰宅し威張る。

で、先日、自分が得をする話になると速攻返事してきたのに、その後、都合悪くなるとぱたっと無視が始まった。


そんな昨日、夫から郵便物が。連絡もなく私宛にきた。

どうせろくな物じゃないんだろうと思って開けてみた。

普通の夫婦なら「はい、わかった。協力するわ」で済む様なたいした用件では無かったが、夫のやり方に腹がたった。

自分は、こちらからのメールの返事は無視して、(私個人の事ではなく、夫の用件でも)私に責任を押し付けて逃げるのに、連絡も説明もなく、突然送りつけてきて「書類を揃えて、相手に郵送しろ」という事らしい。

手紙も何もそえていない。メールで説明する事も無い。お願いしますでもない。
夫の個人の用事で、私にはさっぱりわからない事。
必要な書類の名前が並べてあり、その中のいくつかに赤い丸がつけてある。

内容を見て、忖度してやっとけと。そういうことか。

私に関係の無い事だし、放置しておこうか。
意味がわからず、忖度する力もありませんという事で。

ひとこと、これをこうしてほしい。お願いします。の一言も言えないのか。
もし、同じ事を私や他人がやったら、夫は故意にその書類を汚したり、捨てたりすると思う。言い訳を用意した上で。

「さあ、知らない。何も連絡なかったし、間違えて届いたと思って捨てたよ。大事な物ならきちんと連絡してお願いすればいいだろう。いきなり送ったお前が悪い。」
と言うか、「え、そんなの送ったの?届いてないよ」ととぼけて終わりだろう。

わざと意地悪をして相手を困らせ、にやりと笑う。

そして「僕が教育してやらなきゃ、非常識な人だ」と偉そうに言う。

お前が言うか、だ。それはお前だろ!
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夫は、妻子を家畜扱いしていると以前から感じていた。

自分の為に言いなりになって当然。自分の為に犠牲になって当然。自分にはそれだけの価値があると。

美味しい餌を与えすぎると調子にのって、贅沢になるから、わざと飢えさせる。たまに優しくして自分から離れないように躾ける。

家族が辛い想いをするほど自分の価値があがり、しがみつくと思っている。

そんな訳ないだろう、恨まれるだけだ。

夫を嫌いになるのは当然だろう。

家族にわざと嫌がらせをして、縁を切る様に仕向けているのだろうとずっと思っていた。

でも、最近そうじゃなくて、夫の思う家族像がおかしいのだとわかってきた。

家族とは、親と兄弟のみ。夫にとって大事な存在は実家だけ。

その他は、妻子でも他人でも自分の為に犠牲になるべき存在だというおかしな考えを持っている様だ。
自分に反抗する人は、「親の育て方が悪く、頭が悪いから自分が教育してあげないと」と言う目で見る。全ての人を自分以下に置く。利用できる人にはへこへこするが、裏では馬鹿にしている。

本物の偉人と自分を同一化している。

夫が幼児のまま時間が止まっている間、家族はどんどん成長して、夫抜きの真の幸せを味わっている。

家畜であるべき家族はどこにもいないのに、まだ、存在してると思っている。

私は、だいぶ前に「家族を家畜扱いしないで」と言って反発した事があった。夫は「何が悪い」と言って否定しなかった。「お袋もそう言っていたぞ」と付け足す。そう言えば黙ると思っている。

最後は脅迫して黙らせる。義親が健在の時は、逃げ場があったせいかすぐ脅迫してきた。

私は「どうぞ、お好きなように」と聞き流していた。口だけの小心者。

最近、義親もいなくなり、そういった場面も減ってきた。今回の件で、夫は再び私を家畜にできると思っている事だろう。いざと言う時、自分の世話をさせる為に。不安の裏返しなら面白いのだが。

