りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。


夫は、「自分」が無い人。

おそらくだが、
自我の目覚める頃、母親に
自分というものを見つめる事を拒否され
母親の洗脳下に置かれたのが原因だと感じる。

出て来る言葉は、親や人から言われたり
どこからか探したものやカルトの教祖の言葉だったり
統一性の無い借り物ばかり。

だから常に
「人に指導するのに使えそうな名言」を
探しているが、
自分の生き方の支えにする訳では無く、
自分の体験で自分が会得した言葉のように
人を騙す道具として使う。


仕事での事務的な書類作成には
それが役にたっているらしいが
書類上の言葉使いの上手さと
口から出る言葉のギャップがあり過ぎる。

それらの名言の真の意味を理解せず、
自分に都合よく解釈して使うので
すぐにぼろがでる。

自分以外の人を馬鹿にしているので
得意気に「どうだ、知らないだろう。教えてやろう」
と、上から目線でお説教するのだが、
言い間違えたり、意味を取り違えて
場違いだったりが多い。


だから、言われた人は、キョトンとするか
内心馬鹿にして相手にしないのだが
その表情をまた都合よく解釈して
「こいつ、馬鹿だから俺様の賢さに敬服してる」
と思い込むのだ。

私に対してもそうだった。
私は、即、間違いを指摘して
人を馬鹿にするのは間違ってると何度も言った。

その時は、悔しそうな顔で
「女のくせに何様か」と言った。

他人に対しては、夫の恥になるのでやめてほしいのだが
それを言うと
私が夫へ「嫉妬している」ことにされてしまう。

「嫉妬」これは、夫の性格の根本そのもの。
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だから、自分の失敗も「他人の嫉妬のせい」で終わらせる。
自分がそうだから。 
自分が嫉妬で他人を陥れる。
まさか子どもにまでとは思わなかったが。

元気な頃の姑と接してわかったのだが
姑がそういう人だった様だ。
子どもの前で、他人を嫉妬する悪口ばかりを聞かせてきていた。

「うちの家族はどこより優れているのに
馬鹿にされている。
平凡な生活しかできないのは世間の人が悪いからだ。
うちより豊かな生活や立派な立場にいる人は
悪い事をして成り上がっている」

と、言い続けた母親を正しいと信じている夫。
今でも何かあるたびに
「親が立派に自分を躾けてくれた」と言う。
親が、と言えば誰もが騙ると?
こんな歳になってもまだ、親が一番偉い?
自分は?
言うなら「我が子にこう言って躾けています」
と言う立場だろう。
まだ、「僕のお母さんが言ったんだから正しいんだぞ」
って言う?

その辺りも、普通じゃない。
何かおかしい。




部屋が乾燥する時期。

喉を傷めて、熱がでたりするのは
コロナの時期、嫌なので
のど飴を頻繁に舐めていた。

結構効果があるし、口寂しくなくなるので
ついつい何個も。

時々、無意識にガリガリと噛んでしまう。

 最近、ふと気が付くと歯を食いしばっている。

以前、キシリトールガムを
毎日、何かにつけストレス解消に噛んでいたら
顎が痛くなり、頭痛もしてきて
治療した歯もだめになった。

噛み過ぎも良くないとわかり、
それっきりガムはやめた。

妊娠中に、やたらと氷をバリバリと噛みたくなって
氷ばかり口に入れていた。
鉄欠乏性貧血が原因らしい。

それ以来、食いしばるのが癖になった気がする。
強く噛むことが良いことと思い込んでいた。

ストレスの多い年月も続いたから。

で、氷はその時だけだったが
先日まで無意識に飴をガリガリしていた。

ガリッとやった後から前歯がピリピリしてきた。

昔、ぶつけてひびが入っていた歯の方。
歯科では特に何も言われず、
何ともなくきていた。

もしかして、中の方のひび割れがひどくなったのかと
心配になり、歯科に行った。

レントゲンを見ても異常なし。

歯の表面を綺麗にレジンでカバーしてもらった。
これで、ひびも隠れ、痛みも消えるかと思ったが、
まだ違和感がある。
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そして、いつも噛む側の奥歯の根も
傷んでいた。
これも、食いしばりのせいかも。

