りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

2019年09月

明日から税金が上がるといって、自分は慌ててて買い物に行く事は無い。
お金も無いから。

夫はこういう時、いらない物を増税を言い訳にわんさか買いあさる性格だ。
買った後はどこかにポイだ。
人にはケチだが、お金を大事にしない。

無い無いと言って、貧乏をアピールするのに浪費が大好き。だから絶対貯金はできない。
同居している間は私が家計を管理していたから良かったが、夫はそれも嫌だったのだろう。

給料を自分が握れば、家族にとられない、お金でいう事をきかせる、そう思って転職し、別居したんだと思う。案の定、経済的DVで、不満を言われようものならすぐにお金のことで脅迫してきた。
そんな事、通用しないのだが、本人はまだ威張っている。

嫌われるだけなのに、虐めれば虐めるほど自分の立場が強くなると思っているサイコパス。

家族だけでなく、社会人としてもトラブルメーカー。それでも自分が一番。悪いのは世の中と言い続ける。

威張るどころか、土下座しても取り戻せないほどの事をしてきたのに。威張っているのが滑稽だ。
子どもとの思い出とか、全く価値がわからない人で、お金を持つことが一番強いと信じ、お金で人の気持ちをかえられる、と思い込んでいる。

馬鹿だなあ。いくらお金払っても、思い出は作れないし、子どもとの生活は買えないのに。
何か欠けている。
それ以前に、お金は?そう思うならきちんと仕事して実績を積めばいい。それもせずに何を言っているのか。
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子どもと一緒に過ごした日数は、数えるほどで、そんな出稼ぎってあるかな?
夫がいくら出稼ぎだと言い訳しても、ただの別居であり、逃走だ。

今更アピールされてもねって感じだ。ずるいのひとこと。

権力を持った方々は、お金に困っておらずお友達も皆さん、増税なんてどうってことない、それ以上にお金がざくざく入ってくるし、私費を使う事もあまりないし、貧乏人は自己責任、我々は選ばれし者たちなんだから、貧乏人はいう事をきけばよろしい、とでも思っているんだろうな。


自分が子どもの時に受けた教育、これからグローバルな平和な世の中をめざすはずだと信じてきたことが、もう今の日本には歪みが生じてきている気がする。

右だ左だとか、愛国とか売国とかそんなのどうでもいい。

純粋に、命を大事にすること。平和を願うこと。差別の無い世界を願うだけ。

それを口にすると、批判する人がいることに驚く。それも多数。日本てこんな国だったっけ?

人間とは、何て弱いものだろうか。人は変わるんだな。


それとも、うまれつきサイコパスな性質の人が権力を握りやすく、支配し洗脳して悪い世の中を作っていくものなのか。あのヒットラーのように。

自分のブログは暗い話ばかりで困った。もっと明るい話題が無いものかと思うが、探しても無いのが悲しい。


私が買って送ったかつらが届いたらしい。

とても良かったと喜んでいたのでほっとした。とりあえずそれがあれば、母の不安も消える。

「葬式に行くときに必要だったから」を何度も言う。母は葬式が好きなんだと思う。

というと誤解されるので、正しくは葬式の手伝いが好き?張り切ってやりがいにしている感じ。

葬式のやり方にうるさいというのか、自分の得意分野?と思っているようだ。

今は、誰かのお葬式に参列する事しか頭にないみたいだ。それって人の不幸を待っているみたいで嫌だが、年齢的に仕方がないと言えばそうなのか。

母の姉が、2人共介護状態になって長い。
だが今すぐ心配な状態ではなさそうだ。

この前まで母は、「私だけが元気でいる」と自慢していたのに、まさかこんな病気になるなんてということだろう。
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父は無神経に、早く仏壇を買わなくてはとか、無神経な言葉を口にする。老化でおかしくなっている。
それでも母は、自分が重病だという自覚があまりない。

