「逆境は、人の真価を証明する、絶好の機会だ」(エピクテトス)
自分なりに考えて見る。
解釈の仕方は、人それぞれだろう。
人は調子の良い時は
見栄をはったり、誤魔化したりする余裕がある。
でも、いざ追い詰められた時、
言い訳したり、人のせいにして
自分を守る事だけ考えて
とっとと逃げる人、
本性がでてしまう人がいる。
調子の良かった時は
さも、立派な事ばかり言って
いつでも自分を頼ればいいよなんて
カッコつけていた人が
いざと言う時に
豹変したという事、あるある。
仕事でも、上司によって
随分対応が違うなと感じる事が多かった。
普段、温厚でボランティアにも熱心なご近所さんが
台風の前になっても、
家の周りの飛びそうな物を片付けもしない、
いまにも壊れそうな小屋も放置。
案の状、小屋の屋根が近所に飛んだのに
見て見ぬふり。
片付けもしない。
こんな人だったのか、とがっかりする事もある。
これは逆境とも言えないし、
ちょっと違うかもしれないが
いざ何かが起こった時の
その人の対応で人間がわかってしまうということはある。
うちの夫なんて、そのレベル以前の問題で
問題外だが。
この名言にあてはめれば、
夫にとって、子どもを育てることが逆境だったわけか。
自分の給料を家族に使われることが
夫にとっては、逆境みたいな辛い事で
さっさと逃げだした訳だ。
全てが言い訳で塗り替えられているが
夫の真価は知っている人には丸わかり。
本人だけが、自覚無し。
でも、どこかで誰かに嫌味でも言われてきたのかもしれない。
子ども達が独立したから
もう逆境を乗り越えたと夫自身はホッとしているかも。
勝手に自分を許している事だろう。
益々、自分中心になり、浪費や遊びが酷くなっていると思う。
奥さん1人すら最初から扶養する気は無い人だし
そもそも、奥さんのヒモになる目的を隠して結婚したのだから。
夫にとっては、ヒモにならなかっただけで
感謝しろというレベル。
それどころか、今後はいかに
妻子のお金で楽に老後を過ごすかを考えて居るかもしれない。
とんでもない事だ。
おそらくこのエピクテトスの言葉を
夫なら他人を非難したり、指導することに利用する。
哲学を悪用してしまう様な人は
一生救われない、不幸な人だということだろう。