りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。


以前から、各地で行われている市民参加デモの映像を見ていて
自分も家で悶々と祈るだけではだめだと 感じていた。

たまたま近くでデモをやるという情報が入り、
場所も気候も良いし、チャンスと思って参加してきた。

街の中心部には、以前働いていた職場があり、
体調を崩していた辛い思い出が蘇るので、なかなか足が向かなかった。
人を車で送迎したり、通り過ぎることはあるけど、
1時間近くあの周辺を練り歩くのは久し振りだった。
コロナの影響もあり、閉店したお店が多く少し寂れた感じがした。
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自分にとっては、懐かしい場所を観察しながらの行進。
腰が痛くなったらそっと抜けて帰ろうと思っていた。
スピードはゆっくりで、全然疲れなくて物足りない位。
気候が良いからか、気持ちが良かった。
しかも普段自分が思っている事を皆で訴えながら行動している
という満足感も得られた。

繁華街には人が多く、途中から加わる人が増え、
かなり盛り上がったと思う。

陽にも当たり、少し焼けたけど骨には良いし、気持ち良かった。
これから散歩する時には、メッセージカードかなにかを持って
歩こうかなどど思ってしまった。
ただの変な人にしか見えない?(そんな勇気は無いけど)

おかげで夜はぐっすり眠れた。


父の白内障の手術が他人事に思えなくなって、
自分もやがて手術するだろうし、どんな感じかと
白内障の手術体験ブログを色々覗いてみた。 

手術後の感想が「世界がとても綺麗に見える」
「こんなにシミがあったっけ?こんなに汚れていたんだ」
と、いかによく見えていなかったかを思い知る人が多い。

母もそうだった。
手術前は、帰省するたび、家の掃除が行き届いてなくて
あちこちの汚れが気になっていた。
老化で母がだらしなくなっていたのかと思っていた。

退院後、母の第一声が「家がこんなに汚れていたなんて」
「今まで、見えていなかったんだね」だった。

誰でも老化と共に白内障になる。
早い人は40代で手術している。
今の所、まだ自分は大丈夫みたいだが、
急に進行して、検診でいつ手術を勧められるかわからない。
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手術は、濁った眼のレンズを交換するわけだが、
遠くがよく見える眼内レンズを選ぶと
近視の眼鏡が不要になるのは嬉しい。
その代わり、老眼鏡が必須になる様だ。
近くが見えるレンズを選ぶと、遠くを見るには今まで通り眼鏡がいる。

遠くが見える方が良いか、近くが見える方が良いか、迷う。
長年近視だったので、眼鏡無しで生活できる気楽さも味わいたい。
どうせ、いつかは老眼になる訳だし、
老眼鏡を使う方が負担は少ない?遠くが見える方を選ぶかな。
その時によく考えて決めよう。

遠近見える多焦点眼内レンズ(保険がきかない高いもの)もあるそうだ。

自分は、右目が強度近視で、今は眼鏡でよく見えているが、
硝子体後部剥離で飛蚊症があり、
ドライアイもあって、眼球に違和感がある。
白内障が加わったら悲惨な感じがする。
夜の運転も怖くなってきた。

いざ手術して、ばっちり見えるようになった時
「えっ!私の顔こんなに汚かったの?」と自分の顔の真実に
ショックを受けそうで怖い。(((( ;゚д゚)))



弟がうちに泊まった時、
部屋にかけていた時計のコチコチ音が気になったらしい。
安物の小さいものだから、ひょいとはずして
隣の部屋に置いてくれても良かったのだが、我慢させてしまった。
最初は気になったけど、よく眠れたよと気を使っていた。 

気になってなかなか寝付けなかったのかな、
疲れていたはずなのに、言ってくれればはずしたのになと
申し訳ない気持ち。

朝ご飯を食べた後、弟は1時間位うたた寝をしていたから、
眠れていなかったのかもしれない。

あのうたた寝ですっきりしてくれたなら良いのだが。
帰る時に話題にしたので、今更もう遅いけど、
今後の事も考えて時計は外した。
人を泊める部屋には音のしないものを置くことにしよう。