あまり固い物を噛み過ぎるのは
歯に負担になるのだと
要するに老化なのだと思い知った。

治療が終われば、またついガリっとやってしまいそう。

気を付けなくては、とおそるおそる食べている。

何だか入れ歯をしている人みたい。

まだ、全部自分の歯なのに。
今からこれではダメじゃないか。
美味しいものも
味気なくなり、食欲も無くなってくる。

我が子には
虫歯の苦労をさせないように
ミュータンス菌を口に入れないように
乳児から気を付けていた。

が、虫歯になった。
夫が、自分の唾液のついた物を子供の口に入れていたのだ。
注意していたのに。
知っていて、わざとやるのが夫だ。

歯科に連れて行くのは私だから
どうでもよかったのだろう。
自分が虫歯だらけの汚い口をしているので
気にしていないのだろう。

子育てからは逃げたのに
こういう邪魔ばかりしていた。

歯科にいくとつい力が入って疲れる。

これから、歳をとるにつれて
歯が悪くなり、歯科通いが増えるのだろうか。
病院嫌いな自分には
これからが思いやられる。





同じくゴミを送ってくる夫とは違い、
弟には悪意はなく
ただ無神経で世間知らずなだけと思う。

被災地に自分の家で捨てきれない古着を大量に
送りつける行動と似ているかもしれない。

自分は、善意のつもりであっても
相手にとっては失礼で、不快な思いをした上に
そんな相手に感謝し、下手にでないといけないという
苦痛を味合せることになる。
自分が体験しなければ
相手の気持ちが理解できないこともある。

弟も奥さんも似た者同士だから
どっちかが「これは失礼だね」と
咎めることもなかったのだろう。

そういう私も、
若かった時、似た様な事をしていた。
本当に恥ずかしいと思う行動をしてきた。
よかれと思ってやったことが
相手には迷惑だっただろうと思う。

母から何度か注意され、気が付いた、
その点は母に感謝する。
でも、そんな忠告を弟にはしてこなかった母。
結果、弟の為にはなっていない。

親が教えなくても、
こんな歳になるまでには
常識はついていくものだろうが
弟夫婦に関しては、学んでこなかった様だ。

結局、ほとんどの服は処分することに。
一部は私がクリーニングして
フリーマーケットにだすことにする。
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弟夫婦のかわりに
ゴミの処分とクリーニングをする私。

弟が独身なら、素直に話したが
奥さんがいるので
板挟みになるのはわかっている。
それに、もう中年のおじさんに
今更、何を言ったって無駄。

母は「気にせず、捨てなさい」と言って来た。

私にあれこれ言うんじゃなく、
弟が持ち込んだ時に、送るのをやめればいい話だ。
弟に何も言えず、ご機嫌を伺って
私が気分を害するのをわかってて
後からこっそり私にうまく処理させればいいと思ったのだろう。

でも、これが、
「せっかく送ったんだから、
ありがたく貰いなさいよ。
(弟夫婦に)お礼を何か送りなさいよ」
と言って来なかっただけでもましだったかも。

ああ、馬鹿らしい。



実家から段ボール2箱が届いた。

以前、私が実家に置いて来た服を何かのついでの時に
送ってほしいと言っていたので
母が送ってくれたのだ。

が、2箱も?
私は、セーター2枚だけしか頼んでいないのに。

箱から中身を出すと
凄い量の古着が出て来た。
あっという間に部屋が服だらけに。

母に聞くと
弟が、自分ちの古着も一緒に送ってくれと
家から山ほどの古着を持ち込んだらしい。

小さな箱1個で送るはずが
大きな段ボール2個になり
送料は母持ち。

母は、私のセーターは、きちんと洗ってアイロンかけて
袋に入れてくれていた。
自分でもそうするだろう。

が、弟が送った服は
おそらく洗っていない?物もあり
畳むどころか、くしゃくしゃで
シミ、汚れ、毛玉あり、犬の毛があちこちについている。

せめて、洗ってアイロンをかけるか
お金に困っていないのだし
クリーニングにだしてからじゃないかと思うのだが。

捨てる予定の服を
洗わずごみ袋に押し込み、
そのまま物置に何年も置いていた物、
つまりゴミを
そのまま送ってきたのかもしれない。
弟夫婦ならやりかねない。

非常識だよ、
私だから?まさか、他人にもこんな失礼なことを
していないだろうな?
と心配になった。

奥さんに、私にあげられる服はないか
と聞いて、集めてきたようだ。
奥さんと二人で
これをあげようとゴミの服を実家に持ち込んだのだ。

母から電話があり
「あの子が持ってきた服を身て
唖然としたわ。あまりにも失礼だと思ったけど
奥さんが渡したなら、あの子が可哀想だから
何も言わなかった。
私が全部、クリーニングにだしてから送ろうかと
思ったけど、あまりに量が多すぎて、
どっちみち、あなたは着ないだろうと思うから
やめた。気分悪いだろうと思うけど
黙って捨てていいと思う。」
と言われた。