それは幸せで良かったと言える。
母が辛くないことが一番だから。私もまだこうやって家にいられる。

そんな母は「これで、姉の葬式にいけるわ。良かった。」と言う。「いつ葬式になるのかとひやひやしていたのよ。かつらがないと本当に困るところだった」と。

まだ体調も落ち着いていて、食事もよく食べている伯母なのに「葬式」って。失礼でしょう。

そう言えば、親族の前でもそんな事を言ったらしく、「まだ生きているのになんてことを」と注意されたようだ。それでも「何か悪いの」と文句を言っていた母。

病気の重さから言えば、母の方が危険なのだ。

風邪をひいたら即肺炎、あっという間に悪化する可能性もある。伯母は、病気ではなく足が悪くて介護状態だし、施設でしっかり管理されている。

父とのストレスまみれ、家事もやり、普通に活動している母の方が感染や怪我の危険性がある。


私も、せめて夫より長く生きたいし、確かに自分が絶対夫より長生きすると信じている。そうでないと生きる気力がわかない。

母が、伯母の葬式のことを言う時は
「誰が先かはわからないよ。私や弟の方がお母さんより先かもしれないし。車乗るから事故にあうかも」と私が言う。

人間は、思いたいように思い込むし、思いたくないことは否定するものだから。仕方ないのかな。

今、自分の心を癒してくれる素晴らしい存在がいる。

秋の虫たちの声だ。

日替わりで鳴き声がかわる。リンリン…、ジージー…、リーリーリーと賑やかだ。

自然の力は凄い。自然にかなうものは無い。

寝る時不安な気分になっていても、外の虫の声が聞こえてくると心が解けていき、和んでくる。

まるで「この声を聴いて、ゆっくり寝てね」と言ってくれているようだ。

精神のバランスを崩したら、自然に触れると癒される。私なら林の中を歩き、木にエネルギーを貰いたくなる。
森林浴、日光浴、入浴、これは確かに心身をリセットさせてくれる。

以前、心を病みがちだった時、夫は遠くで知らん顔、姑は文句言うだけ、まだ小さい子どもたちがいたので自分が頑張るしかなかった。だからなかなか良くならなかった。

あの時、本当に山に入って木を抱きしめて、エネルギーを貰いたくなった。

静かな山の一軒家でしばらく暮らしたら、すぐに良くなる気がした。

体調不良で一番辛かった時だった。夫が原因だったのは明らかだった。

その時の事を、夫は記憶から消しているし、都合の悪い事を言われたら「作り話だ。妄想だ」と言ってこちらを加害者にする。それどころか、一番家族を思って来たのは自分だとまで言い出す。誰も信じないのに。

本人は、自分の嘘を信じて現実逃避をするから話にならない。

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虫の声を楽しむというささやかな楽しみも、花を植えるという楽しみも、夫が帰るとぶちこわしになる。以前は話題にしても無視していたのに、前回突然帰宅した時、花をけなし、勝手にいじり、やり方が下手だと説教までしてきた。

急に家の中の事をチェックしだして口をだすようになってきた。
といっても、夫の物は何も無い。全て私や子ども等が自分で揃えた家具や物しかない。
夫は自分の物は全て持って出て行ったし、置いていったとしてもベランダに投げ散かして行った物だけ。とっくにそれらは処分した。そのこともだらしない夫は忘れている。

今更世帯主顔されても迷惑でしかない。

本来、夫がやるべき家の簡単な補修仕事など、近所の方が親切で助けてくださった時もあった。
帰宅した時、お世話になったからお礼を言ってと頼んでも、フン、俺への嫌かと言い、知らん顔だった。

どんな事も私一人で何とかさせよう、そして困って「やっぱりあなたがいないと駄目です。ありがたみがわかりました。」と言わせたかったのだろう。家族を困らせる事が夫の目的でもあったのだ。

その手には乗らない。もう今は夫の存在を忘れよう、いない方がましと言うところまで気持ちが離れている。夫の思い通りにはならない。

夫は計算が狂い、老後が不安になり、逃げた先にも何も良い事がなかったのだろう、今更家族をあてにされても困る。

自分は我が子の扶養も拒否しといて、自分の老後は子どもにやらせるなんて勝手すぎる話。

夫は、そのうち「親不孝!」だの「子に裏切られた。妻の洗脳だ」などと騒ぐのだろうな。憐れな末路になるだろう。(私の願望?)


