りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。



母を看取る前後の様子を観察していたら
癌で亡くなる前の人によく見られる現象がいくつかあった。

脳の機能の衰えによるものと言われているが
実際、自分が見て来た母の様子から、
個人的にはそれだけでは無い様な気がしてならない。

光を嫌がったり、昼夜の区別がつかなくなるのは
そうかもしれない。

でも、一つだけ今でも気になる現象がある。
それは「お迎え現象」。

数割の人が、亡くなる前にこの体験をしているらしい。

亡くなった親や親族が、目の前に表れるという現象。

幻覚だと言われているが、
だったら、亡くなった人でなくて、今生きている身近な人が
見えても良さそうなものだ。

”亡くなっている人”が見えるというのは何故?

母の場合は、夢に出て来ると言っていた。
5分うつらうつらしては、目が覚めるという日が続いた時、
「すぐに夢を見る、とても鮮明で
いつも亡き母と姉がでてくる、何故だろう」と言っていた。

それを話す母の顔がいつもきょとんとしていた。

お迎え現象だとは内心思ったが、
そんなことは言えるはずもなく、「薬の影響かな」とか、
「会いたい人に会えて、夢でも嬉しいことじゃない?」としか言えなかった。

いつもの母なら、もっと何を感じたかを口にする。
夢を面白がる。

でも、この時の母は、夢について無表情で無感情だった。

そして母は「光の玉が飛んでいるのが見えているよ」と淡々と言った。
あの時の母は、幻覚?を自然に受け入れていた。

冷静に、動揺もせず、きょとんとした表情だったことが
母らしくなく、不思議な感じがした。

魂が少しづつ、肉体から離れつつある時期だったのだろうか。
幼い純粋無垢な子どもみたいな表情に見えた。
人は、歳をとって亡くなる場合、次第に子どもに戻り、
最後は、胎児になって母のもとへ戻っていくんだなと感じた。

看取る事は、悲しく辛いことなのだが
あの空間は、厳粛で美しく、とても幸せな気持ちに包まれていた。
母の呼吸が止まる時、
神々しい光に自分も包まれた様な、あんな清らかな瞬間は体験した事が無い。

これは、母だったからなのか、父ならまた違うのか、わからない。
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結局、お迎え現象は、夢なのか幻覚なのか
断定も証明もできない。

あの世はあるのだろうか。
誰にもわからない。

父に追い返されたあの日、
しかも、お骨になってやっと母が実家に帰った日に、
私が悲しい目にあったことを母は見ていて、嘆いたと思う。
落ち込んで帰宅した私についてきてくれたと感じた。

帰宅した夜、私の寝室でラップ音が酷かった。

いつもは、全く聞こえない音がした。

母がそばにいて、私を心配しているのを感じた。

それも、私の錯覚なのだろうか?

お迎え現象は、魂が少しづつあの世に行きつつある時、
先祖がお迎えに来ているのが見えるのかも?
なんて思ったりする。
そう思う方が、納得できる。

あの世の事は誰にもわからない。

あった方が良いのか、無い方が良いのか、
自分はあった方がいいなと思う。

全て薬のせいとか、
脳にインプットされていた「あの世へ旅立つ為のプログラム」が起動したとか、
色んな見方があるだろうけど。

今、一番自分がしたいこと。
亡くなった人に、その後、どうなったのかを聞きたい。

あの後、こっちはこうだったよ。そっちはどんな?
と話をしたい。

霊感のある人を通じてではなく(信じていないから?)
自分で直接話してみたい。





10年以上前の事だが
ある事件の裁判を傍聴した事がある。

その事件は~大学生がストーカーに 命を奪われた。
犯人は、被害者の父親と年齢が変わらない位の中年男だった。

被害にあった女性は、知りあいの親族の方だったので
他人事に思えず、傍聴しに行ったのだ。

不謹慎だが、裁判の様子は、まるでテレビドラマの様だった。

極刑を願うお父さんの無念の訴えの中に、驚く内容があった。

その裁判までの間に、お父さんが犯人に対して気持ちをぶつけた時の事を話された。

(当時の記憶なので、曖昧ですが)

