りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

2019年11月

母から、父方の伯母が亡くなったと連絡があった。

その伯母は子どもはおらず、旦那さんも亡くなり、1人になっていた。
親族の世話になるのを嫌がり、付き合いも拒否していた人で、施設に入り後見人をたてていた。

遺言で、財産をすべて後見人に譲渡すると決めてあったと連絡がきたらしい。父の聞いた話だからどこまで正確かはわからないが、とにかく亡くなっても親族は何もすることが無いという事だった。

だから、葬儀も後の処理も全て後見人がやってくれ、葬儀には誰も行かない。香典も無し。

うちの母みたいに、裏では親族の文句ばかり言って、表ではいい格好している嘘つき婆さんより、この伯母はずっと正直でスマートな老後だったと思う。


「1人だから、何かあったら親族に世話になるかもしれないから、義理でも付き合わないと」という母みたいな余計な気苦労に縛られるのは無駄だろう。
老後くらい、精神的に自由に過ごしたいものだ。

それを伯母が実行して証明してくれた。

1人暮らしになり、介護が必要になったら施設で生活。後見人をたててもらい、いざとなったら全てをお任せする。そんな方法があると知っただけでも良かった。
でも、施設に入るにはお金がいる事だろう。

老後にお金が無いというのは、辛いと思う、自分もそうなると思うと長生きしたくないなと思ったりする。

伯母は、父を親族代表として連絡先にしていた。
具合が悪くなったり、何かあったときだけ、施設の担当者から父に連絡がきていた。

結局父は「向こうから付き合いを拒否しているのだから」と言って、一度も見舞に行かなかった。

亡くなったと聞いても、クールだった。
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同じ様に子どものいなかった母方の伯母は、最期まで活動的で1人暮らしを楽しみ、親族や近所の人たちと賑やかに仲良く過ごし、元気だったが、突然倒れて亡くなった。

生前、財産の相続をどうするかを考えており、甥っ子を養子にしていた。

だから、倒れても、その息子が全てを仕切り、葬儀も賑やかに立派に行った。

正反対な老後を選んだ2人の伯母。

どっちも素晴らしいと思う。自分に正直に納得のいく最期と、生前きちんと自分の亡きあとの事を考えて手をうっていた。

それにひきかえ、うちの実家はひどいものだ。

子どもに負の資産を次々と残す作業を父がしている。認知症のせいもあるだろうが、残された子孫の迷惑なんか全く考えて居ない。
夫だけでなく、実家の事も頭が痛い。


以前、遠く離れた土地に住む古い友人の話をした。



家をでている事を知り、驚いた。その後、またメールがきて、家をでてもうすぐ2年になるという。

そんな事とは知らなかった。実家のお母さんの介護、御主人の親の介護、どちらも遠くから通って頑張っていたことは知っていた。
そんな中、家をでたとは。

旦那さんにお灸を据える為という理由みたいだが、まだ別居中なのは変化が無いのだろうか。

奥さんが家を出て行っても変わらないという事は、何かの依存症か。アル中なのかもしれない。
何故そう感じたかと言うと、「飲酒運転で逮捕されて、警察に引き取りにいった。ずっとこんな風に振り回されっぱなし」と聞いたから。

近所のアパートを借りて、時々自宅に帰っているみたいだし、何かあればそうやって奥さんとして動くのでご主人は何も応えてないのだろう。

家族を失っても依存を止めないのか、酒と家族、どっちを選ぶのかと彼女は問いたいのだろう。

ご主人は、自分が依存症という自覚も無いのだろう。奥さんが何を怒っているのかもわかっていないのかもしれない。

離婚するのは避けたいのだろうか。そこまでは聞いていない。私と似た様な考えかもしれない。色んな事情もある事だろう。
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彼女のご主人と同じで、うちの夫も、自分の何がおかしいのか自覚が無い。いたってまともな夫で父親だと思い込んでいる。だから彼女と同じ様に私が色々訴えても、ピンと来てないどころか、こっちが悪いみたいに話が変わってくる。

