りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。


押し入れの片づけをしていて、
出て来た古いビデオカメラのテープ。
いらない物は、ばらしてほとんど処分した。 

その中に、母の実家に親族が集まり、宴会をしている動画があった。
私は子どもが小さくて参加できなかったので、
父がビデオを写して送ってくれた物だと思う。

当時は余裕が無かったし、ビデオを貰っても興味がなく放置していた。

今になって見てみると、そこにいる親族のほとんどの人はもういない。
祖母、母、叔母、叔父たちにももう会えない。
皆で歌ったり、楽器を演奏したりして笑顔が溢れている。
あの場所に自分も居たかったなあと今になって思う。

父はまだ定年前の若い姿。
今の父とは別人に見える。
映像の中の母は若いし笑顔でとても楽しそう。

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今よりずっと良き時代、年齢的にも皆生活が充実していた時だ。
今の自分と両親の同じ年齢の頃の環境の違いにため息が出る。

若い頃の母の姿を見て、今の私よりずっと安定感があり、
幸せそうに見える。父に責任感があったからというのが大きい。

母は自分の人生を、色々病院で振り返っていたのだろうな、
と想像するし、電話でもそんな話をしていた。
子育てを頑張ってた頃が一番楽しかったと言っていた。

父のモラハラや、小姑からの虐めもあり、
経済面でも一番苦しかった子育て時代だったとは思うが、
それでも一番幸せだったと思える気持ちは、理解できる。
自分も同じで、当時は辛くてもどうあっても、
子ども達との思い出は心が安らぎ、嫌な事を消し去ってくれる。

ありがとう。私の所に生れて来てくれて。といつも感謝している。






やっと工事が終わった。
簡単な工事なのに、どうしてこんなに日がかかったのか。

最初は、先月末、1日で終るから駐車場を使わせてくれとのことだった。

とんでもない。18日もだらだらと待たせられた。
「今日はこれで終ります、残りは明日やりますので」
を繰り返し、その明日に来ないし、
来ても「今日はできないので、明日」とまた延ばす。

明日明日詐欺じゃんと内心思っていたが
本当に、何度「明日には終わります」と言われたか。

私は留守でいませんが、車をとめるならどうぞと言っていた。
でも、留守中に知らない人が敷地内に入るのは気持ち悪い。

土日で、私がいる時間に、さっさと予定通りにしてほしかった。
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色々、他の予定もつまってきて、慌ただしい。
それも来月までで落ち着くとは思う。

そうなると、後は実家のことに取り掛かれる。
友人が「弟さんとお父さんが一緒に暮らせばよいことだけどね」と
言っていたが、その通り。
すぐ近くに住んでいるのに、
弟は元々、夫婦で世話をしたがらなかったし、
最近益々父を避けているよう。

父は弟を頼りにはしているし、避けられているなんて思っていない。
が、誰かとずっと一緒に過ごすのは嫌なのではないかと思う。

こんなことなら、男尊女卑で育てた意味なかったじゃんと思う。

長男だからと気を使い、老後に世話してもらうつもりで、
奴隷の様に尽くした親がこんな風に扱われて、
後継ぎだとか期待してきて馬鹿みたい。
と、母があの世で言っている気がする。


 


夫は、私から抵抗される時
「呆れた。二度と~してやらない」と言う。脅しているつもりらしい。

「二度と~してやらない」や「いう事を聞かなければ、困ったことになるぞ」
と言えば、相手をコントロールできると思っている。
まるで子どもに「いう事聞かないとおやつあげない」みたいな幼稚さ。

夫の脅す内容はどうでも良いレベルの事。
「もう家に帰ってやらないぞ」「お菓子(期限切れのゴミ)を送らないぞ」位の話。
そもそも大事な事は、何もして貰ってないし、
帰って来ない方が嬉しい。ゴミは送って来ない方が助かる。
以前は「借金してやるぞ、そっちに催促いくぞ」と言っていたが、
それを言うと自分が色々不利になると気が付いた様で、
言わなくなった。

夫の脳では、自分に家族がすがりついてると思い込んでいるみたいだ。
都合の良い妄想の中で、我儘に生きている。
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どうぞ、お好きに。二度と連絡もしてこないで、
顔も見たくないし、何もしなくていいよ、と言い返したい。
もしそう言ったら、夫はどんな反応するだろう。