そこは母の方が常識的。

でも、弟に何も言えないのはダメだろう。

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奥さんが着古して、捨てる予定の服を
汚れたまま姉に送るかなあ。

奥さんは、きっとうちの実家をそういう家庭なんだと
誤解しているのかも。
奥さんに普段我々が馬鹿にされているのも、
弟のそういう言動が原因かもしれない。

せめて、新品同様で、似合いそうだから?
と言える物ならわかるけど。

いくら高そうなブランド品であっても
ボロボロで、しわくちゃで
色も褪せていて
私に似合いそうもないデザインの物は送らないだろう。

私が、貧乏だからと同情してなのか。
貧乏人は、何をあげても喜ぶと思っているのだろうか。

弟夫婦は、そういう無神経な言動をたまにする。


同情から、送ってきたのか、
どこかで馬鹿にしているのか
ただの勿体ない精神なのか(だったらもっと物を大事にしろよだ)

買物好きな弟の家は、物であふれかえっている。

玄関には靴が散乱し、手入れもしていない。
どれも、高い物なのに、大事に扱っていない。

結婚前は、弟は貧乏性だったが
生活が楽になり、奥さんの影響もあり、
だんだん変わって来た気がする。

自分ちではゴミだけど、
貧乏な姉にあげれば喜ぶだろうと
思っているのかもしれない。


夫は、だらしない性格。

部屋はゴミ屋敷。
職場の机も、過去に見た事があったが
書類は散乱、机の下にもゴミが落ちていて
整理能力が無い。

取引先と電話で話した後、
メモもとらないし、
とってもそのままポイ。

だから、約束を守れない。

言い訳と笑顔で誤魔化そうとする。

若い時から今日まで何も変わらない。
それでいて、いつも上から目線で
人には「こいつを指導しなければ」と言っている。

最近の言い訳はいつもこれだ。⤵
「自分はもしかしたら若年性認知症なのかもしれません。
最近、物忘れがひどくて、自分でも困っているのですよ。
そのつもりでいて下さい」

凄い言い訳だ。開き直るな。
最近じゃないだろう。
20代からだろう。

認知症じゃないぞ。性格だぞ。
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これからも、自分のミスも
故意にやっている意地悪やすっぽかしも
全て、老化現象のせいにするのだろうな。


その割に、自分の得になる事や
人と喧嘩する時は、凄い記憶力と
積極性を発揮する(笑)

付き合いの古い人はわかっているが
そうじゃない人は、騙されているのだろう。

夫が、過去に解雇された理由は
そのだらしなさとそれを改善しようとしない
生意気な態度が原因だった様だ。

私も、絶対夫とは一緒に仕事をしたくないし
こんな人は雇わない。
こんな人だったと
わからなかった自分を責めている。

コロナで良かったことは
夫が突然帰宅する可能性が無いこと。

夫も、こっちの生活の様子をチェックしたり
自分の存在アピールはできないが
自分一人で優雅に過ごせて喜んでいるんじゃないかと思う。

このまま、ずっーと1人で永遠に、好きなようにしてほしい。(笑)

 

趣味の話が続きます。

最近、ネットフリックスで、「ゴッサム」というアメリカドラマを見ている。
ゴッサムと言えば、そう、バットマンシリーズのあのゴッサムシティのこと。
ドラマ「ゴッサム」は、若き日の刑事ジェームズ、ゴードンと
少年期のブルース、ウェインを描いている。