本人の自覚無しでは、何も良くならないという事だ。

いつか彼女と会って、ゆっくり話そうと約束した。




今の土地に夫に連れて来られ、放置されたまま長い年月が経つ。ここにはこのまま永久に住み続けるのだろうなあと思っている。

長く住んでいる間、色んな人と知り合い、仲良くなった。

ママ友は、子どもが遊ばなくなっていつのまにか疎遠になった。心から気の合う人がいなかったからかもしれない。対立するグループがあったり、人の噂話ばかりする人とは付き合いきれなかった。

職場の友人は、一番仲良くなった人は引越してしまい、なかなか会えなくなった。

同僚も辞めていったりして、次第に会わなくなりそれっきり。

そうやって次第に友人が減っていき、今現在仲良くしてくれる人は、本当に貴重な存在。
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自分が引っ越しばかりの人生だったので、友人は県外にあちこち散らばってしまった。
今でも連絡がとれて、会いたいと言ってくれるのは県外の人たち。

年齢が増えてからの友人はできにくいものなのだろうか。

それとも、私の付き合い方が悪いからだろうか。

今も、誘いの連絡が来るまでは自分からなかなか誘わない。最近の自分は付き合いの悪い人になっている。

段々と人に会うのが億劫になっている。でも、友人は大事にしたいのだ。

ちょっと前までは、活動的で自分から誘う方だった。
それが今は、引きこもっている。家で休みたいと思ってしまう。
映画も買い物も1人がいい。

誘われても、断る時が多くなった。
今、1人で過ごす事がとても幸せなのだ。
そうやっているから、段々誘われなくなるのではと心配になってくる。

わかっていても、気が乗らない時がある。会わないなら、メールやラインだけでもしなくてはと思う。

人と会いたい、でも億劫。その矛盾に困っている。


最近そろそろやばいんじゃないかという気がしてきた。住んでいる土地に誰も友人がいないなんて寂しすぎる。

お酒が全く飲めないので、損をしている気がする。
飲めたら、人生違っていたかも?

過去に母が我が家に来た時と言えば、私が具合悪かったり、子どもの大事な行事があったり、緊急な手伝いに来る事が多かった。

本物の母子家庭だったら、仕方なく実家の近くに住んで、何かと子どもに対して助けてもらったかもしれない。
でも、法的には母子ではないし、実家の近くに住むと夫は益々無責任になることは目に見えていた。

逆に、私が親に甘えたがって困るとか嘘の理由で堂々と自分の事を正当化する可能性もあった。

とにかく夫の思うつぼにはならない様に生活をしてきた。
それは母も理解していたし、私が実家の近くに住む事も嫌だった様だし(弟夫婦の世話が優先で)たまにだったから助けて貰えたのだと思う。

その時、母は「孫たちのお陰ね」と笑っていた。
つまり、孫がいるから、その手伝いで娘宅にこれる。ちょっとした旅行気分で気分転換にもなると好意的だった。
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運動会などの行事に招待すると、とても喜んでいた。

そんな時も「孫のおかげで、楽しい思い出ができたわ。」と言っていた。
同じ様な体験をする人がお友達にはいなかった様で、自慢できると優越感に浸っていた。

弟の孫の運動会には、一度も誘ってもらえず
「普段、あんなに世話してあげているのにねえ」と私には言うのだが、弟夫婦に対しては不満な顔は一切見せず、ご機嫌をとっていた。

「本当にあの人(夫)は、馬鹿ねえ。子どもと一緒に暮す方が絶対楽しいし、こんなに幸せな気分になるのに。何の思い出も残さず、何が楽しくて1人で暮らしてるんだか、馬鹿だわ」
と母は、来る度、嘆いていた。