妻は誰かに洗脳されたとか、反抗する妻は失格だとか
陰謀論や批判をしまくって、現実から逃げるだろうなあ。

嘘ついたり、脅したり、自分は努力せず、
人を自分の為に動かそうとする。

家族をコントロールしているつもりが、
追い詰められているのは夫の方。
自己分析も、客観視も、反省もせず、
このまま世の中を舐めて生きていくのだろう。

長く離れたおかげで、私と子供達はすっかり別世界で楽しく生きている。
絶対に夫の世界とは接触しない。

そうしたのも夫自身。
自分勝手に人を操り、我儘に生きようとした結果、
大事にするべき人達は皆離れていった。

家族はもう同じ世界に戻らないと、気が付いているのだろうか。
気が付かなくてもいいから、このまま静かに縁が切れるといいなと思う。


暖かくなってきたら、家の中を片付けたい。
定期的にやってはいるものの、まだまだ荷物が多い。
母の着物を持ち帰ったので、その分も増えた。
大事な物を置く為にも、思い切り断捨離しよう。
 
夫の物はもうほとんど無い。
夫が帰宅するたび、持って行った。
あるとしたら、本人も忘れているガラクタだけ。
大事な物は全て持って行ったから、
後は存在を忘れているか、捨ててもいい物だろう。

黙って処分しても全くわからないはず。
その物を思い出す事も無いだろう。

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が、もし、捨てたよと伝えたとしたら、
物には興味が無くても、捨てた事に激怒する。
相手を責める理由を見つけ、堂々と虐める。
ごみ同然、存在も忘れていた物を、思い出の品だったと嘘をつき、
相手を平伏させることに快感を覚える人格。

そんな嫌がらせを人にはしておきながら、夫は、人が大事にしている物を勝手に捨てる。
捨てたことがばれると「置いているのが悪い」と相手のせいにしてとぼける。
人の大事にしている物も心も捨てる。
そうやって、良い人間関係まで自ら捨てていく。

人間関係もおもちゃみたいに、また買えばいいやと思っている。
人は物とは違うことをわかっていないのかも。
特に家族は。
別居した時は、家族が邪魔だったから捨てた。
欲しくなった時は、また買えばいいやと思っていたのだろう。
もう、どこにも売ってないし、買うお金も無いことに
そろそろ気がついても良い頃だと思う。


末っ子の転勤のことは夫は知らない。
これまでも、子ども達の進入学、就職、引っ越しの度、
酷い目にあってきたので、もう連絡はしない。

そもそも、別居してから長年、いっさい子ども達の近況すら聞いて来ない。
生活費や学費をだしたくないから。
という、親として恥かしい理由。
全く稼げなくて、困っているならともかく、
そう言う演技をした後に、自分は内緒で引っ越しをしたり、
旅行に行ったり、悪徳商法に多額のお金を払ったりしていた。

自分は家族を助けることなく、
自分の為には家族を利用するのが当然と思っている。
会うと、良い人の演技をする。

子が就職したことを連絡した時、御祝いするでもなく、
いっさい連絡もしてこない。
子にも嫉妬するようだ。

ほとぼりが冷めた頃、子の住所がわかったら、
夫は私に内緒でこっそり訪ねて
良い父の演技をし、子を騙す。
最後は、子をターゲットにするのだ。

それを防ごうとしている私の存在は邪魔だと思う。
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将来、子が結婚する時が心配だ。かきまわされたらどうしよう。

それを思うと、離婚して母しかいない家庭の方がまだましな気がする。
子等も、友人のお父さんとどうしてこんなに違うのか。
何故、帰って来ないのか、嘘をつくのか、学費もださないのか、
会うとへらへらして、良い父親ぶるだけですぐ裏切るしと、信用していない。
いないのが当たり前の生活。今では存在を忘れている。

上の子が就職した時も、
引っ越し費用もいっさい出さなかった。
まだ働いていない子に自分でだせばみたいな無関心を装う態度だった。

何を連絡しても、傷つけられ腹が立つだけなので、
むこうから聞いて来ない限り、教えないことにした。
親なら聞いてくればいい、どうしているか、元気かと。
教えても嫌な目にしかあわない。
夫はもう親とは言えない。何かが欠落している。

今更文句を言う価値もない。
母や弟嫁の事も今は言わない。人の不幸を喜ぶサイコだから。
恩を仇で返しまくる。

こんな人と一緒にいると不幸になってしまう。
だから、子を守る。私の責任。
夫は嘘を言い、引越したことも未だ教えないのだ。
そんな父親を拒否したような人に言う必要は無い。





