母からたまに電話がくるのだが、日々に愚痴っぽくなってきている。
普通の健全な❔親子関係なら、高齢で病気持ち、コロナで会えない親を心配して優しく耳を傾けてあげる事だろう。
私の場合、正直、心配というより、うんざり…という気持ちが強い。
母が鬱状態になると、「自分だけが可哀想」「家族なんかどうでもいい」「家族は自分の世話をするべき」「父が何もしてくれない」と言う言葉の繰り返しになる。
「自分は高齢だからいつ何があるかわからないんだぞ。」
「自分だけが弱い立場なんだからね。」と言うばかりで、かといって、母より年上の父の事はぼろかすに言うだけだ。ひどい時は、旅行にも行くな、とこちらの行動にまで口を出してくる。
病気になるずっと前から。
弟にはいっさい何も言わない。近所にいる暇な弟夫婦には言わず、県外にいて結婚している娘の家族の予定に口をだし、縛るのだ。
例え、私や孫が病気であろうと、そんな話は無視される。母の口から「大丈夫?」と言う言葉は聞いた事が無い。
出産や私が寝込んだ時に子どもの世話をしてもらったことはあるが、それは世間の目を気にしてということ。
という事が、わかって悲しい想いをしたこともある。(でも、助かった事は事実であり、感謝はしている。母の世話にならない方が良かったと感じる時もあったが。)
今は、コロナ騒ぎで、家にじっとしていて、弟の車で一緒に買い物をしている様だし、少なくても私たちよりもコロナにかかる可能性は少ない。
熱が36度8分なのに「熱があるからコロナかも」と電話をしてくる。
コロナと思っている割に、声は元気で大きく、長々と同じことばかり話してとても元気だ。私の方がぐったりしてくる。
最後には「ご飯はきちんと食べている。夜はぐっすり眠っている。たまに家のまわりを散歩している。家事で良く動いている。何ともない」と言う。
そして「コロナかも」「病院で点滴してもらいたい」「熱が高い」と騒ぐ。おかしい。
「絶対コロナじゃないよ、平熱だし、元気そうじゃん。そんなで熱があるだのコロナかもだのと言って病院に行くなんて、とんでもない話」と言った。以前それをやって迷惑かけているから。
すると「点滴さえしてもらえたらいい」と言う。そして急に弱い人になる。
こういう、とりあえず点滴、とりあえず注射と言って、すぐ病院にいく人がいるから健康保険が赤字になるんじゃないか。
点滴の中身を聞いても知らないという。
母のこういう言動は年齢のせいだと、認知症も入っていて、仕方がないと思えることだろう。母でなければ、私もそう感じる。
残念ながら母は、若い時からずっとこうなのだ。
いつも自分だけが弱い立場、何もできないから助けてもらって当然、と思っている。
私が本当に生きるか死ぬかの困った時、母は孫の心配をすることもなく、「みっともないから縁を切る」と言ったが、父が助けてくれた。
母は父に反抗できず、結果母も私を助けたことになった。
とっくに私は母から精神的には逃避しているが、母の方はまだいけると思っていて、今も電話をしてくる。本当に助けてくれたのは、全て父なのに、母は自分がしてやったと恩にきせてくる。
昨日の電話は、長々と喋り続け、自分で「感染が怖いから病院にはいかない方がいいわね。気分が良くなってきたからやめるわ」と決めて電話を切った。
その後、また電話がきて「気がかわった。やっぱり病院に行きたくなった。あんたが行くなと言うからやめたのに、やっぱり行きたくなったじゃないの。△(弟)に、車だしてもらうの遅くなった。どうしてくれるのよ!」と怒っている。
これも、高齢だからと思われるような言動だが、若い時からこうだった。
自分で決めた事も私のせいにし、私に八つ当たり。私が病気になると「馬鹿じゃないの」と吐き捨てた。父や弟にはご機嫌を伺う。
その時の私には、母がもう高齢だから、と母を許す余裕も器も無かった。
