先日、ぼーっとした頭で母と電話をしていた話。

思い出すと
弟が、時々食べ物を運んでくるようになったとか。

ピザが美味しかったと言う。

父は何も噛めないとか、あれはダメと母は愚痴っていたのに

弟が持ってくれば食べている。


それは良かった。

もし私がピザを買おうかと言えば
「そんなもん、父は食べない!」と言う。

なあんだ。心配しなくて良かった。
だから私じゃなくて弟がもっと世話をしてくれれば
御機嫌なのに。
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それにしても、意地でもお嫁さんは来ない様だ。

とりあえず、母は勝手に娘の機嫌が治った、また相手をしてくれると
思っている風。

「死」への恐怖がコロナをきっかけに襲っている様だ。

それは受け止めてあげて
「そこから逃げるより、悔いの無いように心の準備をしてみたら」

と言ってみた。逃げようともがいても無理なら
受け止めて、それに向けて動く方が落ち着くのではと思った。
母の反応は、それで落ち着いた。


「弟のお嫁さんも、お母さんも恵まれているね。私には誰も頼る人はいない。
子ども達は、まだ自分の事で精一杯。迷惑をかけられない」と言った。


母が耳鳴りがして怖い、と言うので、
「私は20代から耳鳴りに悩んでいる。そのレベル以上だけど」
とか
「お母さんの今の私の年齢の時を思い出すと、
どれだけ恵まれているかわかるでしょう。」

と言うと、母は何も言えなくなった。

まわりに自分を助ける人を集め、
いつも助けてもらい、自分の意志の通りに生きる。

それせいで、人に不快な思いをさせたり、
迷惑かけたりしても気が付かない。

人からみれば、何て我儘な人だろうと思っても
その人はそれで最後まで恵まれていく。

真面目な人はもう少し我儘に生きても良いんじゃないかと思う。

「自分の事より、人の為に尽くす生き方をしていきたい」と、
テレビで高校球児が言っていた。

全てそれじゃダメだよ。

それで戦時中、多くの若者が犠牲になったんだよ。

夫は、私がこう言うと
「そうだろう?だから僕は自分の為に生きているんだよ」と正当化するだろう。

そうじゃない。責任は果たすのは当然で、
それをした上での言葉だ。

何を言ってもわからない人はわからない。

「我慢が美徳、自分の意見を通すのはもってのほか、
他人の事を優先しろ」みたいな
おかしな戦時中を引きずった様な
教育を受けて育つと

その子の人生は後悔ばかりになるということ。

世間体が優先=他人の目を気にして他人の意見に合せる生き方

今思えばとんでもない事だと思う。

そうやってDV被害者が作られていく気がする。