久し振りに友人にラインした。
以前は、もう1人の友人と3人でよく会ってお喋りをしていた。

以前は同じ職場だったが、
今ではバラバラになって、コロナ禍になってからなかなか会えていない。
1人は、会えない間に病気になり、
手術の後、人が変わったようになっている。
軽い若年性認知症ぽい行動があり、人と会うのを嫌がるらしい。

なので、今はこちらから誘うのを控えている。
活発で山登りをしたり、社交的だった人なのに
別人みたいになっている。

そして彼女に再び試練が…。
今度は、心臓の弁の手術をするらしい。
それで、更に落ち込んでいるとか。
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時間が経てば、また回復して
3人で以前の様に笑ってお喋りできる日が来ると思っていた。

最初の病気は完治したそうだが、
認知症ぽくなったのは、後遺症なのかもしれない。

手術してまた元気になれるなら
辛くて怖いだろうけど、乗り越えてほしい。
本人にしかわからないことだろうし、
他人事な言い方しかできないが、
また彼女とお喋りしたいから、回復を祈っている。

その前に、自分の方がどうにかなるかもしれないけど。

私は親友を40歳の時に亡くし、
高校の時、一番仲良かった友人ももういない。
寂しい。
なので、遠くにいる友人や、会いたい人に会っておきたい。

今年、実現できるだろうか。ぜひ実現させたい。


自分が結婚相手の本質を見抜く力が無かった為に
子ども達には色々我慢をさせて申し訳ないと思っている。
なので、我が子達には、後悔しない結婚をしてほしい。

上の子は、ちょっと心配な感じがするが、
末っ子は、人を見る目が厳しい。私にもきつい事をはっきり言う。
私が心配しているのを感じ取ってなのか、
自分は大丈夫。人を良く観察しているから。と言う。
私のせいで、人間不信になったのかなと気になるが、
本人が言うには、学校生活で人間関係、異性関係で苦労したから、
人を分析する癖ができて、簡単には人を信じないと。

それはそれで、苦労しそう。

出会いは運かもしれないなあ、と思う。
NPD,サイコパスは、魅力的で最初は良い人。
夫の様に、結婚した途端、豹変するなんて想像もできない。

末っ子のある体験談を聞いて、へ~と思う事があった。
友人が、2歳年上の人を紹介してきたそう。
相手の第一印象は、特にピンとこなかったと言う。
友達としてまずは接していこうと思っていた。
でも、相手の方から頻繁にラインが来て、
アピールが強く、戸惑っていた。
ある日、偶然その人のおさななじみに会った。

共通の知り合いという事で、その人の話題になった。
そこで、聞いていた年齢が嘘だったとわかった。
紹介した友人も騙されていた。
なんと聞いていた年齢よりも6歳上で、
実質、自分よりも8歳上だったとわかった。

若く見えるし、年齢が上だからという事よりも、
嘘をつく人だという事に不快感を覚えたそうだ。
歳を誤魔化して、友人達に異性を紹介してほしいと頼んでいる様子だった。

そんな嘘をついてまで、恋人がほしいんだ。
嘘をつくことに慣れているのかも、と嫌悪感を感じたそうだ。
ばれたと知らず、アピールのラインが来るので
「年齢、違いますよね」と返事したら、ぷっつりと連絡が途絶えたそうだ。

そんな事もあったし、異性に関しては用心深くなっていると言うのだ。
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嘘をついても、恋愛関係になってしまえば、
ばれても歳は関係ないよとなるのは、よくある話ではある。

ふざけて言った事を本気にされて、
真実を言う機会を失い、ずるずるという事もある。
好きになったら、関係ないと許してもらえるパターンが多いかも。

そういう事じゃないんだ。
故意に人を騙して平気な人という事が嫌なわけで。
ある意味、つかまえたらこっちのもの。という発想?

それって、NPDと共通している気がする。
相手が自分を信用したらこっちのもの。
本性を出し、逃げられない様にコントロールする。

もし、我が子が嘘に気が付かず、そのままずるずると付き合ったとしよう。
そのうち、年齢がばれる日が必ず来る。
嘘をついていたことが不信感につながり、
別れようとした時に、相手はきっとこういうだろう。
「年齢なんかどうでもいいじゃない。お互い中身が気に入ったんだから。
そんなに若い方がいいのか、あなたには失望した、人を年齢で判断するのか」と。
年齢じゃなく、人を騙して平然としている人格が嫌なのに、
そうやって話の本質を歪め、相手のせいにして誤魔化すのがNPD。

たまたま共通の知り合いに会え、
嘘を知った後の相手の態度で本質がわかり、ラッキーだった。
結婚したらこうはいかない。

元来、私は子の友人関係には無干渉。
どうか、私みたいな失敗はしませんように、と見守り、幸せを祈るしかない。


あまり文句ばかり言いたくないけど、
歳をとったせいなのかな、約束?と違う事をされて、
こちらの都合が無視される感じに腹がたつのは変?