私も同感だった。

世の中には、子どもへの情というか愛が欠落している人もいるんだなあ。

子どものままで止まっている人。
夫にとって家族とは、親と兄弟のみ。
もう義兄しかいないのに、いまだに親の愛を追っている。

結婚する前はわからない。
言葉では、子どもが好きだとか、家族愛をやけに強調した。それも真実の裏返しだった。

何かが欠落している人だと頭ではわかっているが、心で理解することは難しい。

その分、自分は、沢山の幸せを子ども達から貰って、独り占めしてきたと思っている。
人生を振り返るには、まだ早いけど。




夫がSNSを始めた頃、帰宅するたびに自慢していた。
自分をフォローしろとか、自分のブログを読めとか言って、私にアカウントを教えて来た。

「女は馬鹿だからSNSなんかできんだろ。というか興味も無いだろう。俺様を尊敬しろ」と思い込んでいるのが表情にでていた。

それに合わせて、私はSNSをやっていないふりをした。(実は夫よりずっと早く始めていた)

だから夫は、家族は読むはずもないと安心して、好きに書いている。

夫は、これまで、人から家族の事を聞かれると「もうすぐ家族をこっちに呼び寄せたいと思っています。」と答えていた。

あいかわらずの嘘つき。
子育てを嫌がり、子どもに全く関心も寄せないどころか、嫌がらせをしてきた最低な父親だ。

ある程度の付き合いの人は、もう騙されないだろう。

若い時なら、今よりまだ誠実で好青年に見えたからうまく騙せたことだろう。今でも好青年に見せられると自惚れてる。嘘がつけると信じている。

でもね、今はもう騙せる様な風貌では無くなっているよ(笑)いい加減気が付いたら?(`・д・´)
と言いたくなる。
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長年の自分の好き放題、自己管理能力も無かった結果が外見に表れて来たことを、本人だけが気が付いていない。

年をとると、その人の本質が顔つきや雰囲気にでてきて、誤魔化せなくなる気がする。

夫は、外見が変化してきた。人相も悪くなった。

たまにしか会わないからこそ、良くわかる。

「こんな爺さんになってもまだ単身赴任とか変。家族が遊びに来ている感じでもないし、家族なんかいないんじゃないの?追い出されたのかな?借金取りに追われ逃げたとか?」

「これじゃ家族に嫌われるわ」と思われる様な雰囲気を醸し出してきた。

夫のいる周囲数メートルは、息もできないほど悪臭が漂う。
不摂生からくる口臭、体臭、部屋の臭いを、安いコロンをたっぷりかけてごまかしているからだ。

私が臭いを注意して、コロンはやめるように言っても
「これが良い臭いなんだ。」と怒って、わざと私にふりかけてきた。
コロンも知らない馬鹿な女にはわからんよと顔で語っていた。

どっちが無知なのか、妻の事を何も知らず、知ったふりの夫。
呆れて放置することにした。
恥かけばいい。不摂生したらいい。困るのは向こう。

帰宅した後は、家中の臭いを消すのが大変だった。

社内から苦情がきて、社長から注意されたらしい。
「自分じゃない、社長の臭いだ。俺様のせいにされた。俺様に嫉妬する社長の嘘だ」と騒いだ。
あんなトイレの消臭剤みたいな臭い、社長さんは使いません。恥ずかしい。


こうやって、このおじんは異常にだらしない、どうしようもない人と周囲に知られていく。

それで、いくら自分を自慢したって「これじゃ、家族も一緒にいたくないわな」と思うだろう。

これで「俺様は能力がある」だの「指導してやる」と言われたら、ひいてしまう。
 
しかし、結婚前にこの人の大嘘を信じてしまったことが悔やまれる。

夫が一番しつこく言っていたこと☟

「絶対にどんな事があっても、家族と離れない。仕事であろうが家族にはかえられない。家族と一日でも離れる生活なんて自分には考えられない。家族のそばにいて守る事が一番の幸せ」
現実とは正反対。