虫たちも、そうだそうだと言ってくれている様だ。(これも願望?)

何だかんだと用事を作って、母が電話をかけてくる。やっぱりな。

用がすんだらさっさと切る私。

相変わらず、かつらがほしいと言っている。自分一人ではわからないから私が帰省したら一緒に見てほしいと。
でも、かつら販売って、押し売りされそうで苦手。高いし。
高いのは宣伝費が掛かっているから?質も良いのだろうが、色々調べると、高いのを買ったけど、結局頭にあっていない、安くても気に入るのもある。と言う意見も。

本格的にオーダーして作れば、良いのかもしれないし、でも高いんだろうな。それでいまいちだったら意味が無い。母は高くてもいいから頭をかくしたいと訴える。

一日も早く欲しいみたいに言うが、私が帰省しないのにどうするんだ?かつらの為に、そして色んな作業を頼む為に私に帰れと言っているの?弟夫婦は何のためにいるの?

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あほらしい。弟は「髪なんてどうでもいいじゃん」と言う。「お金がもったいない」と言う。


親のお金なのに、弟はいつもお金を使わせない様にする。
うちの両親は節約家で、無駄使いもしないし、詐欺にもあったことはない。なのに、本当に親に必要なお金も「使うな。もったいない」と弟は言う。

弟自身はどうだ?母の前では節約してお金の無いふりをするが、とんでもない。親よりずっと裕福な暮らしと贅沢をしている。嫁と娘は自分たちはセレブだと思っているふうだ。

母も馬鹿で、弟に騙されている。
親にお金を使うなと言うなら、嫁や自分は、親から小遣いを貰っているじゃないか。そういう時に、「いらない、お金をそんな事に使うな、自分の為に使え」というべきだろう。逆じゃないか。


母も、今更節約してストレスかかえるより、髪を綺麗にみせたい、自分の為にお金使っていいと残り少ない人生を過ごそうとしているだけだ。


それを反対している弟。弟に逆らえない母。そのストレスが私に向かう。

だからまたネットでかつらを選び注文した。私が買うのだからダメでも諦めつくだろう。

店に買いにいって押されて高いのを買うより、安ければ、あうのを見つけるまで、色々買って試せばいい。前回送ったのは、結構使えるみたいで、たまにつけているとのこと。無いよりずっといいと。

で、あんなに反対している弟は、私が買うと黙るし、賛成する。何だそれ(# ゚Д゚)。
お金を持ってる自分は親にお金を使わず、それどころか食事の世話も母にさせたり、小遣いまで貰う。

一番貧乏で生活の大変な私が、母に色々買うのは賛成とはどういうこと。

逆だろう。お金を使わせない様にするのは親では無くて私の方だよね。

弟夫婦の陰謀かとさえ思ってしまう。

母を黙らせる為と言うと、冷たい感じがするが、もう愚痴をききたくないし、(これでもういいでしょ。私は当分帰らないから。あてにしないでね。)と言うつもりで送った。

自分は、足の怪我の傷がまだ綺麗に治っておらず、腫れと痛みもあるので、どっちみち完治するまでは温泉にも実家にも行きたくない。傷跡に色がついて皮膚もべこべこだ。

絆創膏をはって隠している。

怪我をしてから外を歩くのが怖い。骨折していたらと思うと。
怪我が完治するまで、トラウマはしばらく消えないのかも。気が弱くなっている。老化だなあ。



空いた時間に髪を切りに行った。

暑い夏は髪をくくった方が涼しいので、毎年伸ばしている。

涼しくなるとカットして髪をおろす。なので髪を切ると秋を感じる。(自分だけ)