隣の町内がかなり昔に設置して放置したまま、老朽化した道路沿いにある設備の移設工事。
うちの目の前の工事になるので、先月、業者が説明に来た。

その工事は、老朽化していて危険を感じたので
私が自治会を通じて相談し、やっと市が動いたもの。

自分にとっても危険だし、通行人にも危険。
だから、他人事ではなかった。

先月の説明では「今月末にやります。もしかすると2月初めにずれることもありますが」
とのことで、うちの駐車場に工事の車をとめさせてほしいと言う。
え?狭いし、私の車を移動させなきゃいけないのよね?
と思って迷った。
近くに駐車場がなく、うちが目の前なので、
そうしないとできないみたいな感じの事を言われた。

仕方ないので、了解したが、
前もって連絡してくれないと車の移動(留守ならいいけど休日だったら)しないといけない。
その時は、また連絡しますと言われた。

が、それっきり昨日まで何の連絡もなく、
家の前が通行止めになるだろうし、車を動かさないといけないしとやきもきしていた。
電話しようかなと思っていたら、
昨日、ちょうど家を出る準備をしている時に、業者さんが来た。

「今から地面調査後、工事をします」と言う。
いきなり来るの?と思ったが、早く終わってくれた方がいいので、
あわてて車を出して駐車場を空けた。

「今日終わる予定ですが、もしかしたら明日までかかるかも」
と、また、もしかしたらの言葉。「もしかしたら詐欺」みたいだ。
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でも、やっと工事が終わるとホッとしていた。
夕方、帰宅すると、何も変化なし。
地面に、見えないほどの小さい穴があいていただけ。

まさか、調査の結果やめた、とか?
だったら、メモでも電話でもいいから教えてほしい。
最悪でも明日までにはと言っていたし、
明日は工事にくるはず。と期待した。

なので、今日は、朝から駐車場を空ける為に、昼過ぎまで外出していた。
が、帰宅しても何もかわらず、来ていない様子。
夕方になっても来ないから今日は工事はないってことか。
また、騙された感じ。

うちの駐車場を何だと思ってるのだろう。

約束と違う日に突然きて、いつでも自由に車を置かせろってこと?
市が入札した業者だから、苦情を言うなら、市にした方がいいのだろうか、

1月末のはずが、2月中になってもだらだら。
言った事が変わるなら、すぐ連絡してほしい。
メモを置いてくれてもいいと思うが。
駐車場をお借りして有難うも無い。

自分の性格は、こういうのがとても嫌いなのだ。
普段、朝から夜まで毎日留守をしている人で、
知らないうちに工事が終わってるという状況なら気にしないだろう。

でも、留守中、業者がうちの駐車場に入ることだって気持ち良いものではない。
このご時世、業者になりすました怖い人かもしれない訳で。
もっと配慮がほしい。

本来なら遠かろうが、駐車場をどこかに自腹で(税金で?)借りて、
そこから道具を運ぶしかないだろう。
1日で終るという話だったし、
家にいない時間にすぐ終わるなら仕方ないと思っていた。

聞いていた日に来ず、連絡なく遅れて突然来たが工事せず。
その後も連絡もなくやると言っていた翌日も来ない。
いつまで引っ張るのか。
メモを置いておくか次はいつになるか位、
うちを利用するなら連絡すべきだろうと思う訳だ。

業者さんの態度や印象は丁寧で感じは良いのに、
仕事ぶりはいい加減。技術は良くても市民に迷惑はかけないでほしいもの。

この状況が続くなら、業者か市に電話するしかない。
うるさいおばさんと思われそうだが、
プロなんだからきちんとしてほしいと思う。




弟と再びラインのやりとりをした。
まだまだこれから寂しさが増すのは当然。

都会で暮らす弟の一人っ子は、父親が気にならないのか、
母親がいなくなって、状況が変わっても
高い靴をおねだりして買って貰い、
もっと広いマンションに住みたいと言い出し、
弟も、嬉しそうにまたお金をだすらしい。