あれは、自分の本心を見抜かれない為の無意識な嘘だったわけだ。

「夫がアピールする言葉は、その反対の事が本心」ということだ。





大阪で行方不明だった女の子。
無事帰宅する事ができて本当に良かった。

お母さんの気持ちを思うと、胸が張り裂けそうだった。

子どもさんに会えた時は、号泣したとか。そうだよね。

毎晩子どもが帰った来た夢を見たり、自分を責めたり、眠れなかったと思う。

まさか栃木でと誰もが思っただろう。

自分家の近くではなくても、どこで発見されるかわからないという事だ。
どんな場所の事件でも、遠い他人事の様に思わない方が良さそうだ。

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テレビで、ドライブレコーダーに写った女の子の歩く姿が流れた。
あれは辛くて見れない。

雨の中、靴下だけで、家から遠い知らない町を歩く。不安と恐怖で途方にくれていただろう。お母さんに怒られるかなとか思っていたのだろうか。可哀想で仕方が無い。

もうあの映像を流さないでほしい。

恐かっただろう。まさかこんな目に合うとは思っていなかっただろう。

よく逃げたね、偉かった。

たまたま監視が甘く、逃げられたから良かったけど、世の中にはもっと強い監禁状態にいる子どもたちがいるかもしれない。

先日、キャンプ中に行方不明になった女の子もとても心配だ。

どうか無事でいますように。

子どもの帰宅が遅くて、心配した経験のある人多いと思う。
あちこち聞いて回ったり、探したり、もしや…と一瞬嫌な事が頭をよぎったり、泣きそうになったりした親御さんもいると思う。


以前、近所のママさんが、小学1年の娘さんが帰宅していない、知りませんか?とたずねて来られた事があった。
共稼ぎで両親の帰りが遅く、いつも娘さんは留守番して帰りを待っていた。

その日は、帰宅しても娘さんがおらず、学校から帰宅した様子もなかった。

後で聞いたら、近所のお宅にいたらしいが、家の鍵を無くして入れず、外をうろうろしていたところを近所の人が自分宅で親を待つように入れたらしい。
あくまでも親切で。顔見知りだし、自然な行動だと思う。

でも、預かっている事を伝える行動をしていなかったのが不親切だった。
玄関にメモをはさむとかしといたらよかったのにと思った。
へたすると誘拐みたいに思われそう。

この時、ママさんは青ざめて泣きながら探して回っていた。外は暗くなっており、私もかなり心配した。

それだけでも心配するのに、何日も帰らなければどれだけ心配することか。

悪い人間は絶対にいなくならない。必ず存在する。

子ども達にそれを教えて注意する事が必要なのだが、気持ちが重くなる。でも守る為には、大人を疑えと教えるしかない。
自分を守っているはずの、信頼できるはずのPTA会長に命を奪われた子どもさんもいたのだ。


また夫の事で、嫌になることがあった。

「またか。本当にこの人だめだなあ」と思う様なこと。

どんなに注意しても、念を何回おしても、わかったわかったと言って、偉そうな態度でうるさいなという態度をとる夫だが、ほらやっぱりと言いたくなる簡単な失敗をする。

これは仕事でも日常茶飯事なようだ。
誰にでも簡単にできる事ができない。注意散漫。

脳の機能の問題ではなく、性格の問題。

物事をなめているんだと思う。人の注意することなんて、俺様の能力にすればたいしたことじゃないと。

だから怪我や事故も多い。

私にばれたら困る失敗も沢山隠している事だろう。

この人は、何を偉そうにいつも人に指導してやるといって威張ってるんだろう。

家族に関わる大事な用件も、夫が放置し、いつのまにか潰してしまっている事が多い。
私が不審に思って問い合わせて発覚することばかり。

それを若い時からずっと繰り返してきた。注意されても、言い訳をして正当化。

信用を失う事を何とも思っていない。口先で騙せると思っている。
約束を守らないだけでなく、謝らず、一瞬で信用を失っても平気だ。


お世辞に弱い。自分の為に忠告してくれる本当の友人や家族は、ただの嫌がらせをする人になるらしい。
夫を利用しようとしている悪徳商人のわざとらしいおべっかが真実で、「自分を正しく評価している」となり、騙され悪徳商法にのっかり、お金を捨てる。
それを何度繰り返しても、まだ騙されたとは思っていない。