最近、自分の精神と身体がアンバランスな気がする。
これまでと違い、くつろぐ場所にいるのに緊張するのだ。

血圧が上がって居る様な、ドキドキするような感じで、早くその場を終わって帰りたくなってくる。

気持ちは、楽しもうとしているのに身体が勝手に緊張するのだ。弱くなりすぎている。

髪を切ってもらっている時、気持ち良いのだが、終わるとホッとしている。
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友人にも会いたいと思うのに、疲れそうで誘うのをためらう。

こんなでは引きこもりになってしまう。誰とも会わずに1人で生きているなんてありえない。

仕事のストレスが知らないうちに溜まっていて、気が消耗しているのだろうか。

でも、髪を切るとすっきりして気分が変わる。先日の映画といい、気分転換はやっているのに、ストレスに過敏になりすぎている。

歯科にも行きたいが、ただでさえ嫌なのにどんだけ緊張するだろう。

弟から連絡あり、今日は母の通院日で連れていったようだ。

白血球が増えず、少ないとかで次週の検査結果次第では、休薬することもあるようだ。

免疫力が弱くなっているだろうから、怪我や病気に気をつけないといけない。

だが、副作用も髪以外無く、だるさも感じていない母は、昨日1人でバスで買い物に行ったようだ。

以前のように、自由に外出や買い物をしたい気持ちはわかる。それが楽しみだったのだから。

すぐにまたそんな生活に戻れると思っていただろう。焦る気持ちもわかる。

感染さえしなければ、自由に以前の様に好きな事をしてもらいたい。目を瞑ろう。

これからは、インフルエンザが心配だ。本人にいまいち自覚が無いのが気になるが、あまり家に縛り付けても、逆に良くないかもしれない。

気力、やる気は、私より母の方がしっかりしているかも。


最近、ストレスが溜まっていたので、気分転換に映画を観に行った。

先日は「ロケットマン」を観て涙を流し、学生時代に良く聴いたエルトンを再びききだしている。


涙を流すのもストレス解消にいいらしいが、ゲラゲラと単純に笑いたくなった。
自分には笑う方が合っていると思う。スイッチが入ると止まらなくなる。それが一日経っても、1週間経っても、思い出し笑いをしてしまうほど。

困るのは電車やバスに乗っている時に、思い出して笑い出してしまうこと。
急に笑い出して、おかしな人と思われるだろう。
口をハンカチで抑えて、誤魔化す。

笑いのツボにはまり、どこでスイッチが入るかわからない。どこがおかしいの?と思われるかもしれない様な、何気ない会話でスイッチが入る時もある。
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笑いの感覚は、人それぞれで、面白いと思うツボが同じ人とは生まれつき何かが同じなんだろう。

で、三谷幸喜監督の「記憶にございません」を選んだ。

前半のぶっ飛ばし方が凄くて、始まりから笑いが止まらなくなった。他の人も笑ったが、場面も変わって皆黙っているのに私はスイッチが入ったままで、笑いが止められない。

口を押えて、声とひきつる息を抑えるのが大変だった。

くくくっ、とか、はははっとか、どうしても声がでてしまう。抑えるのが苦しい。

笑うシーンなら思いっきり皆でどどっと笑えるが、シーンとしているとどうも気を使う。

内容は、現政権に対する皮肉を上手く笑いで描いているなと感じた。流石だ。

毎回思うが、映画を観る前と観た後の気分の違いは明らか。

レイトショーとかクーポンで安く観られるからこそなのだが、これ位は楽しまないと自由で勝手な夫に比べれば我慢するのは馬鹿馬鹿しい。

来月も、観たい映画がある。そうやって気を紛らす事が自分を守る為にできるささやかな楽しみだ。

友人から誘われる時があるが、残念ながら全く映画の好みが違うので、映画は1人で好きなものを気楽に観たい方。
隣に人がいると気になって集中できない。家族は別だが、若い時からデートで映画に行っても楽しめず、いつも後から後悔していた。
自分のそんなところ、可愛げがなくて変わっているかなと思う。