しばらく、この郵便物は放置しておこう。




花粉症の時期が終わるまで洗濯物はなるべく室内に干している。

天気が良い日は外に干せたら気持ち良く乾くのにと思っても、我慢。

部屋だとなかなかカラッと乾かない。邪魔だし、うっとおしい。


パジャマのズボンなどは邪魔すぎて、外に干す事にした。

取り込む時には、良くはたいて、花粉やほこりなどをはらう。

最近は花粉症は軽くなってきているのだが、微熱やのどの違和感、軽い頭痛がするアレルギー症状が起きると、コロナではないかという不安が生じてきて、精神的によろしくない。
なので、今年は少しでも花粉対策を念入りにすることにした。ただでさえ、今年は早い時期から、咳がとまらないという人が多い気がする。
有害物質も飛散しているし、空気が汚れている事は確かだ。


コロナのせいで、巣ごもり生活になって、普段無意識に人々はストレス発散をしているという事がいやというほどわかってきた。


友人と会って食事したり、とりとめのないお喋りをするだけでも、どんなに気分転換ができることか。

買物だって、旅行だって、人が多く賑やかなほど気持ちが高揚してくる。

ライブだって大勢の人と一緒になってノリノリになって騒いで気分がスッキリする。

それをいつまでやらずに我慢すればいいのか。
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コロナにはかかりたくないし、人にうつしたくないので、我慢はする。
このままでは、世の中の人たち、精神的にもやられてしまう。

それ以前に、生活ができなくなる恐怖、会社が倒産する恐怖まで襲うのだ。


何がオリンピックだ。国は後手後手で無策ばかりで、人災だろう。

外国に学ぶ事もせず、今まで何をやってきたんだ。
要請をきかない国民が悪い、憲法改正をという事にして誤魔化すつもりだろうが、そうはいかない。

検査まで熱があっても4日待てという。癌の治療中の人にもだ。そのせいで岡江久美子さんは亡くなった。
検査をしてほしいと訴えていたのに、様子をみたが為に手遅れになった。

非難されると今度は、そんなつもりで4日待てと言ってはいないと誤魔化す。
いつのまにか、日本は~非を認めない、責任をとらない、絶対謝らない、誤魔す事が当たり前に通る国になってしまったのか。

このイライラも、ストレスが溜まっているせい?

岡江久美子さんのニュースは本当に驚いた。

いつも元気溌剌、しっかり自己管理をして、強い人というイメージだったから、まさか亡くなるなんて思いもしなかった。

乳癌の治療中だったという事も信じがたいくらいで、コロナにさえ感染しなければ、元気になっておられたはずだ。我が事のような気がして更に怖くなった。

コロナウィルスって、人口を減らす為に、人類を滅亡させる為に自然が与えた道具なの?

大地震、風水害、猛暑などの気候変動、そしてこの感染症、地球規模での災害が連続している。

間違いなく、地球が変化する時期に入ってる。

私は地理や歴史が苦手だったので、間違っているかもしれないが、恐竜の絶滅には色んな説があり、かつて栄えた大文明の滅亡などが実際起きた事であり、当時、地球規模の何かが起きた事は確かだろう。

それに似た事が今、起こりつつあるのかと思ってしまう?
地球を粗末に扱い、争い、核兵器なぞを作る愚かな人類に対する地球(自然)からの怒りなのではないかと思えてくる。


こういう時が来るなんて予想もしていなかった。例え何かが起きても、人類は何だかの方法で解決する事が可能だと甘く考えて居た。

戦争だって、自分が生れる前の終わった事で、いくら親から体験談を聞いても、夢のようなピンとこない話で、自分が生きる未来にはそんな不幸はやって来ないと信じていた。
再びこんなに早く、同じ過ちを犯しかねない国になるなんて想像もしていなかった。

まさか、こんなに早くに人類滅亡の危機、自分の命の危機を感じる事が起きるなんて。
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昨日、岡江さんのニュースを見た時、自分の身の回りの物を整理しとかなきゃと思った。