「何故こんな事をしたのか、お前にも同じ位の娘がいるだろう。
娘を奪われた家族の気持ちがわかるか?
お前のせいで、我々家族は毎日が地獄の日々を過ごしている。
と先日私が言ったら、お前は言い返したな。
”辛いのはあんたたちだけじゃないよ。俺の家族だって辛い生活してるんだ。
こっちも被害者なんだぞ”と。
よくもそんな事が言えるな!
誰のせいでこうなったんだ?
お前が起こした事件だろう。お前がやらなきゃよかったんだろう?」

の様な事を怒りに震えながらおっしゃっていた。

他にも色々訴えておられたが、その間、隣に座っていたご家族は
泣いていた。自分ももらい泣きしてしまった。
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人の命を奪っておいて
それでも、まだ「被害者のせいだ、こうさせたのは被害者が
自分にそっけなかったからだ」と言う人間がいる事に驚いた記憶がある。

妄想で娘と同じ位の歳の若い女性に勝手に想いを寄せ、
ふられてもそれを認めず、ストーカーになった。

こんな事で命を奪われるなんてご家族の気持ちを思うと
極刑を望むのは当然だ。

判決は懲役13年だった。
短すぎる、軽すぎる。と思った。



家族がいる身でありながら、何故、自分の愚かさを被害者のせいにするのか
そこからして、狂っている。

夫も、ここまで酷くは無いが、
自分の行動の責任を負わず、人のせいにする。

自分は、被害者だと言う発想の仕方もこの男と似ている。

勝手に別居したのは、家族がいるせいだ。
扶養する存在があるせいで、自分に責任が問われる。
だから、家族の存在が悪いのだ。
みたいな訳のわからない事を言う。

自分から「結婚したらどんなことがあっても家族を守るよ。家族から離れたくない」と
甘い言葉を並べて、結婚を迫ったことは忘れ、
「そこに結婚したいと思った人の存在があったのが悪い」となりそうだ。

笑いごとみたいだけど、本当にそういう事を言う人間はいる。





先日から、古いビデオテープを処分するのに
ざっと目を通しているのだが
幼い頃の子ども達の動画を見ると、愛おしさが湧き出てきて
この時、もっとかまってあげたら良かったとか
怒ってばかりじゃなかったかなとか
当時の自分がどうだったかを振り返ってしまう。

自分がどんな母親だったのか、思い出せない。
自分の事はわからない。
当時は、毎日悩んで不安だったが、
家では、子ども達に不安が伝わらない様に
笑顔を意識していたことだけ記憶にある。

でも、もっと平穏な気持ちで育てたかった。
申し訳ない思いでいっぱい。
子育て中は、皆必死だから余裕が無いし、
後から、もっとこうしたらよかったと欲がでるものなのかな。

今思えば、夫が意地悪していたということ。
私が悩めば悩むほど、快感だったのだろうと
自分は安全な場所に逃げて、責任は全て私に押し付けて
自分が仕向けたとわからないように、
常に被害者ぶって、我慢を強いるやり方。

弱らせて、逃げる気力を奪った上で
自分を頼ればすぐに解決してやるし
すぐに楽になるから、今だけだからと嘘で引き留める。

結果、全て嘘だった。
一度も解決しなかったし、楽にもならなかった。
途中から嘘だとわかっていたから
信じていなかったけど。
いつか、ギャフンと言わせることだけを目標にしてきた。

どうなっても、言い訳を言うだろうし、責任逃れをするのはわかっている。

だからもうどうでもいい。立場が悪いのは向こう。

母が亡くなったことはまだ教えていない。
夫に言ったところで、何もかわらない。
実質、他人の様なもの。
夫が喜ぶのが分かるから言いたくない。
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定期的に、こうやって夫の性質を確認している。

