結婚するまで、実家暮らし
家事はいっさいやらず
全て優しいお母さんのお世話になって
1人娘だからと大事にされた友人。

お母さんの事が大好きで、尊敬していて
いつも自慢していた。

「私の母は、お嬢様育ちで
賢くて料理は上手だし、買い物はデパートでしかしないのよ。
今でも、帰省すると何もかもやってくれるの。
私、実家で家事したことないの。
実家に帰ると天国よ。」
と話していた。
自分がそうだから
皆同じだと思っていた様だった。

私とは真逆の世界。
黙っていれば、私もそんな風に
親に甘えている様に見えるらしい。

とんでもない。

夫の件では、親に迷惑をかけたと思う。
申し訳なく思う。

それとは別に考えたい。
私は、子どもの時から
男女差別を感じて来た。
この幸せな友人には考えられないほどの。

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何といっても、一番差を感じたのは
母の言葉使いだ。

私には、乱暴な言葉で吐き捨てる様に言うのだ。
目を吊り上げて。

子どもの時から綺麗な言葉をかけられた記憶は無い。
学校の参観日に、母が私に話しかける場面を見たクラスの子が
「あなたのお母さん、変な人。」
「お母さんの言葉がおかしいね」
とか馬鹿にしてきて、とても恥ずかしかった。

弟とは友達の待遇まで違っていた。
弟の友達が家に来ると
笑顔で歓迎。親とも仲良くする。

私の友達には、いちいち文句を言い
家に呼ぶな、と言い、
それでも家に呼ぶと、不機嫌な顔で
私に用事を言いつけ、気を使った友達は慌てて帰っていた。
この時も、その友人が学校で母の事を
話題にしており、恥かしかった。

私の誕生日は、父が母にご馳走を作らせた。
夜には、あからさまに嫌な顔をし
「あんたのせいで、今日は疲れた。
何でこんな事しなくちゃいけないのよ」と叱られた。
そのせいで自分の誕生日が嫌になった。


そう言えば、お年玉も誕生日、クリスマス、一度も
親から何か貰った事が無いなあ。
それが当然と思っていた。
弟は自転車とか野球セットとか買って貰っていた。

私は女だから必要ないと言われた。
自転車は、大人になってから自分で買って
練習した。
       続く