続く
普通の健全な❔親子関係なら、高齢で病気持ち、コロナで会えない親を心配して優しく耳を傾けてあげる事だろう。
私の場合、正直、心配というより、うんざり…という気持ちが強い。
母が鬱状態になると、「自分だけが可哀想」「家族なんかどうでもいい」「家族は自分の世話をするべき」「父が何もしてくれない」と言う言葉の繰り返しになる。
「自分は高齢だからいつ何があるかわからないんだぞ。」
「自分だけが弱い立場なんだからね。」と言うばかりで、かといって、母より年上の父の事はぼろかすに言うだけだ。ひどい時は、旅行にも行くな、とこちらの行動にまで口を出してくる。
病気になるずっと前から。
弟にはいっさい何も言わない。近所にいる暇な弟夫婦には言わず、県外にいて結婚している娘の家族の予定に口をだし、縛るのだ。
例え、私や孫が病気であろうと、そんな話は無視される。母の口から「大丈夫?」と言う言葉は聞いた事が無い。
出産や私が寝込んだ時に子どもの世話をしてもらったことはあるが、それは世間の目を気にしてということ。
という事が、わかって悲しい想いをしたこともある。(でも、助かった事は事実であり、感謝はしている。母の世話にならない方が良かったと感じる時もあったが。)
今は、コロナ騒ぎで、家にじっとしていて、弟の車で一緒に買い物をしている様だし、少なくても私たちよりもコロナにかかる可能性は少ない。
熱が36度8分なのに「熱があるからコロナかも」と電話をしてくる。
コロナと思っている割に、声は元気で大きく、長々と同じことばかり話してとても元気だ。私の方がぐったりしてくる。
最後には「ご飯はきちんと食べている。夜はぐっすり眠っている。たまに家のまわりを散歩している。家事で良く動いている。何ともない」と言う。
そして「コロナかも」「病院で点滴してもらいたい」「熱が高い」と騒ぐ。おかしい。
「絶対コロナじゃないよ、平熱だし、元気そうじゃん。そんなで熱があるだのコロナかもだのと言って病院に行くなんて、とんでもない話」と言った。以前それをやって迷惑かけているから。
すると「点滴さえしてもらえたらいい」と言う。そして急に弱い人になる。
こういう、とりあえず点滴、とりあえず注射と言って、すぐ病院にいく人がいるから健康保険が赤字になるんじゃないか。
点滴の中身を聞いても知らないという。
母のこういう言動は年齢のせいだと、認知症も入っていて、仕方がないと思えることだろう。母でなければ、私もそう感じる。
残念ながら母は、若い時からずっとこうなのだ。
いつも自分だけが弱い立場、何もできないから助けてもらって当然、と思っている。
私が本当に生きるか死ぬかの困った時、母は孫の心配をすることもなく、「みっともないから縁を切る」と言ったが、父が助けてくれた。
母は父に反抗できず、結果母も私を助けたことになった。
とっくに私は母から精神的には逃避しているが、母の方はまだいけると思っていて、今も電話をしてくる。本当に助けてくれたのは、全て父なのに、母は自分がしてやったと恩にきせてくる。
昨日の電話は、長々と喋り続け、自分で「感染が怖いから病院にはいかない方がいいわね。気分が良くなってきたからやめるわ」と決めて電話を切った。
その後、また電話がきて「気がかわった。やっぱり病院に行きたくなった。あんたが行くなと言うからやめたのに、やっぱり行きたくなったじゃないの。△(弟)に、車だしてもらうの遅くなった。どうしてくれるのよ!」と怒っている。
これも、高齢だからと思われるような言動だが、若い時からこうだった。
自分で決めた事も私のせいにし、私に八つ当たり。私が病気になると「馬鹿じゃないの」と吐き捨てた。父や弟にはご機嫌を伺う。
その時の私には、母がもう高齢だから、と母を許す余裕も器も無かった。
続く