時間がたつと、嫌な事は記憶が薄れてしまう。
長く会わないでいると
過去の嫌な事をもういいや、と流してしまうのが怖い。

誤魔化されるな、許すとまたひどい目にあうぞ、と
自分に言い聞かせる。

むこうから、縁をきってくれないだろうか。

自分から言うと、不利になると思っているのだろう。

それを計算に入れても、もっと得をする新しいターゲット、逃げ場が
見つかったら、縁を切ってくれるだろうか。

まあ、あんなじゃ誰も相手にしないだろうな。

もう昔とは全然違うから。今では風貌と中身の印象が似通ってきていて、
騙せなくなっているかもしれない。

夫の幼児性から思うに、
仮に我々が邪魔になっても、
「俺様が縁を切りたいなんて言ったら、妻子は嫌がるだろう。
俺様から離れられないだろうし、慕っているから、抵抗してくるだろうなあ。
家族に必要とされてる俺様は、辛いなあ」
みたいに、自分で自分を騙して、調子に乗りそうだ。

もし、私があっさりと「縁をきってもいいよ」と
言えば、「妻がそんな事を思う訳が無い。誰かに洗脳されている」
と騒ぐと思う。(「縁をきりたい」と言いたいが、それは危険)

自己愛だから、妻に嫌われてるなんて認められない。
でも、心の奥では、いつ捨てられるかびくびくしているのだ。

その不安を消す為に、賞賛を求める。
自分を非難する言葉、存在を必要とされない事が
目の前に起こると、衝撃を受けるだろう。

認めたくないから、誰かの嘘に騙されたのだと必死で反論する。

全て、自分が原因なのに、自分のしてきた行動は全て美化する。

早く、縁をきりたいと言ってきてほしい。

その日を楽しみに、こっちはこっちで、準備をしていくから。




 



母の49日供養は、コロナ禍でもあり、
父と弟だけで簡単に行った。

私は呼ばれても行けなかったし
そんな気分では無かった。

これから、お盆、1周忌と、法事がある。
母は、まさか叔父と同日に亡くなるなんて
思ってもいなかったから、自分の葬儀や法事は
地味でいいと言ってはいたが、まさかここまで
小さく、形式的にやるなんて驚いているかもしれない。
残念な事だろう。

コロナ禍でなくても、今の父なら人を呼ばなかったかもしれない。

近くの父方の親族だけでも来て貰えばよいのにとは思うが、
やはり、家族会食クラスターなどが起きているので
今は仕方が無い。
コロナが完全に収まるまでは、寂しいままだ。

私が母に面会できて、看取り、葬儀にでられたのは
タイミングが良かった。
病院で面会する為の待機期間中に、父の「帰れ老害」があったが、
無視して粘って実家に居座ったお陰で、母に会え、看取れ、葬儀にでられた。
嫁さんがいっさい顔もださないので、
実家の家事、葬儀までの準備や
片付けなど、私一人でばたばたと徹夜でやったが
父は何もせず、座っていた。
なのに、全部自分がやったと思っている。

私がいなかったら、まともに食事もせず、
母の入院中の荷物、洗濯物もそのまま放置、
汚い部屋に祭壇を置き、来客を入れたことだろう。

弟夫婦はそれを何とも思わない。
絶対手伝わない。
実家の恥、母が一番心配していたのはそういうところだ。

父は、母がいたからこれまで楽にやってこれた。
稼ぐのは自分だから、と威張っているだけの父。
母の我慢の上に自分の今があることをわかっていない。

母に、労いや感謝の言葉もかけないままだった。
いくらでも、言えるチャンスはあったのに。

母がいなくても、私が手伝わなくても
困らない、今があるのは全て自分の力であると言い、
感謝なんかしない、と言った父。
母のことも、病気で動けないのは迷惑で、用なしだと
母に怒鳴ったほど。

最低だ。父は変わった。
弟もどこか、似たところがある。
父を嫌ってる風に言ってはいるが、実はそうでもないのでは。
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母が元気で父が先だったら、
弟を心配ばかりし、息子優先で甘やかし、
どっちみち、私は母を嫌ったかもしれないなあ。

残された時間が無いと気が付いたからこそ
母は、本質が見えて、聡明になったのだから。
そうでなければ、以前のままだったかもしれない。

でも、父よりは母の方がずっと話は通じたと思う。

母が入院するまで、父はぼーっとしていたし、
家の事には関心も無く、
母がいなくなったら、何もできなくなるのではと心配していた。

だが、違った。
色んな物に執着し始めた。お金、家の物全て。家にも。
台所のお皿一枚にしても、俺の物と言った感じで
勝手に触るなと、おかしくなった。

他の面では異常行動が無いので、
その変化は病気とまでは言えない。嫌な感じに老化したということ?