足の怪我の通院がやっと終わった。16回通院。27日間。

でも、見た目はまだ悪い。切り傷(擦り傷)は小さいものが2か所。大きいものが一か所。この大きい傷が中々塞がらなかった。

脛なので、血流が悪く、新しい肉の再生が遅いらしい。その周囲の皮膚もまだ赤い。


かさぶたがやっとできて、お風呂でぬらしても大丈夫になった。

絆創膏もはずされたが、見た目はまだ気持ち悪いので、バンドエイドの大きいのを張る事にした。
まだ回復していない皮膚をどこでまたぶつけるかわからないので、かさぶたが自然にとれて、赤い皮膚がもう少し再生されるまで、保護しておこう。

それにしても、ストレスのかかる病院だった。
処置室に呼ばれると、ベッドに座らせられる。両足をのばして患部を見せる。

上半身は起こしているので、両腕を後ろ側に置いて身体を支える。

その姿勢で毎回5分以上待たされる。だんだん腕が疲れてきてプルプルと震えて来る。

腕を前に持ってきて、休憩するが、その格好では腰に負担がかかるので、また後ろに腕を置く。

やっと医師が来たかと思うと、診る時間は10秒もない。

それだけの為に待たされる。

お医者さんは忙しいんだから、待たされるのは当たり前よ。そんなものよ。と言われるのはわかっている。
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でも、なかなか治らないと不安になってくる。良く診てないんじゃないかとか、本当はどこか悪い状態なのに見逃しているんじゃないかとか。

もう通院終わったので、そのストレスから解放される。が、まだ打撲の痛みは残っているし少し腫れている。
「自然に吸収されますから大丈夫」とか「時間がたてば消えますよ」とか、一言説明してほしかった。聞いても頷くだけ。

痛みは皮膚の表面だけで、骨に何かある感じではないから時間が経てば回復するだろう。と自分で自分を納得させている。

自分がドジで、転倒さえしなければ良かったのだが、もうこりごりだ。

この程度で病院にストレスを感じる私は、母みたいな病気になったらいったいどうなるんだろう。



先日弟に色々話したからか、昨夜携帯で写真が送られてきた。

私が送ったヘアピースをつけた母の頭の写真が数枚。

何もつけていない写真を見ると、後頭部がかなり薄くなっている。毛染めができないので尚更薄く見えるのだ。これは、女性なら絶対人に見られたくないだろうと思う。

試しにだめもとでと、安いヘアピースをネットで買って母に直送したのだが、そんなに脱毛が進んでいるとは思わず、大き目だったかなと予想していた。
実際は、小さい位だった。

つけないよりはいい、と言って、母は無理してつけているようだ。でも、少ない髪にピンでとめると、はずす時に引っ張られて毛が抜けるらしい。
弟はそれを心配していて、何かあった時だけ、つければいいと言う。

目の前で見ていないので、私には加減がわからない。

写真で見ると、もう少し、ヘアピースと地毛をうまくなじませれば良い感じ。

安物だし、無理して使う必要ないよと言ってはいるが。

高くても、全体を隠せるかつらを買おうかなと母が言っている。
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母はあれから遠慮して、電話をかけてこない。いつもその時だけおとなしくなり、そのうち元に戻るから今だけだろう。

