訳のわからない八つ当たり、いつもの事。

もう子どもの時の私はいない。
「私が悪い?勝手に愚痴って勝手に喋って、その結果私のせいにするわけ?だったらもう相談という名の嘘の電話はしないでくれる?もう私に一切、関わらないで。」

とはっきり言った。冷静に言った。

以前はカーッとなって怒鳴ったりしていたが、最近は落ち着いて言える。今更遅いのだが。
もっと早くにもっと若い時に気が付けば良かったのだ。

子どもの頃は毒親とかDVとか虐待と言った言葉が無く、家庭内の問題はタブー化されており、女、子どもは黙って我慢すればよいという風潮だった。
自分が子育てをする様になってから、色んな子育ての本を読み、自分の過去を振り返り気が付く事が多かった。夫の事も問題点を色々考えて居るうちに、世の中が少しづつ変わって来た。

最近やっと認識が広がってきた位だ。
(でも、政府の10万円支給のやり方は、まだそう言った問題に無頓着すぎる)

もっと早くに「自分は悪くないんだ」「自分の意志をはっきり言ってもいいんだ」と気が付けば良かった。

で、今まで自分の言いなりに動いていた娘が反抗した事に対して、というかもうだいぶ前から反抗しているのだが、母にはそれがまた受け入れられていない様だ。

私に言われた事がショックだったらしく、あたふたしていた。

そして慌てて電話を切った。

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何十年もこういう事の繰り返し。こっちが具合悪くなりそうだ。

私から電話をした時は、都合悪くなると途中でいきなり切る母。自分勝手な人。
もし私がそんな事をすれば、すぐに何回も電話をかけ続ける母。
勝手に電話をきるとは許せんと。親不幸者だと。それでも無視すると手紙で責めたてる。母親を泣かせる悪い娘だと。

私は歪んだ。

親が喜ぶ結婚はしたくなかった。親というのは子どもに苦労させたくない。安心して生活ができる相手と結婚してほしいと願うのは当然だ。父には感じたが、母にはそれを感じなかった。

私が自分より幸せになることを嫌がっている気がした。でも、世間体を気にして、世間体の良い結婚をしろとうるさかった。不幸な方が一生自分を頼り、コントロールしていけると思っていたのだろう。

お見合いもしつこく勧めて来た。当時の私には、母がこういう人なので「世間体の為だけに押し付けて来る相手をなんか絶対結婚しない」と断った。が、私の意志を無視して親が勝手に話を勧めたりしていた。

だから、わざと親の嫌がる相手と結婚してやろうかとまで思ったほどだ。

その歪んだ考えが、結局自分に返って来た訳だ。親への反抗と言いながら実は自分への罰みたいな結婚をしてしまった。
夫の場合は、関係の無い他者や妻子に復讐をすることで、トラウマを発散している。

私は自分に復讐してきたのかも。

大事にされないで育った人は、自分を大事にできないと聞いたことがある。

そうだよね。親なんかどうでもいいから、もっと自分を大事にすればよかった。

「この人の為に頑張りたい」「この人を幸せにしてあげたい」「良い奥さんと言われたい」そんな想いで交際したり結婚するのは危険だ。「この人を」じゃなくて「自分を」にかえよう。

DV野郎は、そういう人を敏感にかぎ分け、ターゲットにする。甘い言葉ですりよってくる。

で、話は戻り、母と同じことを自分が子どもにしたら、どんだけ迷惑がられ、うざいと言われることだろう。

私には、夫が迷惑かけた弱味があり、仕方なく母に利用されていた。

その分、私も母を利用しようとしていたからそれで何とかバランスがとれた。

と、書いていたら、また母からの電話が鳴っている。