りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

2019年05月

宮崎で震度5弱の地震があった。

南海トラフが近いのではないかと不安になってくる。


日本はどこで地震が起きてもおかしくはないが、南海トラフで予想される津波の恐怖は誰もが信じたくないだろう。

何十年も前、関東、静岡に大地震が起こると言われて、普段から地震が多かった。震度5も体験した。当時、震度6は生存する人の中では体験が無く、震度5で大騒ぎしていた。
関東にばかり意識がいっていたが、まさかの関西で大地震が起きた。それから日本のあちこちで大地震が起きている。

地学を研究している人達は、何処何処に大きな地震がくると予測はしていたと思う。


ある地学に詳しい先生から私も聞いていた。周りの人たちは、軽く聞き流し忘れていたように思う。

数年後、聞いていた予測があたった。

今では震度6は頻繁に起こるし、熊本地震で7も出た。

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日ごろから防災への意識は持っておくべきだ。


偉そうだが、自分なりに考えて居る事を書いてみたい。

集団の訓練以外に、いつどこで被災するかわからないので、自分で「今大地震が起きたら」と想定し、どう対処するか練習してみたらどうだろう。


熊本地震の本震は、深夜1時すぎだった。


熟睡していた人がほとんどだったろう。

寝間着のまま、外に出て倒壊する家屋から逃げることで精一杯だったはずだ。


自分でもそれを想定し、寝る時は枕元に懐中電灯、眼鏡、携帯、貴重品を入れたバッグを置いている。


とっさにさっと動く事を考えて、揺れた➡眼鏡をかける➡携帯とバッグを手にとり避難できる体勢に。


私はこれを基本動作にしている。避難用品を入れたバッグは、突然の強い揺れの時にはおそらく手にとる余裕も無いと思う。

まずは身体だけ守る。荷物はその後。

私みたいに眼鏡が必要な人は、使わなくなった古い眼鏡を玄関の靴箱や車に置いとくと良いと思う。

夜に地震がくると停電をする可能性が強いので、真っ暗になると不安も増長し危険。懐中電灯は各部屋に1個置いている。お風呂場にも。

断水になった時、トイレが困る。


家が無事だったら、トイレのタンクに風呂の残り湯を入れて使える。なるべく普段お風呂に水を入れておくのが良いと思う。

一度大きな地震がきて、「再度同程度の地震がくる恐れがあります」と気象庁から発表されたら、水の対策を考えた方が良い。
おにぎりも作っておいて、冷蔵庫に入れておくと、翌日分の食料になる。


仕事中、授業中、買い物中、映画館、どこで地震にあうかわからない。
どこに避難するのかも普段から調べておくと良いと思う。

いざ避難しようとして、道がブロック倒壊して塞がったり、地割れ、電線が垂れていたなどで困難な場合もある。

もし、今大きな地震が来たら、と予想してみて、どう対処すればよいかシュミレーションしておくとそれが現実となった時、パニックにならずに、命を守る事に繋がると思う。

これが絶対では無く、もっとしっかり対策されている方も多いかと思う。


それにしても、あきれるのは、避難所の運営だ。

日本は遅れている。災害が起きるたびに思う。国は武器を買うより災害に備えて避難した後の人々の生活の質を良くする準備をしておくべきだと思う。


避難所の実態は、阪神淡路大震災から何も変わっていない。



外の明るい時間が長くなり、気分が変わって来た。

冬は冬季鬱ではないが、憂鬱な気分で目覚めていた。

何故だろう、起きる時外が暗いから?寒さは関係ないと思うが何となく気分が落ち込んだ。

無意識にため息がでたり、不安感が襲って来たり、自己分析してみるが、目の前に切羽詰まった大きな問題は無く、トラブルを抱えてもいなかった。

冬だから、冬眠モードなのだろうと気にしない事にした。

春になり、紫外線が強くなり朝陽がまぶしくなると、その憂鬱さが消えて来た。


根本的にストレスは長い間抱えているので、普段はそれを忘れポジテイブに生きようとしている。


冬は、普段心の奥に抱えているストレスを抑える力が弱るのだろうか。


年齢と共に、ストレスに弱くなってくる気がする。すぐに体調に出て来る。

健康に生きていく為にも、うまくバランスとってストレスを抱え込まない生活をしなくては。

これから太陽がまぶしくなる季節。やりたい事を頑張るならこれからだ。
で、活動的になろうと思うのだが~
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最近、運転が怖い。連続する悲惨な交通事故のニュース。