昨日は弟の携帯経由で、やり取りだ。

弟は、「かつらなんか買わなくていい。このヘアピースで充分だ。あとは帽子でいい。」と言う。

きっと母は、この件に関しては、弟ではなく、女性がそばにいてほしかっただろう。

「髪が一番よ、大事よ。印象が全くかわるから」と言う事は、当然で、私も同感。高くても、ぴったりあうかつらで、堂々とお洒落をしたいと思うのは良いことだし理解できる。

弟は「どうせ年寄りだし、いまさらお洒落なんか。お金がもったいない」などと言い出す。
そういうところが、母が私に電話してくる理由にもなる。

わかってもらえる人と話したいのだ。

私でなくてもいいのだ。誰でも。話を聞いてくれるなら。お嫁さんがうまく付き合ってくれる人だったら、母はとても大事にしただろう。

それ位、満たされた生活を母がしていたら良かったのだが。期待通りに行かないストレスが全て私にきていたわけだ。

弟がいくら努力しようとしても、根本的に無理がありそうだ。仕方ない。いないよりはずっと助かる。

母は恵まれている。何だかんだと言いながら、いつも誰かがそばにいて助けてもらってる。

自分が老後、病気になったらと考えると、お金も無いし、夫とはどうなっているかわからないし、子ども達も自分の生活で精一杯だろう。近所の人ともそこまでべったりしていない。

これから先もずっと今の住居にいるかどうかもわからない。

自分の老後はおひとりさまだろうか。夫の存在は頭に無い。

長生きしたいとも思わない。ただ、もう少し子ども達が自立して安心できるところまでは見届けたいし、それまでは元気でいたいし、迷惑もかけたくない。

常にひっかかるのは夫の存在だ。人の人生をかき回し、滅茶苦茶にしても、家族は自分の決めたことに従うのが当然と思い込んでいる。
私は縁を切れば終わりだが、相続人の子ども達がそうはいかないので憂鬱になる。

長生きしたくはないが、せめて夫よりは長く生きないといけない。(/TДT)/


足の怪我がやっと回復してきた。

前々回、副院長は、暗い顔で「長くかかります」と言い、前回の院長は「もうバンドエイドでいいからね。」と次回で終了みたいな言いかたをされた。

早く治療が終わる方がいいので、院長を信じることにしよう(笑)。
回復を早める為にはどうすればよいのかを自分で調べた。

足、特に骨の上は、怪我が深くなりやすく、血流も悪いので治りが遅いという事は病院で聞いた。

なので、血流を良くする為に温めることが良いとわかった。
(怪我した直後は冷やすことが大事。氷で冷やしながら病院に行った。)

傷口が塞がるまではシャワーしかできないので、足だけお湯につける。タオルを温めて足にのせたりして、まだ腫れて居たり、血腫があったり、あざが残っていたりする所の血流を促す事にした。

偶然か、温めが良かったのか、なかなか塞がらなかった傷口が乾燥してかざぶたになってきた。

腫れと鈍痛はまだ残っている。もう3週間たったのに長すぎる。

通院するたび、「治りが悪いですね~」と言われる。

ぽこっと腫れている部分が気になるが、時間がたてば吸収されると思う。
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年齢のせいか、怪我が治らなかったり、痛みが長引くと色んな悪い事を考えてしまう。

レントゲンではわからない何か悪いことになっているんじゃないかとか、中で化膿していないかとか。

一番不安にさせられたのは、やはり病院の対応にも原因があるかもしれない。

説明が医師や看護師によって全然違ったり、質問しても困った暗い顔で、「う~ん」とうなったり、かと思えば
たいしたことないと決めつけて、雑に扱う看護師(男性だった)がいたり、失礼な事を言って笑う医師がいたり。