海外ドラマは見始めると、連続して見てしまうので
後から襲う眼精疲労と寝不足と肩こりに悩む事になる。

だから、最近は控えめにしていたが
面白くてつい、やめれなくなる。

バットマンシリーズは、はるか昔?の頃より、
バットマンビギンズ、のあたりから
好きになった。

何が好きかというと
暴力で荒れ果てた街の映像美。

政治家も警察もマフィアと手を組み、
治安も最悪、貧しく、弱い者達が犠牲になって
荒れ果ててどうしようもない街。ゴッサム。

画面は暗めで、夜景シーンが多い。

荒れた都会の街並みが
私には芸術的に見える。

映画やドラマだからであって
現実では無いから美しいのだ。
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昨年ヒットした映画「ジョーカー」のラストの方で、
トーマス、ウェイン夫婦が殺されたが、
ドラマはその後の話を描いている。
あくまで、ゴードンの目線で描かれ
ジョーカーも、バットマンもでてこない。

映画「ジョーカー」の映像美もとても好きだった。

色彩豊かな芸術作品を見ているようだった。
暴力、荒廃を表した作品なのに
グロさよりも美しさに感動した。

「ゴッサム」「ジョーカー」の描く世界に
今の日本は近づいて来てるんじゃないかと
感じたりする。


コロナ禍がなかなか収まらぬストレスの多い生活。

鬱っぽくなってる気がする。

冬季鬱、冬眠状態ということもあるが
相変わらず、ネットで映画を観て楽しんでいる。

そこにアレクサ(スマートスピーカー)も加わった。

先日、アレクサで50~80年代の洋楽を順番に聞いていた。
(アマゾンプライムミュージックからの選曲)
50年代なんて、古臭くて知らない曲ばかりかなと思っていたら
ビートルズのミッシェルから始まった。

あ、そうか。そうだった。
全然古くない。ビートルズは時代を超えてやっぱり凄い!と
うっとりして聞いていたら、
50年代ジャズが流れてきた。

以前観た「坂道のアポロン」という映画(アニメの実写版)
の中で聞いた曲。

有名で誰でも知っているメロディーだが
これまでと違う響きを感じた。
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若い時は、洋楽のロックしか興味なくて
ジャズの良さがわからなかったのに、

年齢、今の生活状況、色んな要素がミックスされて
自分は変化したのだ。

音楽には古いとか新しいとかは関係無いなあ。

ジャズをききながらキッチンに立つと
これまでと全然気分が違うのだ。

コーヒーを淹れたり
冷蔵庫を開けて、食材を探す動作まで
お洒落に感じる。

リズムカルに調理が進む。

ただの居間やキッチンが
音楽という効果音だけで、違う空間になる。

これまで、音楽には何度も救われた。

芸術は、贅沢でも無駄なものでも無い。

人の心の栄養剤、薬、絶対に欠かせないものだと思う。






この知人の場合、引き受けてくれる義兄弟がいたお陰で
「義兄弟にお任せします、こちらは一切関わりませんので。」
と警察に言って終わりにできたから
運が良かった、と言っていた。

もし、元夫に他に親族がいなかったら?
いても、引き取りを拒否されたら?

子も拒否はできるらしいが。
子をそういう事に関わらせたくないのは私も同じだ。

福祉関係の仕事をしている友人に聞くと、
親族に縁をきられた独居老人は多く存在するらしい。
その場合、最期は公の福祉機関で、お世話をすることになる。

「もし元夫が事業を成功させてたりして、
多くの財産を残していると私が知っていた場合、
我が子が葬儀はこちらでやる、財産も全て相続すると
言っていたら?絶対もめたと思う。
財産なんかある訳ないと思ってたけどさ。
今回、義兄も私たちに
連絡されたのは嫌だったと思う。」とも話していた。

そして、後日冷静になってから
もっと色々聞いて置けば良かったと後悔したらしい。
「警察の管轄名で、地域はわかったけど
元夫の住所も職業もどんな家に住んでいたのかなど、
何も聞いてなかった。
第一発見者は誰だったのかも聞いておけばよかった」と。
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そして、しばらくは不安な日を過ごしたそうだ。
何故かというと…
離婚理由は、元ご主人の酒癖、借金癖のひどさだった。
貯金どころか、借金を残す可能性はありそうだと。