私は逆で、音がしている方が眠れる。
テレビをつけて、オフタイマー30分で賑やかな音を聴きながら横になると
あっという間に眠っている。
時計のコチコチ音も、あった方が安心する。
無音は聴力を失ったようで怖いし、寂しい。

子ども達も音は気にならないと言うので、
何も考えずにコチコチ時計を寝る部屋に使っていた。

若い人でも音が気になって眠れない人がいるし、
両親も我が家に泊まるたびに、うるさいから外してと言っていた。

そういう人がいることをすっかり忘れていた。
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自分が音があった方が安心して眠れる理由を分析してみた。
子ども達が小さい時、夫もおらず、家も狭くて、母子で川の字に寝ていた。
寝かしつけた後、自分も隣ですぐに眠りについていたが、
子ども達の寝息がとても耳に心地よく、子守歌のような効果があった。

成長し、別の部屋で寝る様になり、
寝息の代わりに時計の音が子守歌になった。
今ではテレビという、もっと大きな音を
子守歌にしている訳だ。

なかなか寝付けない日もたまにはある。
そんな時は、スマホで好きなジャーナリストのYouTubeをつけたままにする。
その人の声がとても癒される声で、聴きながら眠ってしまう。
癒しの音楽をかける時もある。
いつしか眠っているから効果はあるみたいだ。
好きな音楽は聴き入ってしまうから効果は薄い気がする。

不眠症になった時期もあった。
辛かったけど、今なら眠れない時は起きて動いている。
布団の中で悶々とするのは、良くないらしい。
条件反射で、布団=眠れない場所 と学習してしまうからだと。

眠れなければ、起きて眠くなるまで待つ。
昼は、外で太陽を浴びて、動いて身体を疲れさせると眠れるようになる。
寝ていない日の翌日は絶対眠れるから大丈夫と自分に言い聞かしている。

昨夜はすぐ近くで猫が喧嘩して、ギャーツと叫んでいた。
びっくりして目が覚めた。
深夜だったと思うが、いつのまにかすぐに眠っていた。
早朝目が覚め、睡眠時間は短かったけど、
頭はすっきりしていたから気にしない。
まずは睡眠が一番なので、7時間は眠りたいものだ。


昨日、父の左目の手術の結果を弟にラインで聞いた。
時間も短く簡単に終わった様子。
何人かを連続して手術が行われたそうだ。

術後の父の写真を送ってくれた。
大きな絆創膏みたいな眼帯が顔半分にぺたっと貼ってある。

見た目は痛々しい。
でも今朝、早くからの診察で眼帯は外れたそうだ。
結果は良好。

自分もそのうち白内障の手術をする日が来るだろうから参考にしよう。
母は70代で手術し、両目を順に行い1週間ほど入院した。
お金はかかるけど、その方が一度に済むし、
家事もしないでいいし、安心して過ごせていいんだけどな。
父も母と一緒にやっておけばよかったものを。

素直に人の話を聞いてこなかった父は、
長い間、目が良く見えずに苦労していた。

写真で見る父の顔は、弱々しい高齢者だ。
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父はいつからか急に老けた。
童顔で髪もふさふさで、スポーツマンだったから、
いつも若く見られていた。
いつからだろう、別人みたいにやつれた。

頑固でなければ、可愛いお爺さんなのに。
写真で見ると、奥さんに先立たれた可哀想な老人に見える。
実際はそうでは無い。
もっと素直に子どもに甘えて、頼れば良いのになあ。

弟の話を聞くと、父は物忘れは酷いけど、まだぼけてはいない。
たまに私の事も話題にするみたいで、
娘の事を忘れていないんだなと安心する。

帰省するたび、誰?とわからない風な表情をしていたので、
いつまで私の事を覚えているかなと不安だった。
あれは、目が良く見えていなかったからかもしれない。



久し振りに、子どもの成長記録DVDを観てみた。
自分の育児記録でもある。
かなり前に、ソニーのビデオカメラ(懐かしい)で写したテープから
ビデオテープに録画して、
更にそれを編集したものをDVDにやいたものだ。
子どもそれぞれにダビングして渡してある。