もう、昔の「娘が可愛い」と言っていた笑顔の父はいない。

あの人は父ではない、別人だと思っている。

このまま、会わなくてもいい。コロナだし。

お盆が近い。1周忌もくる。
検査キットを使って、ホテルに泊まれば、また参加できるだろう。
1周忌までには、ワクチンも打ち終わっている。

母の事を考えると、参加したい。

でも、父は私をよばないかもしれない。
物忘れが激しいのに、嫌な事は、覚えており、根に持っている。
と言っても私は父に
喜ばれる事はしても、恨まれる事はしていない。
父の我儘と妄想の犠牲になっただけ。
父は元来、DV体質で男尊女卑の人だから。

同じ女性でも、妻と娘は差別し
息子の嫁は、どんな人でも
文句ひとつ言わず大事にするという徹底ぶりだ。





先日亡くなった叔母の息子にあたる従妹から電話がきた。

久し振りに話したので、
お互い言葉がかぶさり、話が行ったり来たりになり
長くなった。

電話を切った後、自分の無神経さに後悔した。

電話そのものが苦手なので、久しぶりの相手だし
不幸があった後だし、
配慮して話すべきなのに、
子どもの時から親しかった存在でもあり、
つい心を許して、自分の事ばかり話してしまった。

母と伯父(この従兄の父親) が同じ日に亡くなった。
後を追うように、先日亡くなった叔母へのお悔やみの言葉をかけるべきところが
母の事ばかり話題にしてしまった。

虫の知らせだったのか、
彼は、母が入院する前に母に会いに行っていた。

コロナで、県外からということもあり、
車から降りず、外で、少し話しただけだったそうだ。
「あの時、おばさんは、散歩から帰ってきたところで、とても元気そうだった。
まさか、あの後入院して、そのまま亡くなるなんてびっくりしたよ」
と言われたので
自分の中に溜まっていたものが一気に出てしまい、
「そうなの、今でも信じられないの」と色々あの頃の事から今日までの
自分の気持ちを吐き出した。


同じ日に彼の父親も亡くなっていたのに、その事を話す余裕が自分には全く無くて
彼に申し訳なく、後悔している。
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従兄の方が、私より年上なのに、私の体調を心配してくれた。
自分が情けなかった。

「私の方が、慰めてもらってごめんなさい」
と謝ったが、後の祭りだ。
彼は、子どもの時から、優しいとても良い人柄で
理想的な旦那様だと思う。
奥さんも親しみやすくて、弟嫁とは正反対。