幼い子どもたちが巻き込まれる事故のニュースはもう聞きたくない。

辛すぎて、イライラする。それと同時にいつ自分が事故をするかもわからない。

 自分も、ヒヤリハットは何度も体験した。「もしかしたら自分はこの世にいなかったかもしれない」とか「家族や誰かを巻き込んだかもしれない」とか、冷や汗がでた事はある。

子どもが飛び出しそうになったり、車が突然出て来たり、いつでも怖いと思いながら運転するべきだ。「運転が嫌いです、怖いです、下手です」自分はそう思う位がいいと思う。

「女の運転は~」と馬鹿にしている夫の方が、頻繁に事故も違反もしている。
「自分は運転が上手い、運転が好き、ベテランだ」と自信を持つ事と、現実の運転の仕方とは一致しないと思う。


我が子も小学生の時に、交通事故では無かったが、ある事故(施設の不備が原因)で一歩間違うと命を失なったかもしれない体験をしている。

電話が来て、救急で運ばれた病院へ駆けつける時の心境は今でも忘れられない。
奇跡が起きた様な幸運で、助かったから良かったが、もしそうでなかったら…
事故にあわれた子どもさんの親御さんの気持ちを考えると、胸が苦しくなり言葉がでない。

何故自分なのだ、何故自分の子なのだ、と納得がいかない不運な出来事。神様を恨みたくなる。

今日無事に生きてこられたのは奇跡なのだと再び感じている。

長い連休が終わった。

もうこんな連休は無くても良いと思う。と個人的な意見。


ゆっくり旅行に行く場合は助かりますね。羨ましい限り。

連休と決められたからといって、休まなくてもいいんじゃない。仕事したいところはしても。

自分個人では、トラブルがあっても会社が休みで連絡がとれず困ったり、病院も休みだし、不便を感じる事もあった。
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春は、疲れがでる時期。新学期や入社、新しい事が始まり緊張する。

こんなに長く休むと、調子狂いそう。今日からまたしんどいなと思いながら朝を迎えた。

それにしても、運動会を春に変更する学校が多いが、最近では春でも暑くて熱中症になっている。

秋に戻した方が良いのではと思ったり、練習の時期が暑いなら、11月にしたらとか色々お節介に考える。(それだと受験に影響があったりする?)

これから運動会の練習が始まるんだろうな。

お弁当というものを何年間、何回作った事だろう。

子育て中はとにかく必死なのだ。今日のスケジュールを無事にこなすことで。

だから痩せていたし(笑)

近くに親族がいたり、実家があればどんなに助かったことだろう。

家事も子育ても仕事も、完璧にできるわけがない。たった一人で。
世の中はまだまだ女性に厳しい。

どんな立場になっても色んな事を言われる。

独身なら~まだ結婚しないのか。早く子どもを産まないと。生産性が無い。
結婚したら~まだ子どもできないの?仕事やめるんでしょ?
出産したら~母親が子育てするのは当然だ。家事も育児もちゃんとやれ。
子持ちで働いたら~子どものせいにして甘えるよね。急に休まれるから困る。


などなど、いったいどうしろっていうんだ~と言う感じ。おまけに国は、専業主婦の年金をカットするとまで言い出す。しかもそれを働く女性の意見だからと、怒りの矛先を働く女性に向けさせる。

我が家の様に、1人で何もかもやらねばならない親にとって、子育て中は連休も休めない。


話がそれてしまった。

もし、自分が全く別の人と結婚していたら、連休はどんな風に過ごしていたのだろう。

自分の人格も知らず知らずに配偶者の悪影響を受けてるのではないか、もっとまともな結婚をしていたら、子ども達ももっと違う人生を過ごしていたのだろうなと考えてしまう。

本当に申し訳ないと思う。でも、何が良かったとか幸せだったのかなんて誰にもわからない?



夫からメールが来た。

転職の件には答えず、お金を振り込んだという。

え?と思ったが、そうか、またいつものやり方…。

「振り込んであげたぞ。何て優しいのと感謝されるはず。」と自己満足している顔が浮かぶ。

これに反応してはいけない。感謝が無いと文句を言われる事もわかっている。

そもそも、大事な転職の話は連絡すらない。お金を振り込んでやったという事だけわざわざ連絡してくる不自然さ。

これは、自分が追及されたらまずい事をしている時に、いつもやる行動。もう何回も同じ事をしている。

「お金さえやればご機嫌治るだろう。結局お金なんだろう。」と向こうの勝手な妄想に基づいている。
原因は自分にあっても、人のせいにして本質から逃げる。

お金さえ送ればすむと思っているなんて、そういう発想が夫らしい。失礼な話だ。

これは、モラハラをする人の行動の特徴らしい。

モラハラする人は、家族が自分より弱い立場になるように仕向けている。

絶対に自分から離れられない様にするのだ。自分の存在の価値を高める為に。

だが、家族(妻)が離れていきそうな気がすると、物を送ったりお金を渡したり、優しくなり、ご機嫌をとり始める。

それは、最初に出会った時から結婚するまでの頃に戻った様な感じ。

だから「ああこの人は本来こういう人で、悪い人では無いのだ。このまま優しい人に戻ってくれるかも」と被害者は感じて、共依存になっていく。
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ここで、しっかりしよう。誤魔化されてはだめだ。

