子どもの時から、雨の日や寒い日にはあくびが出て、
鼻水や涙がとまらず困っていた。
今思えば、寒暖差、湿度差?アレルギー的なものだったのだろう。
その事と耳の不調が繋がるとは思ってもいなかった。
最初の耳鳴りや耳の塞がった感覚は、妊娠中に始まった。
出産後も耳鳴りは止まらず、貧血、血流不足や疲労が原因だったと思う。
耳の不調が長く続くと、不定愁訴が出て来る。
耳鼻科に通ってもその場のみの処置とアレルギーの薬を出されるだけ。
精神科で抗うつ剤を貰った事もあった。
耳鼻科を変えたところ、鼓膜のマッサージ機を使わせてくれた。
使ったら、血流がよくなったのか、
固くなっていた鼓膜が回復したのかわからないが、
すっきりして、それから調子が良くなった気がした。
(ヘッドホンみたいなのをつけて、中から空気圧で刺激する)
家に一台欲しいくらいだ。
この耳鼻科は医師が高齢になり、閉院してしまった。

確かに、耳たぶを引っ張ったり、手の平で耳をこすったりするのも
効果があるとテレビでもやっていた。
鼻が原因で耳やのどが不調になることも多い。
鼻水が喉に流れる事で、
咳がとまらなくなったり、風邪の様な症状が出る。
耳の不調で耳鼻科に行くと、鼻の治療をされるのが不思議だったが、
私の場合、耳管の不調が多かった様だ。
今も、耳が塞がった感じや軽い耳鳴りがする時がある。
思い出すと、朝の寒い時間に鼻がずるずるしていた日、
鼻を何度かかんでいた。
そんな日は、午後になると耳が変になる。
軽いアレルギー反応で、一瞬鼻炎状態になり、
鼻と耳とつなぐ管が腫れ、そんな症状が出るのだと思う。
鼻炎の薬でシュッとすると、いつのまにか治まっている事が多い。
(私に関しての事柄で、全てに当てはまる訳では無い)
鼻をすするのは良くない、と言われる。
中耳の気圧が下がる事で鼓膜への悪影響があり、
鼻水が耳やのどにも流れてしまうそうだ。
鼻のかみ方も気を付けた方が良い。
片方ずつ、優しく何回かに分けてが良い。
自分の子ども達には、そう教えてきたが、守っているかどうか。
歯のことも、目の事も、自分の子どもの時から親は無関心で、
自分で苦労して、気を付ける様になった。
もっと早くにそういう知識があったら余計な苦労と言うか、
変な不安感も持たずに済んだと思う。
歯、鼻や耳、目は特に、元気な若い時には酷使してしまいがち。
歳をとり、不調になって初めて失う事に恐怖を感じる。
子どもの時から、毎日の健康管理にちょっと気を付けてやるだけで変ってくると思う。
が、わかっていてもなかなか難しい。
酷使せざるを得ない時代になってしまっているから。