お互い結婚後は疎遠だったが「これを機会に仲良くしてね。うちにも遊びにきてね」
と何度も言ってくれた。

そんな人だから、つい甘えて無神経なことしてしまった。

最後まで、自分の事ばかり話して、叔父伯母の話ができなかった。
香典のお礼を言われた方が
慰められてどうするんだ。とずっと自分を責めている。

まあ、気にしても仕方がない。

親族間で、私が体調を崩しているのではと噂になっているようだ。

電話をかけても、なかなかでなかったり、
父とゴタゴタしたことや
母との別れで、寝込んでいると誰かが言っているらしい。

それならそれでいいけれど、
私が自分の気持ちばかりを吐き出したことで
「心配していたけど、元気だね、安心したよ」と言われてしまった。

それにしても、同じ日に母と伯父、その後に伯母が一度に亡くなるなんて
ありえないよね、まさかだよねという事は気持ちを共有できた。

電話を切ったあと、母がもういないのだという実感がした。





アマゾンプライムで「ガス燈」を観た。

1944年の作品。白黒。
その頃の日本は…?自分はまだ生まれていない、かなり昔の映画。

画像は綺麗、俳優も有名な人。
イングリッド、バーグマンの美しさと抜群のスタイル、品の良さに気を取られてしまう。

タイトルは良く耳にしていたが
時代が古いし、恋愛物語?みたいな勝手な印象を持っていた。 

全く違った。

ストーリーは新しい気さえする。
この映画がサスペンスの土台になったのかなとまで感じる。

白黒ということ、夜の暗いシーンの多さ、恐怖心を煽る演出で、
最後まで怖かった。

凶悪な宝石泥棒が、狙った家の持ち主である娘に近づき、騙して結婚する。
完全に騙された彼女にとって、男は優しく紳士で、良く気の付く素敵な男性だった。
男は、結婚すると、資産や宝石を奪う為に、妻を洗脳し始める。

コントロールする為に、妻を家に閉じこめ、人と接触させない。
周りには、妻は病気だと言いふらす。
色んな細工をして、妻自身に、自分は精神の病気だと思い込ませる。

妻が苛立ち、反抗しようとすると
男はすぐにご機嫌を取り、優しくし、誤魔化す。
妻は愛されていると思い、夫を信じてしまう。

家のガス燈が、事件解決の鍵になる。

正義の味方が登場し、スカッとするラストに救われた。
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                                                                                                  (Amazon primeより)

「ガスライティング」という言葉がある。

それがこの映画のタイトルから作られたものだったとは。

ガスライティング~~心理的虐待の一種。被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑う様仕向ける手法。
例としては、嫌がらせの事実を加害者が否定してみせるという単純なものから、被害者を当惑させる為に、奇妙なハプニングを起こしてみせるというものまである。(ウィキペディアより)

加害者は、虐待を否定し、悪いのは被害者の方であると、
被害者本人に思い込ませるやり方。

映画では、妻を世間の人と接触させない、趣味も奪い、家に閉じ込め、
夫だけを頼る様に仕向けて行く。
カルト宗教でも夫婦間DVでも加害者のやり方はそれに近い。

最近でも、福岡でママ友に洗脳されて、
全てをコントロールされ、遂には我が子を餓死させた母親の事件があったが、
これもまさしくガスライテイングが行われている。
逃げられないのか?何故簡単に洗脳されるのか、と世間の人は不思議に思うだろう。

加害者はおそらく人格障害なので、恐ろしいほど洗脳がうまいのだろう。
被害者になりやすい性格の人を直感的に捉まえ、
逃げられない様に最初はとても優しく、
自分がいなければ生きられないみたいなところまで洗脳していくのだろう。

今でも、現実に事件になっているのだから、とても怖い話だ。

学校でも、もっと心理学や哲学、こういった洗脳の事例を学べないものだろうか。
(オウム真理教の事件については、触れるようだが)

そういう人間がどこにでもいるという事を知っているだけで、
自分を守るきっかけになると思う。

一旦洗脳されてしまうと、救おうをする人を「自分に嘘を言って、足を引っ張る悪い人」
と思い込むかもしれないし、加害者からそう言われれば信じることだろう。
洗脳を解くのは、身内でも難しい。

洗脳から逃げた被害者の声を信じて、もっと社会の理解が増し、
被害者を救える世の中になれば良いと思う。

少し前よりは、だいぶDV,モラハラ、虐待問題が取り上げられては来たが、
まだまだ男尊女卑、差別、被害者への二次被害が溢れているのも事実。
それも、教育の力が必要だと感じる。

我が身を守る為に、まずは「知る」ということから。





結婚する前、夫は
「職場の人たち、皆机の上がだらしなくてダメなんだよなあ。
僕の机だけがいつも整理されていて、皆に指導しているんだ」
と言っていた。


「定期的に、机や引き出しを片付けてるんだ。自分の仕事カバンの中も」
とまで、言っていた。
きちんとした印象があり、
見た目も清潔感があり、好青年だったので
その言葉を信じていた。

とんでもない嘘で、異常なほどだらしなかった。
今もゴミ部屋にいることだろう。
夫が帰宅すると、カバンや服が臭くてたまらない。
部屋中に臭いが広がり、息ができなくなる。
汚部屋の臭いだと思う。