毎月普通に生活費を送金する事もしないで「小遣いを送ってやったぞ」と偉そうに言ってくる事自体が間違いだ。

責任から逃げた生活を当たり前だと思わせ、慣れさせようとしている。

世間には別居の理由を「家族を楽にさせる為に自分が犠牲になった」と嘘をついている。


嘘が自分の中で真実になっているのだろう。自分を美化して記憶を塗りかえている。

優しいのは仮の姿で、モラハラが本当の姿だという事を忘れてはいけない。


普段さんざん苦しめているところに、急に優しくしたり甘い言葉をかけられたら、何て事ない言葉でも、とても嬉しく感じるものだ。加害者はそこを狙っている。

モラハラする人は自分のやり方に無条件に家族は従うのを当然と思っている。それは間違いだ。


自己愛性パーソナリティ~の人とモラハラの行動パターンはほとんど同じらしい。


それにしても、毎回笑ってしまう。

いつも「あるだけ全部送った」という。つまり、これ以上は出したくないということ。

いくら送ってくるかと言えば~

いつも数千円だ。

夫はこれで、家族が感謝し、文句を言わなくなると思い込んでいる。嘘に簡単に騙されていると思っている。子ども扱い?

保険証の件も説明せず、これで文句は言わせくてすんだと思っている。

過去にもボーナスがでているのに、でなかったと嘘を言われていた。
「手元にあるお金全部送る」とわざわざ言ってから8千円を送って来たこともある。本当は何十万か出ていたのにだ。


送るのはいつも端数。

なぜ8千円なのか。

「本当は1万しか無かったが、こっちも生きて行かないといけないから、2千円残して後全部送ってやった。」

と言い訳を準備しているのだ。いかにもリアルな金額だから。1万しか無かったというのも嘘。それ以上渡したくないだけ。

お金の無いアピールする小細工には頭が回る。
モラハラする人は、人の気持ちがわからないし、想像力が無いそうだ。
嘘がばれる事まで想像できないから、うまく誤魔化せたと本人は満足している。

「気持ちを引く為にプレゼントを送る」のも、いつも書いているが、中古の汚れた服や、包装されていない汚れた景品みたいな物や期限の切れたお菓子などを送ってきて、「どうだ?嬉しいか?」としつこくメールで感謝を要求される。


むこうは、家族の気を引いたつもりでも、逆効果になっている。
こちらの気持ちは想像できないから、「期限がきれているから食べられない」と言うと怒り出す。

中身がどうであれ、「俺様に送ってもらったことに価値があるのだから感謝すべき」と言う理屈な訳だ。


離れていても、こういうストレスはあるので、共依存からは脱したとは言え、まだ精神的に縛られている感覚がある。


本人がモラハラを自覚せず、度々こういう行動で誤魔化す事がストレスの原因かもしれない。
離れていてもこうなのだから、現在、共依存になってしまっている人は、同居している場合、抜け出す事は大変だと思う。

「この生活が当たり前、モラハラに抵抗するのは悪い事」と思い込んでいる場合、嫌、そうではないよあなたは悪くないよと言いたい。

モラハラ夫にとって、言う通りにならない悪妻は、実はまともな妻なのである。

だから「悪妻で結構。悪妻になってやる」と心の中で宣言するのもいいかもしれない。






自己愛性パーソナリティ~の特徴を夫に持つ家族の将来は、どうなるのだろうか。



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今後の夫の生き方を予想してみた。家族にどう影響するのだろうか。

〇元気なうちは、今のまま自由な生活を続ける。

〇身体と気力が弱った場合、(貯金は無く、借金がある、年金は少ない。)家族をあてにしてくる。

〇家族には、こんな自分勝手な人の世話も借金を助ける余裕も気持ちもない。話し合いはできず、離婚調停をするしかなくなる。

〇離婚成立か、仮にしなくても、子ども達も縁は切るだろう。

〇孤独で貧困な末路。それでも自分に原因があるとは思わない。自分は被害者だと家族や世間を恨むだろう。


後見人をしている知人に聞くと、家族から見放されて葬式もしてもらえない、孤独で貧しい老後を過ごした老人が結構いるという。
それまでのその人の家族への仕打ちを聞けば、因果応報だなあと思う。