かなり前の作業で、自分が編集したのに
詳しい事をあまり覚えていない。
画質も悪く、場面の切り替えも雑で、目が疲れた。
今ならパソコンで編集して綺麗にできるのに。
データがテープなので、それが精一杯の作業。
沢山のビデオテープの中から選んでまとめたので、
雑にならざるを得なかったのだろう。

子ども達はそれでも喜んでくれたので、まいいか。
生まれてから大人になるまでの自分の映像をみるのは
どんな感じなのだろう。

自分の子ども時代は、当然写真しか残っていない。
動画があるのは、20代の頃の出産、子育て中の頃からだ。
DVDを観ると。ガリガリに痩せていて今とは別人だ。
ふっくらした(デブとは言わない)今の方が健康的かも。
救われるのは、いつも私と子どもが笑っている映像ばかりなこと。

そして、自分のしてきた事なのに、
よくあんな小さな子ども達を無事に育てたなあと、ひやひや?した。
今歳をとり、体力も気力も衰えたから当然だけど、
生まれ変わっても、もう、絶対無理、できないと思う。
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動画で振り返り感じるのは、
やっぱり、出産、子育ては大変ということ。
誰か協力者がいるだけで、母親の負担は全然違う。

子どもを無事に育て上げるのは、当たり前の様に思われているが、
実は奇跡なのだと思う。
色んな事故、病気で命を落とす子ども達は多いけれど、
幼い子どもの周りには危険がいっぱいだ。

自分を含めて、今まで生きて来れたのは
運が良かったのだと思う。
自分の幸運に感謝しないといけない。

余裕の無い不安な中で、子ども達の存在に救われて
親として未熟で無知だった自分を反省することばかりだ。
もっと抱っこしたら良かったとか、
もっと母乳を飲ませていたらとか、
あんなに叱らなきゃよかったとか後悔ばかり。
子ども達に心の中でいつも謝っている。

考えれば、経験の無い事をいきなりやるのだから、
失敗するし、うまくできなくて当然な話だ。
初めての出産なんて、恐怖でしかなかった。

産んだら自動的に子育ての能力が出て来る訳じゃない。
母親になったのだからちゃんとしなさい、と完璧を期待される。
父親でさえも、妻に責任を押し付ける人もいる。

母性本能も責任感も持っているのだ。
でも、それと経験値や能力、知識のあるなしは関係ない。
出産で疲労困憊したまま、追い詰められて鬱になってしまう。
私も、何故か悲しくて涙が出てきた時もあった。
ギリギリだったと思う。

だから、男性の育児休暇、家事育児分担は必要なんだ。
子どもの命、母親の心身の安全の為に。
重荷、疲労を分け合うべきだ。

こういう事も、今だからこそ言える。
若い頃は、そんな事を言える時代でも環境でも無かった。

二度と生まれかわりたくはないけど、
もしまた平和な日本に生れて来たら、
結婚しないか、しても違う生き方をしたい。
とは言っても、今の記憶が消えているから無理か、
また同じことの繰り返しになるかも?




最近、穏やかに気分良くすごしていたのに、
無視で私をお仕置きしていたはずの?夫がメールをしてきた。

メールがきたと思っただけで吐き気がする。
だいぶ前から、身体が拒否反応を起こすようになった。

本人の姿は当然、メールを見るのも嫌だ。
夫が連絡してくる時、ろくな事は無い。
次はどんな嫌な目にあわされるのかと動悸がする。
それも、夫には快感なのだろう。

自分が得をする時は、内緒で独り占め。
困った時だけ人に責任を押し付け利用する。
自分の責任は果たさず、人には当たり前に指示してくる。

今回は、ただ、○○の書類を実家に郵送して、とだけ。
理由は言わない。こちらが聞いても嘘や脅し、嫌味で誤魔化し正当化する。

だから、もう何も聞かない。夫の真似をして返事もしない。

 何の説明もしないという事は、都合の悪い事だろうから、
言い訳を用意しているはず。
そうはさせない。言い訳のチャンスを与えない。
自分から言わず、質問されないと答えないのもずるい。

郵送先を実家にと指定したのも変だ。
実家は空き家で義兄がたまに寝泊りしていると聞いた。
義兄宛に送ってとも、誰宛にとも言わないのも変だ、

幼稚でわかりやすい夫の行動から想像すると、
実家は関係なく、自分が何かに使うのかもしれない。

夫は、毎年春と秋の2回、我が家よりも遠くて交通費のかかる実家に
各1週間、遊びに帰っている。
近いうちに行くはずだ。実家で受け取り、
別居先で使うのかもしれない。