部屋はゴミで散乱、下も足の踏み場が無い。
それも、大事な仕事の書類でもそこらへんに落ちている。

お弁当の空の容器を床に置いたまま、使用済みの割りばしが
散乱。窓を開けないので、臭いや空気がこもっている。

職場でも大事なメモを無くすのは当然で、約束は守れない。

書類をファイルしないから
あっちこっちに無造作に置きっぱなし、
一分で済む仕事を何時間もかかるか、放置する。

まず、メモや書類を探し始める事から始めるので
見つけるまでに、数時間かかる。
それを、誰かが動かした、と人のせいにする。
見かねて、掃除する人がいれば
勝手に触ったから、わからなくなったと怒る。

一瞬で終わるものを、だらだらといかにも大変そうにやる。

それで、上から目線で、自分はこんな仕事をする立場の人間じゃない、
最初から一番上に立つ立場だと口にする。
これで、信用は無くなるし、ミスばかりでくびになる。

机の整理も出来ない、頭の整理もできない、
その日暮らしの感覚。計画性も無い。

明日の為に、子どもの為に、と貯金するような発想は無い。
これのどこが自称エリートなのだろう。
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ここで、例え話。

子どもの貯金通帳を夫が見たとしよう。
お年玉をこつこつ貯めた残高が、一か月分の生活費位、あったとする。

どんなに大切な貯金か、などと夫は考えない。
見ても、見ないふりをする。

その直後、仕事を辞めて来る。
1カ月、ぶらぶらして過ごす。
夫は、(子どもの貯金があるのだから、
お金に困ったら、あれを使えばいいんだ。)
と心の中であてにしている。
きっとあれを使って何とかするだろうと思っている。
貯金が無くなったかなと思った頃に
やれやれと仕事を探し出す、そんな男だ。

「子どもの貯金をあてにして
仕事をしないなんて最低だ」と言われたとしても
「子ども貯金なんて知らないし、あてにもしていない。
仕事を辞めざるをえない理由はあったし、ずっと仕事探ししたけど
なかなか見つからなかった。家族の為に必死で仕事を見つけた。
こんな時は、妻が助けるものだろう。
お互い、協力するのが家族というものだろう」

と、最初から用意していた言い訳を堂々と言う。

いかにも家族が悪いかのように。

そう、自分は手を汚さず、人にやらせるのだ。

貯金を使うように仕向けて、そうせざるを得ない様にしむけといて、
いざとなると、自分は何も知らない、あいつが勝手にやったと言うのが夫のやり方。

私がそのうち調停などで訴えることも夫には想定済。
最初から言い訳や嘘が用意してある。

「自分は、自分を犠牲にして、出稼ぎに出た。
妻には、お前が全部やれとか、貯金を使えとか言った事もない。
妻が勝手に自分の意志でやってきたこと。離れていたので、自分には何もわからなかった」
と言うと思う。

本人の中では、嘘が真実になっている。

それにしても、
昔の写真や動画を見ると
全くそうは見えない表情や仕草。

人格障害の人に関わると
心が乱され、平穏な生活がかき回される。

そういう人がどこにでもいる。
それを知っているかどうかで
随分違ってくる。

見た目や本人の言う事と現実が違う、言い訳ばかりする。
だらしなく、自分は動かず、人にやらせる癖がある。
みたいな嫌な違和感を感じる人がいたら、よく観察してみよう。
自分を守るために。






断捨離を続行中だけれど
なかなか気分がすっきりしない。

自分の物は好きに処分できるけど
子ども達の物は勝手に捨てられない。
だから荷物が減らない。

片付けてとずっと言い続けているが
実家を倉庫代わりにしている感覚で
置いといて、と言われてしまう。

母が編んでくれたセーター類は形見として大事に保管。

私がいなくなった後、子ども達が整理する日が来るのだろうか。
我が実家の荷物の山の整理に途方に暮れている私の様に、
大変な思いはさせたくない。

我が家に夫の物は殆どない。
いかに長い間、存在が無かったかがわかる。

残っていたビデオテープ、捨てる前にチェックした。

子供達が幼い時のテープを見ていると、夫が写っている。

そしてある事に気が付いた。

夫がいた時期のテープには、私はほとんど写っていない。
私が全て撮影している。
子どもを写しても、やたらと夫が出しゃばってくる。
常にカメラ目線で、満面の笑顔。
凄くわざとらしい。