子どもが小さかった時、似た様な怪我で1カ月以上、別の病院に通院した事があった。

そこは、初日に傷をみてすぐに「この怪我のしかたは、完治に一か月以上かかりますね。」とその理由も教えてくれ、安心して通えた。

今回自分も似た様な怪我だったわけだが、最初に軽くあしらわれた感じがあの病院とは違った。

たいしたことない、この程度で、みたいな感じだった。医師は一瞬しか患部を見ない。

後から色々違ってきて、色々言い出さずに、最初に良く見て判断し、説明してくれたら安心して通えたと思う。

近くでいつでも診てくれて、救急病院で助かるが、重病になった時にはここはやめておこう。




昨日、母の長電話の事を書いたが、その件で弟から連絡が来た。

父が怒って電話をきらせた後、母に説教をしたらしい。最近の母は、父に対して言い返し、抵抗し、その後私に父の愚痴を言ってくるのが普通。

だが、この時は素直に説教を聞いたらしい。弟が言うには、例え娘が相手でも、長電話は迷惑でしかないし、非常識だと父に叱られたとか。

父の注意は、まるで私の気持ちを察知したかのようにタイムリーで助かった。でも弟の言いかたでは、何か違う。

弟の言いかたがカチンときた。私のせいだというのだ。「気を付けてよね」と言う。
母と電話するのは控えろみたいに言って来た。

~母が元気が無く、落ち込んでいた。父に叱られたのが原因だった。この事は娘(私)には言わないで。~と母が言ったという。

おそらく、私に叱られた事が伝わると、私が気を使ってもう電話にでなくなると不安になったのだろう。

母は、弟に話しかけても返事もしないし、話し相手にならないから、私に吐き出すわけだ。お嫁さんとお喋りができればまた違っただろう。


母から、私には内緒にしてと言われたのにわざわざ私に教える弟。私を怒る為?なんで?
それに、父が注意する声は聞こえていたし、知っていたけど。
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今私が母に我慢していられるのは、離れて暮らしているので、いつ急変してお別れができなくなるかもしれないと覚悟しているからだ。
毎回「この電話が最後になるかもしれない」という気持ちがある。父や弟は毎日会えるから、それがわからない。

もし母からの電話を冷たくあしらって、それが最後になったら、きっと後悔すると思うのだ。

きつい事を言った後は、(どうか何もありませんように、あれが最後になりませんように)と内心心配する。

弟に、そういう気持ちや、実は父の方が母より異常な行動をして、色んな人に迷惑をかけているから、母だけを責めるのはおかしいとも言った。父は自分の事しか考えられなくなっている。

父は「お前はもうすぐ葬式だから、今のうちに準備しなくては。自分が入る施設を探さないと」とか、平気で母に言っている。かといって何も家事をしない。母に全てやらせている。そんな事も弟は知らない。母が私だけに愚痴ってくる。

そういう事を電話で話しているんだぞと、母の精神状態は人と話す事で保たれているんだぞと、何もわかっていない弟に伝えた。

それで、私に母の電話の相手をするなと言うのかと。確かに迷惑な時もあるけど、母の寿命を延ばす為に私も踏ん張っている、それが悪いのかと言い返した。お前がいうかと言いたかった。

父は、母に誰とも喋るな、と近所付き合いもやめさせようとし、唯一の趣味の園芸も、辞める様に言い、そして電話もするなときた。
長電話は迷惑だというのは正解だが、本当は、誰とも電話もするなと言いたかったようだ。弟の話をきくとそんな感じだった。

父は母を追い詰めている。

父は母を、家に閉じ込め、じっとさせれば、寝込まないと思っている。へたに活動されて、病気が悪化し、寝込まれたら自分に負担がかかるから嫌だ、という自分のことしか考えられなくなっている。

母の心配ではなく、自分の生活の心配で頭が一杯のようだ。母を家政婦としか思っていないのか。

年齢的に認知もあり、おかしくなっている。

弟は、母の気持ちを受け止めず、父に共感し私に注意してきた。弟も母に説教したようだ。それがダメだ。

母に共感し、父に母の気持ちを伝えてあげる方が先だろう。自分ももっと話し相手になろうと思えばいいことだ。

父の行動は、母の寿命を縮めてしまう。

私は、電話は適当にきるし、父が怒ったからと言って、自分が悪いとも思わないし、何もかえるつもりはない、母の電話は母の心の問題。私は言いたいことは母に言うし。

弟には、母がストレスになるそっちの環境を何とかしたら?そっちに本音を言える話相手がいないってことでしょ。と反論した。

これもこれまでの母の父への依存が原因だ。長い夫婦の関係がこうなってしまった。弟にしても母の甘やかしがこうなった。結局母の自業自得ということか。

弟にカチンときたので、色々言ってやったら最後はいつも通り、無難な返事で終わった。

私じゃなくて、たまには奥さんにも同じこと言ってみなよ。といつも言いたくなる。

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