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自分のアパートに送ってと言えないからね(笑)
え?どこだっけ。住所は?いつ引越したの?
と言われるからね(笑)

実家に郵送と言えば、実家関係で必要だと誤魔化せる。
義兄が受け取るかのように騙せるから。

誰宛にと言わないところが夫らしい。
自分宛と言えば帰るのがばれるし、義兄宛と言うのも、
もし義兄が先に受け取り、私に連絡して、
兄宛に送れと言われたとか、他にも夫が義兄と私についている嘘が
両方にばれてしまう。
そんな迷いが中途半端な行動に出てわかりやすい。

(実際過去にそういう事があった。
嘘がばれた夫は、兄から注意された。必死で言い訳した様だが、
その時だけわざとらしく家族を思うふりをした。)

それとも、他に唯一考えられるのは、
嘘か本当か、もめていたという相続問題。

何か得することがあり、妻子に内緒にしたいのかも。
これまでも、多額のお金が入っても内緒にして、子どもの学費も出さず、
私の父へ返済もする気無く、すぐに使い果たしていた。
夫は、お金の無い可哀想な俺様という嘘で
全てを誤魔化せると思っており、嘘は辞められないのだ。

人からは搾取する最低な人。
早く罰が当たれと思う。

書類は明日以降にでも、義兄宛に送る。
NPDには無反応が良い。
色々聞くと、相手の思うつぼ。

本気で夫とやり取りするのは、お別れの手続きの時。
それまでうかつに騒がない。
トラウマで具合悪くなるから、
考えないようにして、エネルギーを貯めておきたい。



スポーツの各大会の応援を楽しんでいる。
日本シリーズも面白い。
ネット配信やテレビで観戦。
現地に行けたらもっと良かったのにな。

一番上の子が「年末に旅行に行くけど一緒に行く?」と誘ってくれた。
仕事の都合上、まとまった休みは年末しかとれないらしい。

行先は、上の子が学生の時に私が誘って一緒に行った所。
またあそこに行きたいと思ったらしく、
近くに友人もいるので、泊めてもらえるらしい。
一人旅のつもりだったが、私と行き来だけでも一緒に行けたら楽しいかなと
思って声をかけたみたいだ。
私が1人寂しそうに見えて気にしてくれたのかも?

ほとんど別行動になりそうだけど、
今から一緒に飛行機予約するよ、どうする?と聞かれた。
どこでもいいから旅行行きたい気分。
しかも同行するのが子どもなら一番気楽でいい。

でもね、残念な事に時期が。
年末なんてホテルは高いだろうし、
空いてないかもしれないし、人も多い。
これまで何度か行った所だしなあ。
1人で行動するのは慣れているけど、
寒い時期で、腰痛がでたらどうしようと
色々不安になる。
残念だけど、また来年ね、と諦めた。
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父の目の手術が、右が明後日、左が2週間後だ。
かなりの高齢なので、ちょっと心配。
簡単で日帰り、あっという間に終わるし、
良く見える様になると医師には言われている。

目が見える様になるだけで、QOLがぐんと上がる。
耳が遠かった親族は、認知症になってしまい、施設に。
目と耳は大事。

父は、脳はかなり老化して人格も変わってしまい、
下手に元気になって出歩き、事故や人とのトラブルが増えそうで心配。
弟が大変だろうが、1人で寂しく過ごすよりも
父の付き添いをするだけでも気は紛れるだろう。
私よりも弟には父は優しいし。

実家の様子を見に、近いうちに帰省しようかなと思う。
放置したままであろう母の部屋。
ゆっくり片付けたいけど、掃除するだけで精一杯。
今の父の状況では、実家なのに居場所が無い。
自分の身体が動くうちに片づけを済ませたいのに、
いつになったら、実家を元の状態に戻せるのだろう。