当時は感じなかったが、今見ると全てが演技っぽい、
カメラを意識していて
自分を良く見せよう、子どもより目立ちたいというのが伝わる。

作り笑いが気持ち悪い。
ナルシストぶりが気持ち悪い。

一度も撮影をかわろう、と言わなかった。
だから夫が子供を可愛がっているような
小芝居ばかりの動画ばかりで、
私と子供が一緒にいる動画は残っていないのだ。

この時から、嫌な奴だったな、
人格障害という言葉を知らなかった自分が馬鹿みたいに思えた。

今の自分なら、夫を見れば
この人何かおかしい、違和感あると警戒したと思う。
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テープはもっとあったはずだが、おそらく前に捨てたのだろう。

自分がやった断捨離の記憶が無くなっている。

今は、このブログに書いているので確認できるが
過去の自分の行動を忘れてしまっている。

あれはどこにあったっけ?
まだとっといたはず?捨ててないはず?と思い出そうとして
何度も、同じ場所を探したりする。

捨てた記憶が消えている。

やばい?認知症の始まり?

あれがない、これが無いと探し回る。

無くても困らないし、捨てていた方が良いのだが
本当に捨てたのか?どこかに紛れていないか?などと
確信が無いので、気分がすっきりしない。

記録しておけば良かったが、捨てる時には、
未来に忘れるなんて思ってもいなかった。

災害にあって、家が無くなったり、
家具や何もかもがダメになったりすると全てが0になる。

それを思えば、断捨離なんて、贅沢な話で、有り難い事だ。
そう思って、物に執着せず、少しづつすっきりさせていこう。





夫の場合、
もし、離婚調停~裁判となった場合、
「自分は被害者。妻にずっとDV、モラハラを受けていた」
と言い出す可能性がある。

「自分は、家族に為に必死で頑張ってきたが、
妻は理解が無く、生活費を必要以上に請求し
自分がどんなに仕事に恵まれず、経済的に困窮していても
お金の請求を止めなかった。
送りたくても、送れない自分の苦しさを全く理解しない妻に
その都度、馬鹿にされ、自分の精神状態は悪化した。」

などなど、妄想で作り話をし、自分を可哀想な人だと
うっとりしながら説明することだろう。
自分の嘘を自分で信じる。嘘が真実になる。
そして、その嘘を指摘され、事実を暴露されると、
妻の妄想、作り話だと言い出す事だろう。

証拠として、私からのメールを見せたりするだろうが
それは、証拠にはならないと思うし、逆に自分の悪徳の証拠になると思う。

父親の自覚を持ってほしい、
子どもの将来を心配する気持ちは無いのか、

などの、過去の私からの訴えのメールを 1部切りとり、
私からのモラハラの証拠とするだろうが、
どこがモラハラなのか?やればいいと思う。

今では夫にはなるべく接触せず、
期待する事は何も言わないことにしている。
メールも用件以外は打たない。

1人で子育てが大変だった時に、あまりの無責任さをメールで訴えた時、
その都度夫は「今のメール、証拠にとっておく」と言い、
これを使って、お前の悪口を言い触らすぞ的な脅しで黙らせようとした。

どうぞ。何も困らないよと返事した。
それは効果的だった。

脅せば相手が黙ると思っているのも幼稚だ。

私が「そういう脅しはやめてほしい」と言った事があった。
すると「そんな事を言ってくる方が脅しだ」と返って来た。

何を言ってるのか。そうやっていつも相手を責める言い方で
はぐらかしてくる。話にならない。
それが、自己愛の特徴なのだ。
話すだけ無駄。

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ナルシストの夫の若い頃は、

「いつか俺様は、大物トップになる。
俺様に多くの人が魅了されてついてくるはずだ。
生れながらにしてそういう才能と人徳を持っている。
今、俺様にあれこれ文句言ってくる奴等に
その時こそ、お金をちらつかせて、ギャフンと言わせてやる。
妻子も、お金さえちらつかせれば、態度が変わるはずだ。
全ては地位と金さえあれば解決する」