同じ人格の人は同じ様な事をし、同じ様な末路を迎えるのだなあ。


子どもの時の環境と持って生まれた性質も原因らしいのだが、思えば可哀想な人だ。

こんなに幸せが沢山転がっているのに目を背けて、どうして幸せから逃げているのだろう。

幸せの種類が、普通と違うから仕方ないのか。価値観が違うという事はこういう事なのだろうか。



世の中には、奇跡的な?偶然というものがあるようだ。


私も些細な事で、不思議な偶然に遭遇した事が数回ある。


どうでも良い事なのだが、ちょっとした笑い話にしている。
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細かい事はもっとあった気がするが、今思い出される偶然な出来事を思い出してみると~


●めざまし時計が止まっていたので、電池を交換。動き出したので時刻をあわせようと針のつまみに手をあてて、時間を調べると、ぴったりあっていた。止まった時刻と動き出した時刻が一致していたという偶然。

●CDを聴いていたが、ラジオにかえようと曲の途中で止めた。ラジオをつけたら、止めたCDの曲の続きがラジオから流れた。


●車で帰宅途中、まだ家からは遠い場所の大きな交差点で信号待ち。目の前の横断歩道を友人が横断した。その後、仕事で遠い町に行った帰り、奥まった道の交差点で信号待ち。目の前の横断歩道をまた同じ友人が横断した。

●近所に衣料品店が開店。見に行ったら子どもに合いそうな防寒ジャンバーが安く、翌年用に買った。レジをでた時、子どもからメール。
「ジャンバーを今フェンスにひっかけて、破ってしまった。どうしよう。買わなくちゃ。」とあった。「今買ったところよ」と返信すると、「ええーっ!見ていたの?まさかねー」とお互い驚いた。まさに買った瞬間に破っていた様だった。


●親戚の子どもの受験前。大学受験や就職採用試験の度に相談された。
実技試験や作文などの、当日課題がでるものの対策の話題。
実技の試験前に、私が何気無く「これがでそう」と言った課題が、実際でたらしい。私に言われて一応それも練習していたのでラッキーだったとお礼を言われた。しかも、試験の前日夢にまで私が出て、「課題はこれよ」と正解を言ったらしい。


他にも、試験当日に「これから会場に送っていくところ」とお母さんから電話がきた時、「作文の課題は〇〇がでそうな気がする。」と私は言っていた。お節介だったなと思って、後で謝ろうと思っていたら、「予想が当たっていたよ」と言われた。



試験の予想は、誰でも考える事は同じという事で、問題を作る人と自分がたまたま似た発想をしていたのだろうと思う。



どうでも良い話ばかりだが、ちょっとした笑い話には使えた。


たまには笑って、笑顔で過ごそう。





前にも書いたかもしれないが、頑張って脱出したある友人の話。

友人は働かないご主人のかわりに朝から深夜まで働き、ご主人の借金支払いや税金の金策にも走り回っていた。


市役所に分納の相談に行ったところ、家庭の事情を熱心に聞いてくれたそうで(事情をきくのは当然だが)詳しい事は忘れたが、無料で相談にのってくれる弁護士さん?を紹介されたそう。

「あなたは、ご主人にDVを受けていますよ。この相談にはご主人を必ず連れていってくださいね」と言われたらしい。彼女はそこで初めてDVを受けている事を自覚した。
それまでは、自分が悪いと思い込ませられていたのだとか。

それまでお金を管理していたご主人は、多額の税金の滞納をしており、その責任を奥さんに押し付けた。

税金の分納や免除の相談だから、本人でないと話が受け付けてもらえないという事もあり、しぶしぶとご主人は相談に行ったらしい。


そこでの奥さんはうつむいて、深刻な感じで、当のご主人は、タバコをふかしながらまるで他人事で、一生懸命相談に乗ろうとする弁護士さんに対して、失礼な態度だったそうだ。

結果的には、色々対処してもらい助かったようだ。頭を下げて感謝している奥さん。ふんと知らん顔のご主人。

その様子を見た弁護士さんは、怒った。

「ご主人、あなたの責任ですよ。本当はあなたが奥さんの様な態度をとるべきではないですか?あなたは反省の態度も無い。またこういう事を繰り返す事でしょうね。何もかも奥さんに押し付けて、あなたみたいな人を人間のクズと言うんです。」