昼間の温度が高いと疲れる。
この前、だるかったのは、温度差のせいだったかもしれない。

最近、4~50代の知り合いの男性で、
それぞれの勤務地は違うのだが、
偶然にも先月、1人は脳梗塞、1人は脳出血で救急車を呼んだと言う話を聞いた。
幸いにも二人共、早期だったので後遺症もなく、
検査入院だけですぐ帰宅できて、
薬で治療しながら、仕事にも復帰しているそう。

脳梗塞の人は、朝起きてからろれつが回らず、
手足に痺れもあって、これは変だと感じ、
奥さんに救急車を呼んでくれと頼んだそうだ。

脳出血の人も、朝、視界が歪んで見えて、
これは脳の病気かもしれないと思い、すぐに救急車を呼んだと言う。
奥さんも驚かれた事だろうし、
これからがまた再発も心配なことだろう。
が、早期発見で良かった。
脳出血の人は、脳梗塞の跡も見られると言われたそうで、
全く自覚症状も無く驚いたとか。

とにかく、躊躇せず救急車を呼ぶことが大事だ。
2人共、どんなにか怖かっただろう。
自分だったら、パニックになるし、
怖くて仕事復帰なんてできそうな気がしない。

それまでは、2人共、健康診断も特に問題になる様な異常も無かったそうだ。
だから尚更怖い。
持病があったり、酷い不摂生をしていたならまだしも、
健康だと自覚していた人だし、まだ若いのに突然そんな事になるなんて。
働き盛りで、知らず知らずに積み重ねたストレスもあったのかもしれない。

病気をしないで、長生きする人とそうでない人の違いって何だろう。
生まれつきの体質、運命というのがあるのだろうか。

このお二人は、真面目にしっかり働いている普通のサラリーマン。
今は何ともない、平気だよと元気に働いておられるそうだ。
子どもさんもまだまだこれから大事な時期だろうし、
お父さんとしての責任をまだまだ果たさないとと言う気持ちも
在られることだろう。

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夫とつい比較してしまう。
耳をどこかにぶつけただけで、鼓膜が破れたと大袈裟に騒ぐ。
何ともなく、その後ピンピンしている。
(今思うと、それも一種の脅しみたいなもの)

ちょっと頭痛がしただけで騒ぎ立てた事もあった。
病院で検査しても異常なしだった。
別居先から、脳の大病かもと親に嘘をついて飛行機で実家に帰っていた。
わざわざ実家の近くの大病院で保険のきかない高い検査を受けていた。

私には内緒だった。そして頭痛と言うだけで仕事を長く休み、
数十万も使っていた。
私にはお金に困っているふりをしてケチり、
自分にはそんな事を繰り返してきた人。

これも、別居、転職と同じいつもの現実逃避だ。
職場でまたトラブルを起こし、
病気になればさぼれるし、堂々と辞められると思ったのだろう。
家族も病人には冷たくできないし、他人には同情してもらえる。
うまくいけば、親か妻に食べさせて貰える、と考える様な人だ。

口では「悔しいなあ。働いて皆を楽にさせたいのに、できないなんて」
なんて嘘を言うのも想定済。

だが、それは流石に親も職場も許さないし、騙されない。
結果は異常なしなのだから。仮病でお金を使いさぼっただけ。
いくら妻子に内緒にしてもすぐばれる。

口では「心配かけたくないから内緒にした」と言う。
「心配かけたくないから」の言葉にはうんざり。
嘘つきが良く使う言い訳だ。
「人の優しさを非難するあなたは冷たい」
と、嘘をつかれた方を責め、罪悪感を植え付け、
自分を被害者にして誤魔化す手口。

たまには、まともな人と接したり、
噂をきくだけでもいいから、その違いを感じる事は大事だと思う。

おかしな人に関わっていると、感覚が麻痺して
それが当たり前になって、いつしか主導権を握られ、
エネルギーも幸せも搾取され自分を見失うから、そうならない為に。





連休でもあり、最高のお出かけ日和。
私は散歩するだけで終わりそう。
車はまた子どもに貸したので、家で過ごす。
それでいい。若い人が優先よ。いっぱい楽しんでほしい。