熱があるなあと思っていたら、あっという間に誰にも看取られず、さよならするかもしれない事態が誰にでも起こりうるということ。

もし自分がそうなったらと考えた時、一番心配なのが、私が子ども達の為に残している通帳や物、それを夫が家中探し回ること。

こっそり自分の物にしようとすることだろう。

子どもに手紙を書いて置き、いざと言う時を考えて保険の書類と一緒に保管している。

それも先に夫が見つけて、隠されたら困る。

以前、私一人で飛行機に乗る時、子どもに「もし何かあったら、貴重品はここにあるからね」と話した事があった。

子どもは「そんな縁起の悪い事言わないで。考えたくない」と言って、まともに聞いてくれなかった。

今度は、ちゃんと聞いてもらおうと思う。


先日、母の電話で、父の愚痴を聞かされた。独身時代から永遠と繰り返されてきたこと。

どこの家でもある昔ながらの亭主関白。そのかわり、母は何も心配することなくずっと専業主婦で父に頼って来た。

今の生活も、裕福ではないが、年金で安心して生活していけるのも父が自分の事を後回しにして給料全てを母に渡して頑張ってきたからだ。

子どもの時は貧しかったが、父はタバコもお酒も飲まず、パチンコにも行かず、趣味は職場でのスポーツ、家での音楽鑑賞や読書といったお金のかからない健全な節約生活をしていた。今思うと、この父だったから私たちは学校にいけたのかもしれない、と思う。

当時はどこにも遊びに行けない、服も買ってもらえない、友達とも遊びにいけない、家に冷蔵庫も洗濯機もない、笑顔もない窮屈な家だと思った。特に私は女だからと差別的な扱いもあり、家がつまらなくて早く自立したかった。


それでも、今、当時の父を父親として振り返ってみると、責任感があったし、生活が苦しくても妻を働かせるのは嫌だ。その分、自分を後回しにして全て家族の為に給料を使い、絶対に食わしていこうという信念があった。

見方をかえると、昔の父親はDVと思われそうだが、うちの父の場合は男尊女卑はひどかったが、夫として父親としては模範的だったと思う。

お小遣いもとらず、スーツも同じ物をずっと着ていて、靴もよれよれでも我慢して履いていた。
母が「みっともないから新しいのを買って」と言っても、「大丈夫、それより食費に」と言っていたという。
その分、母は一円も無駄にできず、自分も我慢することになり、プレッシャーを感じていたらしい。


こっそり内職をして自分の小遣いは稼いでいたという。

どっちにしても、昔の家庭はこんな感じだったのではなかろうか。

あの頃の父の給料では、もし父がお酒やたばこ、パチンコなどをやっていたら、生活していけなかったと思う。

いっさい家族の前で愚痴をこぼさなかった父は、今、ようやく呟く。

「仕事を何百回辞めたいと思った事か」と。

職場から辞めろと言われる事もなく、必要とされてきたから続いたのだと思う。

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それに引き換え、我が夫は、辞める気はなくても、会社から必要ないと言われ、辞めさせられてばかりだった。

本人は「未来のない会社だから自分から辞めた」とか「自分の給料が正当な評価に値しないから辞めてやった」とか「他社から僕をひきぬきたいと誘いがあったから」とか、まあ気持ち悪くて仕方ないが、今でも世間に嘘を言っている。

次の仕事の就活の為に、そう言っているのかと思っていたら、そうではなく、本当に自分ではそう思い込んでしまっている。

いい加減、真実を知る人には、昔のそういう作り話はやめてほしいのだが、まだ言ってくるので気持ち悪い。鳥肌が立つ。

自分が数年しか勤務していなかった会社のことを、「自分が経営に参加した企業」とか「自分が研究した実績は」とか、もう詐欺としか思えないほどの妄想を語る。

他人の実績を自分の事と思い込んでいるふしがある。

それも、若い時からここまで飽きずにずっと同じ言葉を吐くというのがここまでくると病的だ。
いっそ、病気だと認定されたら良いのだが。

私がその嘘を指摘した場合、夫の表情は能面になり、口が歪み、鼻が膨らみ、真っ赤な顔をして怒る。

「何もしらないくせに」と。「女のくせに」「社会を知らないくせに」と差別的な事も言う。パニックになるのだろう。

嫌と言うほど同じ嘘を聞かされ、騙され人生を狂わせた事も忘れ、一番良く知っている人さえも「自分の事を何も知らないくせに」と言い張る。
夫にとって自分の嘘を信じない人は、「俺様が世の中で一番優れているという真実を知らない人。知ろうとしない人」という事になる。


