久し振りに母から電話がきた。

弟から様子を聞いていたので
話の内容は予想通り。

声のトーンは低くて力が無い。

コロナのせいもあるが
鬱気味になるのは仕方ない。

体力が落ちて来て
かつての様に人とお喋りしたり、楽しい事も無いからだろう。
自分で散歩をしたり、
動く努力はしている様子。

父の手術の話になったが
やはり、病気になった事を責めている。

私の言う通りにしないからこうなった、と言う。

そうなのだ、自分の思い通りに人を動かす事を
当然と思っている。

私はそれは違うとたしなめて、同調はしない。
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父が今後介護認定を受けられたら
介護サービスを受けられるだろうから
(これまでは、母だけではサービス受けられなかった)
掃除や買い物を頼めるねという話をした。

時間が短いかもしれないから
ヘルパーさんもバタバタかもしれないけど
掃除だけでも助かると思うよ、と勧めた。

弟夫婦がいっさい、やらないので
その辺の事情が、担当者にわかってしまうだろうけど
仕方ない。恥をかけばいい。

というか、そういう家庭は結構多いらしい。

今日は、布団を干したら暑くて気分が悪くなりそうだったと
言っていた。

そういう事も危険に思う。

でも、主婦は、やりたくなるんだよね。

そんな事も、できなくなったと思いたくないし。

母のやる気は理解できる。

でも、そういう事をした後、
いつも具合が悪いと言い出す母。

かといって
他に誰もしてくれない。

母が弟に頼めばやるだろうが
いつも家に居る訳じゃないし、
気を使っている。

週に一回でもいいから
掃除とか、布団干しとか
何かしてほしい事はない?と言って
手伝う人がいれば、
全然違うだろう。

私が近所に住んでいたら
今頃、命令口調で
毎日、家事をやりにこいと母から呼び出された事だろう。

弟夫婦は、全て私に押し付けて
夫婦で娘の所に行ったり
長期旅行に行っていた事だろう。

弟に文句を言う私を母が必死で止めて
彼等だけは特別扱いで
私はヘルパーかわりに使われていたと思う。


だから、県外に居て、良かったと思う。

コロナでストレスだけど
そう思うしか無い。

それにしても、父は歳相応の認知症。

頑固でおかしくなっている。

それを何度も母に言うのだが
母も頭が固くなっているので
聞いていない。

老後、配偶者と揉めながら
憎みながら最期を迎えるのは嫌だなあと
母を見ていて思う。