もしそうなら
息子さんが相続することになる。

相続拒否すればよい話だが、
それ以前に、
何も知らない我が子が
実の父親の存在と死を知るだけでもショックなのに
それ以上、面倒な事に巻き込みたくないと。

義兄弟たちが、全て引き受けてくれた事が救いで、
全ての事をむこうで
処理してくれることを祈るしかなかったという。


何の連絡も無く1年が過ぎた頃、
やっと、もう大丈夫かなと安心したという。

何の連絡もこなかった事から、
相続人の署名、捺印がなければ名義変更できない様な
プラスの財産も無かったという事だろう。

プラス、マイナス、どっちであれ、
いつ突然、相続問題で連絡がくるかもしれないという
事まで離婚する時はあまり考えない。
夫婦間でもめた上、やっと縁を切れて解放されても、
知人の様に、忘れた頃に過去を蒸し返されたり、
縁を切った相手に振り回されるなんて
嫌なこった、だなあ。

考えたくはないが
その逆のパターンもあるわけか。
自分の方に、何か起きた時
場合によっては
元配偶者に連絡が行くこともありうるのだ。

この件は、今は考えたくないことなので
そのうちまた、調べてみたい。

有名芸能人が亡くなった後に
突然、見知らぬ相続人が登場し、
揉める話もこういうことなのだな。







知人は、自分が疑われている気がして
警察からの質問に答える事に必死で
元ご主人について
何も聞いていないことに気が付いた。

我に返り、
どういう状況で亡くなっていたのかを聞いた。
それを聞くのが精一杯だったそうだ。

警察も人のことは調べまくり、
あれこれ質問攻めにしたくせに
元ご主人については
よくわかりませんと
明確な返事を避けている印象だったそうだ。

”自宅でトイレに倒れていた。
特に持病は無さそうだった。
死因を調べる為に解剖もする可能性も?”
と。
元ご主人についての情報で
聞けたのはそれだけ。

おそらく、発見されるまで何日か経っていたのだろう。

「持病が無かったのではなく
治療をしてなかっただけだと思う。
だらしなくて、具合悪くても病院に行かない人だったし
肝臓も悪かったはず。病気を放置していたのかもしれない。」
と知人は言う。

そういう事は、警察には言わず、
とにかく早く電話をきりたかったのだそうだ。
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確か、近くに義姉や義兄、義弟も住んでいた。
義兄弟たちに事情を聞けばわかるのに。

ふとそう思い、
警察に聞いたそうだ。

すると
近所に住む義兄が駆けつけており
「自分が引き受けます。全て処理します。させてほしい」
と話していると言うのだ。

それなのに、警察はわざわざ
遠方にいる元妻と子を探し出し、
元夫を引き取るかどうかを聞いて来た。

相続人の順位があるからか。

子と行き来があり、
子がどうしても自分がという場合は
当然、子の意志が優先になるだろう。

でも、全く音信不通、記憶も無い親子関係、
元妻は、他人になって20年以上過ぎていた。
それを、義兄が警察に説明しているはずだが、
相続問題になるので
念の為に確認の電話を入れたのだろうか。

詳しく事情を聞く為に、
元妻に質問責めにするしかなかったのだろうが
気分の良いものじゃなかったというのが知人の感想だった。






警察から、離婚後の自分の状況、住所、
現在の家族構成、元夫との関係など
根掘り葉掘り聞かれ、
とても嫌な気分になったそうだ。

恨みを持つ人の犯行とでも思っているのか?
で、最初に浮かんだのが元妻?

とにかく、離婚以来全く接触が無く
お互い、どこで何をしているか全く知らない関係だった。

自分は再婚していて
すっかり過去の事になっている。と説明し、
何だか、容疑を晴らそうとする容疑者の気分だったそうだ。


「息子さんは、お父さんを覚えていますかね?」
と息子さんの話になった。

「赤ん坊だったし、それっきり会ってもいませんので
記憶どころか、今の夫を本当の父親だと思っています」と
説明した。

すると「息子さんに電話したのですが、留守電でした」と言う。
この時、交番に家族の連絡先を聞かれて
教えていた事を知人は後悔した。

「息子には2度と電話はしないでください。
私から話しておきますから。」
と何度も知人は警察に頼んだ。
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本当の父親のことなぞ
知らない息子に、警察から突然
「あなたの本当のお父さんが孤独死してました。
引き取りますか?」
なんて言われたら、どんな衝撃を受けるのか。
遠い知らない土地の警察から
留守電が入っていたら不安になるだろう。

息子さんから警察にかけ直しされたら困ると思った知人は、
その後、すぐに息子さんに連絡し、「遠い親族が孤独死し、
警察が親族に順番に電話をかけていたのよ。
もう話はついたから大丈夫だよ。」
と伝えたと言う。

この話には驚いた。




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