と思って生きて来た。
(何度も、そういう事を口走っていた)

だが、そんな事は実現する訳もなく
ホラを吹き続けても、すぐに嘘がばれ、
現実に能力も人徳も無いので、
歳をとってきた今、焦り始め、不安になっているはずだ。

大金を稼ぐトップの人間どころか、
まともな家庭すら築けず、子育てもせず、
まともに扶養もせず、転職の連続、浪費癖で貯金も無く
夫に残ったのは、人の恨みと借金だけかもしれない。

何故そうなったのか、と自問自答しているだろうか。

認めたくない現実が見えてきて、
自分を守ることばかり妄想している事だろう。

残っているものがあるとすれば
形だけの家族。

最終的には家族を利用するかもしれない。
そんな勝手な事、やらせない。
そう私から拒否されることは予想できているはず。

そこで、妻から突然離婚を言い出された時、
自分が不利にならないよう、
被害者を演じるということを考える。

誰がどう見ても、夫の言い訳も通じず、勝ち目も無いのだが
想像しただけでうんざりしてくる。

虐待されて、親から逃げた子どもさんが
法的に親子の縁をきることができないので
親子の縁を切れるようにしてほしいと、
父親からストーカーされて苦しんでいると
訴える人もいる。

配偶者だけでなく、子も親と法的に縁を切れるものなら
どんなに良いことだろう。






コロナワクチンの予約が順調にとれるようになってきたようだ。

聞いた話によると
副反応が出る人の割合が多いらしい。

早く打った知りあいの医療従事者は、
倦怠感が強くて、寝込んだとか。
何もできなくなるので、
食べ物を(ゼリーとか)を用意した方がいいと言われた。
特に2回目。

接種した腕が痛くなるのは、当たり前というか
これまでの経験で慣れてはいる。
痛みだけで終わるなら幸いだ。

クラプトンみたいに、痺れなどの全身症状が出て
打った事を後悔するほどの影響が無ければ良いが。

2回目の方が、強くでそうだし、
発熱するパターンも多いらしい。

数日で収まるとは言え、症状がでたら不安になることだろう。

それでも、コロナに感染するよりはずっと良い。
7月までに全ての人に、というのは無理だろうが
とりあえず、予約がスムーズにとれるだけで安心感は持てる。

自分は去年まで、インフルエンザの予防接種は受けて来た。

仕事柄、受けないといけなかったので。
慣れているのに、打つ度に緊張し、
副反応におびえている自分。
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子どもの時、風邪で診てもらった近所の医院で
2種の注射を一度に打たれて、
アナフィラキシーショックを起こした事がある。

帰り道に急変した。
すぐに医院に戻ればよかったのに
そう言った事に全く無知な母は、事の重大さがわからず、
私が単に甘えていると思い込み、
座り込んで吐いている私を怒鳴りつけ、
おんぶして帰宅した。

その後、医師の医療ミスだとわかったが
親は苦情も何も言わず、無事だったからと放置だった。

大人になってからも、歯科で麻酔の量が多かったらしく、
治療後、帰宅1時間後に呼吸困難が起こり、
寒気でガタガタと震え出した。
しばらく休んでいたらなんとか落ち着いたのだが。
歯科に問い合わせると「よくあることです」で済まされた。

そう言う体験をしていると
身体に薬物を入れるのが怖くなる。

今でも、歯科で麻酔を打たれると、思い出し
動悸がする時がある。
気にしないように自分に言い聞かせ、
リラックスする様にしていると落ち着く。

が、始めてのワクチンは、やはり不安だ。

若い人ほど、反応が強くでるそうなので
自分よりも子ども達が心配だ。

仕事に差し支えたりするかもしれないし、
接種する翌日に休みを取っていた方がいいと勧めたい。



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