義母がそうだった。
騙され続けても気が付かない。
霊感商法の金ずるにされていた。
相手がお世辞や都合のよい事を言ってくれるから、やめられないのだ。
周りがいくら注意しても、夫は義母を応援していた。愛してもらいたいが為に。

成長過程で、自分の考えを確立することもなく、子どもの時から親の教えを永遠に信じこんでいる。
精神が成長してこなかったといえる。

常に「親父はそうだった」「お袋がそう言っていたから」と、子ども時代の親の発言をだしてくる。
世の中は変化することを受け入れられない。

だから口癖の様に「自分が親の保護下にあった時が一番世界がまともだった、あの時に戻すべきだ」と言う。
自分が親に依存して生きて行けた時が楽で良かったのは誰でも同じだ。

でも、自立して自分で人生を切り開いていかねばばらないと自覚して大人になっていく。

それが夫には苦痛で出来ない様だ。

何回も「あの頃に戻すべきだ。あの頃が一番良いのだ。お袋が言っていた事が一番正しい。」と壊れたおもちゃの様に言い続ける。

え、この歳になってまだ言ってるの?自分の体験で学んだ自分の考えは無いの?
この人、本当におかしい?

今は、自営みたいな仕事をしているようだから、何とかやっていけているのだろう。
何も教えないので、こちらも聞かないでいる。へたに聞いてしまうとまた悪い事に巻き込まれそうだから。

一見、柔和で謙虚、学歴はまあまあ良いので、初対面の人は簡単に騙される。

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昨日は、腹がたったので、子どもを誘ってカラオケに行ってきた。

汗がでるほど声を出し、発散したらすっきりした。でも、興奮がとれずに夜なかなか眠れなかった。

私には子ども達がいる。いつでも心の支え。

夫が子どもたちから逃げた事は許せないのだが、夫の悪影響を受けずに育っただけでも良かったと思える。

”父親不在の影響”を心配するより、”同居する悪影響”の方がはるかに怖い。

見捨てる様な行動を取れば妻子が自分に執着すると思い込んでいる。
現実は、心が離れ、存在を忘れられているというのに。

それでもまだ夫は、”自分は世界で一番優れていて、人徳のある人間だ”と自惚れている。
いつまでも親に執着し、演技で生きているなんて、そんな人なかなかいないのでは。



昨日、女優の木内みどりさんが亡くなった事を、ツイッターで知り、ショックを受けた。

木内さんのアカウントをフォローしていて、昨日もちょうどツイートがあがってきたので読むと、亡くなったというメッセージが。

嘘?まさか?この前まで元気だったじゃない?何で?
と、何かのジョークかと思って、しばらくは信じられなかった。

その後、フェイスブックで御主人のコメントを目にした。真実なんだと認めざるをえなくなった。

広島で仕事を終えた後、元気にパーテイに参加され、ホテルに帰った後の突然の事だったと。

急に、突然に別れがくるなんて。
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急性心臓死だから突然死。