私がずっと仕事をしてきたからこそ、夫は家族を捨てても平気だった訳で、その相手に「社会にでていないからわかっていない」とか「仕事の厳しさを知らない女ども」とか言うのだ。私の事も、嘘で変えてしまう。「自分の為に稼いで、食わせてくれない女は、世間を知らないだめな奴」ということらしい。

誰に向かって、妄想をぶつけるのかすらわからなくなっている。

1人で生活しているから、異常性が更に悪化?したのだろう。自分の世界にどっぷり浸かった生活だから。
ある意味、夫のおかげで父の良さが再確認できたことは良かった。逆に父のおかげで、夫のダメさ異常さがはっきりわかったが(笑)
                             続く

                                        


夫に以前「子どもに尊敬されるお父さんになってほしい」「人からお前の父親は~と子どもに恥をかかせないでほしい」と頼んだ事がある。

その時の反応は、聞いていないふりをするか、お前が金をもっと稼がないからだとか、自分は本当は凄い人間なんだ、それを知らないだけだ。とか、どうみても父親失格の行動しかしていなのだが、自分を正当化するだけ。


最近は、そういう話もしなくなり、こちらも相手にしなくなっていた。

先日、久しぶりに子どもの話題をだしたからか、夫の自分自慢に拍車がかかってきた(笑)

ブログで、自慢ばかり書いてはいたが、ついに「成功するまでの自分の歴史」みたく、これまでの自分の”素晴らしい生き方”を書き始める様子。


普通の事を自分だけが特別であるかのように、そして親も天才を育てた特別な人みたく書いている。そして、その話はこれまで夫がターゲットを見つけた時に、相手を騙すいつものトークそのままだ。

聞き飽きている私は、また同じ事を言っているわ。と呆れるだけ。恥ずかしくて焦る。

嘘をついているうちに自分の中で真実になっている。虚言癖?

どこが天才で、人徳者で成功者なのだろう。自分でそれを言う?

少なくても、夫を知っている人は笑う事だろう。被害にあって恨んでいる人は私と同じ気持ちになるだろう。


匿名で、趣味のブログであれば嘘でも良いかもしれない。

実名で、しかも仕事用のブログなのだ。だからこの神経には驚く。

自分で自分の偉人伝を書いて、うっとりしている。

このブログを読む人は、仕事上の連絡や資料として覗いているはずだ。

「僕がどうやってここまでやってこれたか、皆さん知りたいよね?僕みたいになりたい、どうしたら成功できるか、こんな立派な人間になれるか興味あるよね。まあ、皆さんとは、家柄が違うから無理だと思うけど、僕がどういう生き方をしてきたか、教えてあげよう」

そう思っているようだ。読んでいると、呆れると同時に、失礼すぎて腹がたってくる。
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もしかしたら、
「子どもに馬鹿にされない、立派な親になるという事は、自分は立派だといえばいいこと」と思っているのかもしれない。

誰でも、「行動をする」ことだと思う事を夫は「そうだと相手に思わせればいい」と思うのだろう。


自分が天才で頭がいいと思い込んで、世の中を馬鹿にしている人には、何を言っても通じない。


家族から逃げて、最低の父親だという事を、どう嘘で誤魔化すのか、これからが楽しみだ。


もう夫のブログなんて誰も読んでいないのではないか。
読んでいるとしても、そんな事を書くから「こいつ行動と正反対の嘘ばっかり。よくこんな事書けるよなあ」と顧客からも同僚かれも、馬鹿にされるだろう。
で、本人はそんな人の気持ちなんか想像できない。