弟の子は、我が末っ子よりも年上なのだが、
健康で、働けない事情がある訳では無い。
ただ、自分は働きたくない、親はお金に困っていないから
甘えて当たり前と思っている様子。

母は、亡くなる直前まで、この孫の事を気にしていた。

長男が後を継ぐからと男尊女卑で育てた父、
実家の事を心配しているのは
私たち親子の方。
父はこんなはずじゃなかったと感じ始めたのかも。
今更遅い。
それで、弟におかしな態度をとったのか?
まだ真実は聞いていないけど。

子の将来に弟が頭を悩ましているのかと思いきや、
正反対だった。
何でもやってあげることが良い親と思っているのかも。
親がいなくても自分の力で生きていける様に育てる。
それが子育ての成功だと思う。

弟に、夫の話を少ししてみた。
夫の性格と、うちは経済的に苦しいという事だけ話した。

すると「自分も全く余裕がなくて、厳しい」と返事が来た。
おそらく、向こうの厳しいのレベルとこっちのレベルは
天と地の差だとわかっていないのだろう。
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余裕が無いのは、
子どもに贅沢させて自立させないからだろう、
豪邸に住み、贅沢な暮らしをしてきたのは事実で、
使うから無くなるのは当たり前。

本人達は、本心から余裕のない生活と思っている。
年金が少なく、貯金も無く、歳をとってから生活ができない、
生活保護を申請するか、働き続けるかみたいなレベルでは絶対無い。

よく貧乏のカテゴリーのブログで、
貧乏で節約したいと訴えながら、
まったくそうじゃない人が結構いる。
弟も同じ。
本当に苦しい人は使うお金そのものが無い。

お金があるのに、使った後で、無い、苦しいと言う小金持ちの人達。
これは、姑、夫も同じだ。
買物依存、浪費、カルトに寄付、などを内緒で行い、
子育てにはケチる。
ケチる理由に、お金が無いから、貧乏だからと言う。
お金はあったけど、使ったからでしょうと言いたくなる。

弟の返事にはがっくりした。
うちの夫婦の状況を少しは分かってもらった方が
いいかなと思ったのだけど。

具体的に話せば、信じるかもしれないが、
今は、話す時じゃないし、
また落ち着いてから話そうと思う。
いざ、実行!の時になるかも?


「こんなに寂しいものとは」
と、弟の言葉。
奥さんが元気な時は、旅行で居ない時、自由で楽しかったのに
永遠のお別れとなると全然違った。
似た様な事を、御主人を若くして亡くされたママ友からも聞いた事がある。

”夫婦喧嘩するたび「この野郎!別れたい!」と思っていたのに、
いざこの世からいなくなってしまうと、
そんな気持ちは全く消えて、どれだけ大事な存在だったかを
実感する、寂しくて泣いてしまう”と。

良い思い出と、当たり前だったルーティンが急変する事で、
悲しみと寂しさが増すのだろう。
そう思える夫婦関係は、お互い協力しあって、根本的に仲が良かったのだろう。
精神を病んだり、生活に支障がでるDV相手との喧嘩とはレベルが違うと思う。

私は、夫が急にこの世からいなくなったら、
寂しさを感じたり、悲しいと思うだろうか。
想像できない。
彼女の身代わりになってほしいと思ったくらいだから。

何も知らない人から見たら、冷たい妻に見えるだろうな。
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弟も、時間が経つと孤独に慣れて来るのだろうか。
孤独は辛いと思う。
色んな人生計画を描いていただろう。
夫婦で老後を楽しみ、孫が生まれたらこうしようとか、
家族が増えて賑やかになる未来を夢見て、立派な広い家を建てたのに。

何も実現できないまま、ぶつっと夢は消えた。
これから夢の半分でも叶うと良いけど。

何が起こるかわからない。人生はそんなものかもしれない。
計画通りになる人なんているのだろうか。

平凡な生活を幸せとする人もいれば、
自分の利益だけを求め、人を利用するのは当然と思う夫みたいな人もいる。
夫も、こんなはずじゃなかったと思っているだろうが、
弟とは全く意味が違う。夫は自業自得なだけ。そんな人と結婚した私も同じ。

それにしても、もう彼女に会えないなんて
まだ信じられない。
あまり会う機会も無かったけど、
それでも急すぎた。明日は我が身みたいに怖くなった。

これからは、弟と父に会う機会を増やす方が良いのかな。

そう言えば弟が父の事をちらっと批判していた。
何かあったのかも。



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