今なら旅行にいけたのに、と思いながら、
会いに行きたい友人も、お孫さんが生まれて、
お手伝いに忙しそうで、今は迷惑かもしれない。

もう1人の友人も偶然にもお孫さんが生まれて
手伝いに追われていると聞いた。
2人共、一人っ子の娘さんの初めての出産。

出産した後が女性は大変。自分は後回し、疲労と悩み事の連続。
お母さんが近くにいて支えてくれるなら
娘さんもどんなにか心強い事だろう。

自分の産後は孤独で心の中でいつも泣いていた気がする。
そこに夫は付けこんだ。
母は私の産後の肥立ちが悪いのに、
世間体が悪いからと、具合の悪い私を無理やり夫の元へ返した。

それが原因で、次の子の出産まで不調が続き、
お腹の痛みで気を失う事もあった。
近くの産婦人科に行くと、産後にまだ回復しないまま
無理をしたのが原因と言われた。
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次の子の出産前後も、母は私の身体を大事にしてはくれなかった。
産後の母親を労わらないと、産後鬱になったり、
一生持病を抱えて生きる事にもなる。
その被害を一番被るのは生まれて来た子どもなのだ。

これが弟嫁の世話だったら、まるで別人の母だったろう。
お客様、お姫様扱いで、奴隷の様に尽くしたはずだ。
実際、ずっとそうだった。
良い義母と思われたいだけの世間体。

とは言え、他の事では色々と助けてくれたので感謝はしている。
親の責任は果たそうと努力してくれた。
実家が無かったら、もっと大変だったはず。
今私達が無事に生きているのも、実家で出産できたおかげと思っている。

母は、かなり後になってから、あの時は何故あんな無理をさせたのだろうと
笑いながら呟いていた。

出産は病気では無いとか、産後休むのはただの甘えとか、
母親なのだからしっかりしろとか、言う人はいる。
夫と姑は「風邪をひいたわけじゃないんでしょ」
と、産後の不調は病気じゃないと言っていた。
男尊女卑を無くすには、女性が息子に女性差別を植え付けない事が大事と思う。

あの頃、よくぞ産後鬱にならなかったなと思う。
一歩手前までいっていたかもしれない。
鬱になったら、それこそ誰も助けない、私の甘えで済まされ、
無知な身内に追い込まれた私はどうなっていたかわからない。

子どもを守るのは自分しかいないと我が子が支えになっていたと思う。

産後の(他にもあるけど)女性の不安定さ、しんどさは、
もっと世の中に理解されるべきだ。
勿論、男性に対しての無意識な差別意識にも気が付く事も大事だと思う。


朝起きて間もないうちの出来事。
まだ身体が目覚めていなかったのか、
つまづくはずの無い場所で、転びそうになった。
脳?足?バランス感覚?何かの異常?気にすると怖くなる。

たまたま横にこたつテーブルがあったので、
とっさに、右手を思いっきりその上について、身体を支えた。
何も無かったら顔から前に倒れていたかも。

これが道路だったら怪我をしていただろう。
とっさに、バン!とついた手を骨折したかもしれない。
私の年齢になると、ちょっと転んだだけで骨折しやすくなる。

今のところ、骨粗鬆症はまだ大丈夫だけど、
室内だったから良かった。
道路や階段で、顔や頭から転んでいたらどうなっていたことか。
見た目も凄い事になったかも。

以前外で転倒した時の打撲の傷は、今でもたまに疼く。
転ぶ場所によって、深い傷ができたり、
頭を打ったり、骨折したり危険な場合もある。
自分が思うより、身体は俊敏には動かなくなっていると思った方が良さそう。
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昨日ネットで見た事故のニュースを思い出した。

歩行中の高齢女性に、自転車が後ろからぶつかってきた。
女性は、転倒して頭を打ち出血したが、
救急車が来ても、大丈夫と言って断り、家まで送り届けてもらった。
翌日、女性は自宅で意識不明の状態で見つかり、その後亡くなった。

怖い話だ。頭を打つ様な転倒をしたら、特に事故の場合、
大丈夫に見えてもきっちり検査すべきだなと感じた。
自転車の人は高齢の男性だった様だが、
衝撃を受けた事だろう。
いくら後悔しても、元には戻らない。

後ろから突っ込んでこられたら、逃げようがないし、
転倒も衝撃が強くなる。
いつどこで、何が起きるかわからないとつくづく思う。


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