「僕に嫉妬したかな?」位に思うだけだろう。

ある人が
『人生失敗した人とかは、ある日突然「俺は、高貴な家の生まれなのだ。世が世なら殿様だ」とか言い出す。』と書いていた。

まさしく夫がそうだ。
夫の母親もそう言い続けて文句や他人を妬んで悪口ばかり子どもに言い聞かせてきた人だった。親から精神的自立をせず、今も親に執着している幼児、それが夫なのだと思う。




訳のわからない八つ当たり、いつもの事。

もう子どもの時の私はいない。
「私が悪い?勝手に愚痴って勝手に喋って、その結果私のせいにするわけ?だったらもう相談という名の嘘の電話はしないでくれる?もう私に一切、関わらないで。」

とはっきり言った。冷静に言った。

以前はカーッとなって怒鳴ったりしていたが、最近は落ち着いて言える。今更遅いのだが。
もっと早くにもっと若い時に気が付けば良かったのだ。

子どもの頃は毒親とかDVとか虐待と言った言葉が無く、家庭内の問題はタブー化されており、女、子どもは黙って我慢すればよいという風潮だった。
自分が子育てをする様になってから、色んな子育ての本を読み、自分の過去を振り返り気が付く事が多かった。夫の事も問題点を色々考えて居るうちに、世の中が少しづつ変わって来た。

最近やっと認識が広がってきた位だ。
(でも、政府の10万円支給のやり方は、まだそう言った問題に無頓着すぎる)

もっと早くに「自分は悪くないんだ」「自分の意志をはっきり言ってもいいんだ」と気が付けば良かった。

で、今まで自分の言いなりに動いていた娘が反抗した事に対して、というかもうだいぶ前から反抗しているのだが、母にはそれがまた受け入れられていない様だ。

私に言われた事がショックだったらしく、あたふたしていた。

そして慌てて電話を切った。

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何十年もこういう事の繰り返し。こっちが具合悪くなりそうだ。

私から電話をした時は、都合悪くなると途中でいきなり切る母。自分勝手な人。
もし私がそんな事をすれば、すぐに何回も電話をかけ続ける母。
勝手に電話をきるとは許せんと。親不幸者だと。それでも無視すると手紙で責めたてる。母親を泣かせる悪い娘だと。

私は歪んだ。

親が喜ぶ結婚はしたくなかった。親というのは子どもに苦労させたくない。安心して生活ができる相手と結婚してほしいと願うのは当然だ。父には感じたが、母にはそれを感じなかった。

私が自分より幸せになることを嫌がっている気がした。でも、世間体を気にして、世間体の良い結婚をしろとうるさかった。不幸な方が一生自分を頼り、コントロールしていけると思っていたのだろう。

お見合いもしつこく勧めて来た。当時の私には、母がこういう人なので「世間体の為だけに押し付けて来る相手をなんか絶対結婚しない」と断った。が、私の意志を無視して親が勝手に話を勧めたりしていた。

だから、わざと親の嫌がる相手と結婚してやろうかとまで思ったほどだ。

その歪んだ考えが、結局自分に返って来た訳だ。親への反抗と言いながら実は自分への罰みたいな結婚をしてしまった。
夫の場合は、関係の無い他者や妻子に復讐をすることで、トラウマを発散している。

私は自分に復讐してきたのかも。

大事にされないで育った人は、自分を大事にできないと聞いたことがある。

そうだよね。親なんかどうでもいいから、もっと自分を大事にすればよかった。

「この人の為に頑張りたい」「この人を幸せにしてあげたい」「良い奥さんと言われたい」そんな想いで交際したり結婚するのは危険だ。「この人を」じゃなくて「自分を」にかえよう。

DV野郎は、そういう人を敏感にかぎ分け、ターゲットにする。甘い言葉ですりよってくる。

で、話は戻り、母と同じことを自分が子どもにしたら、どんだけ迷惑がられ、うざいと言われることだろう。

私には、夫が迷惑かけた弱味があり、仕方なく母に利用されていた。

その分、私も母を利用しようとしていたからそれで何とかバランスがとれた。

と、書いていたら、また母からの電話が鳴っている。


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