友人は、びっくりしたが、そこまで本気で考えてもらえて、ご主人に忠告してくれた事に感動したという。

ご主人は、戸惑った様子でその日は帰った。

DVはその後も続き、友人は心療内科の医師に「ご主人から離れなさい。今すぐに!」と言われ、とりあえず実家に逃げ帰ったのだ。

結果そのまま、離婚ができた。奥さんを保証人にしてご主人が借金をしていたこともあり、それを解決するまでは気が抜けなかった様だ。

本当に凄いエネルギーを使ったと思う。間に合って良かった。医師があんな風に言うまでは、幻覚が見えるほど友人は病んでいたから。

今では、実家の近くの団地に住み、自立できるようになった。


この友人は、ご主人が元々、一流企業のエリートで高給取りだったので、セレブな生活をしていた。

仕事を辞め、独立したが失敗。プライドが高いご主人は、仕事を選ぶ為なかなか転職せず、家で引きこもるようになった。
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彼女も一時、世間体を気にしてあまり人と会いたがらない時もあった。

子どもさんは、自立して一安心で、やっと今は自由で元気な生活を送っている様子。

私は、彼女が羨ましかった。全てから解放されたのだから。

彼女はタイミングも良かった。実家にも帰れた。自分から役所に相談に行き、病院にも行っていたからこそだ。

彼女は、私の事を羨ましいと言う。

確かに私も今の生活に幸せは沢山転がっていると思う。

でも、深い穴の底にいる私と、底から這いあがってすがすがしい空の下で走り回っている友人とはやはり違う気がする。







色々調べてみると、夫の行動の特徴が何もかもぴったりだった。

”自己愛性パーソナリティ〇害”。


そうなる原因も想像通り…。


以前からもしかしたらとは思っていた。

あまり決めつけるのもと思い、そこまで深刻では無いだろうと思っていた。

しかし、夫の行動とあまりにも符合するので、驚いた。

”自己愛”という言葉から、この特徴は誤解されやすい。


人が自己愛を持つ事は当たり前の事で、強い人、弱い人、それぞれで、自己愛の強い事が悪いという意味ではない。

ナルシズムとも違うらしい。
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私がこれまで書いてきた夫の行動=特徴を思い出せる範囲で並べてみた。


●自分に業績や才能が無いのに、あるかのように嘘をつく。

●自分は特別な才能があり、特別な地位にいるべき人間で、そういう権威のある人と同等につきあうべきと思っている。

●評価されないのは周りが自分に嫉妬しているとか、自分より愚かで理解していないせいだと怒る。

●自分の考えや行動に、周りや家族は従うべきだと思っている。

●自分の利益の為に人を利用する。

●他人の気持ちや望みを理解できない。

●人を妬む。人が自分に嫉妬していると思い込む。

●賞賛される事を望む。真実を指摘すると激怒する。

●職をよくかわる。

●お金にだらしない。自分には浪費するが人にはケチ。

●自分に対して美しいとか若いなどの自惚れた妄想を持っている。

●馬鹿にされることに耐えられない。

●職場、家庭での人間関係がうまく築けない。


これがそのままぴったりあてはまるのだ。


かと言って、何か良くなるわけでも、手を打つ方法がある訳ではない。

こういう人とは離れるしか自分を救う道は無さそうだという結論だけだ。

人の本質を見抜けなかった自分、引き寄せた自分にも何か原因があるのかもしれないと思った。

自己愛性パーソナリティ〇害の人の老後はどうなるのかも、興味深い。  続く





今日から、令和。

あまり関心が無く、あらもうそんな時期と思っていたら、あっという間に変わってしまった。
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元号が変わったからと言っても、すぐに何かが良くなるわけでもなく、世の中の問題はそのままだ。
平成時代の色んな問題、疑惑は終わったかのような、浮かれた様子のテレビには違和感がある。

平成時代の天皇(今日から上皇)と美智子様は本当に素晴らしいお方だった。

美智子様は、凄まじいご苦労の連続だったと思われるが、努力された。
優しいお人柄は本当に国民の心の拠り所になっていたのではないか。自分をしっかり持っておられた。

雅子様が適応障害になられたのも、美智子様のこれまでのご苦労を知ると当然のことだと思う。

さて、自分にとって令和はどんな時代になるのだろう。自分で変えていかなくちゃ。

そして、理不尽なニュースはもう聞きたくない。国が良い方向に変わる事を願う。

せめて少しだけでも、自分の人生を良くできれば良いなと思う。


さて、今午前0時すぎ。寝る事にしよう。お正月みたいな雰囲気なのが変な感じ…。





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