直前まで元気だった。だから尚更ショックだ。

脱原発、反戦争他の活動、れいわ新選組の街頭演説の司会もされていた。
西郷どんにもでておられた。

好きな女優さんだった。知的で自然体で、スマートで、お洒落だった。

これからもっと多方面で活躍してくれると期待していたのに、残念だ。

何より、人はいつどうなるかわからないという恐怖が残った。
自分は今は生きていなければならない。と思っているから。

木内みどりさん、天国で安らかに…。どうかこれからの日本が良くなりますように見守り下さい。

夫が出て行った時の気持ちを想像してまとめてみた。


 ●地元で、人間関係のトラブルが多いから逃げたかった。

 ●これから子どもにお金や責任がかかってくるから逃げたかった。

 ●結婚する前の嘘がばれたから、逃げたかった。

 ●嫁に借りができ、嫁の実家に借金もしたから逃げたかった。

 ●自分がいなくなることで、困らせてすがりつかせ、文句を言わせないようにする。

 ●生活費を出し渋って、不安にさせて自分の価値をわからせる。

 ●どんな責任も、言い訳して逃げよう。遠いから家族は文句も言いに来れない。

 ●家族を苦しめる事が大事だ。楽をさせればつけあがる。

 ●新しい土地なら、過去の事を知られていないから、人を騙せる。

 ●自分が有責者にならない様に、離婚裁判にされても勝つ様に計算して行動しよう。

 ●お金は全部自分の為に使いたい。足りなければ借金すればいい。困ったら妻が払う様に仕向ける。

 ●老後、年金では生きていけないだろうが、妻子をあてにしよう。病気になったら家に帰ればいい。

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妻子に対して考え方が普通じゃないのだが、「これが普通でしょ、何が悪い?」という態度の夫を見て来てるので、家族は洗脳されない様にしようと踏ん張っている。

この異常性は、母親との関係が原因な気がする。
親に自分がされて辛かった事を、他者に復讐しないと生きていけないのだろう。

少しは親に反発するとか、自分の育ち方を振り返るとかがあれば、ここまでの変人にはなっていないと思う。

思春期も、大人になっても、全く親に反発した事も無く、(するふり、嘘はつく)亡くなった後もまだ、「お袋のしてきた事は正しかった。素晴らしい自分の親と自分を見習え」と言う癖は、精神が未発達な故と言えるかな。

おじさんになっても、爪をイジイジを噛んでいて、指摘すると「噛んでいない!」とムキになる。

目の前で煙草を吸っていても「吸っていない!」と言い張る。
平気で嘘をつけるところが理解できない。

「誰も怒らないし、どうぞどうぞ、お好きなように。肺がんになろうが、病気になろうが知りませんから。1人暮らしはこれだからやめられませんよね。どうぞ不摂生して寿命を縮めてくださいね」

と言ってあげたいのだが、夫は
「あなたの身体が心配だから気をつけてほしい。」
と私が思っていると信じ込んでいる。自惚れがひどいし、かと思うと、逆に被害妄想もひどい。

夫だけ別世界に生きている。

絶対に私たちの幸せな世界には入れたくない。入れない。



続き



「お母さんが言っている事、おじさんじゃなくて、弟夫婦にあてはまるよね?病気になろうが、お嫁さんには馬鹿にされて全く付き合いしてもらえないよね?指導する相手は、叔父さんじゃなくて弟の方だと思うけど?」

すると、母にブチッと電話をきられた。

いつものことだ。都合悪くなると、ブチッと切る。自分からかけてきてこちらの都合も考えず、一方的に話し、気に入らない事を言われるといつもそんな風にきるのだ。
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私に何を言われようが全く堪えていない。何も聞かなかった事にするのだ。

これが、弟や嫁さんや近所の人から言われた言葉なら、嫌われたらどうしようと悩んで、謝って、とことん落ち込むが、娘から言われた事は、気にならないみたいだ。
そのうち、何も聞かなかった事にして、普通に電話してくるはずだ。

「娘なんか、都合良い時だけ利用できればいい。嫌われても平気。私には息子がいるから」

ということなのだろう。
私は言いたい事をビシッと言ったつもりでも、こういう性質の人には響かない。

あとどのくらい母と話せるかわからない。

だから、嫌な気持ちになっても、我慢すべきなのか。

「これが最後の会話だった」となるのは嫌だし、複雑だ。






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